【智頭急行】因幡街道の宿場町・智頭にて(1)
宿場町の風情を楽しめるだけでなく、鉄道むすめの宮本えりおさんや元山陽バスとの出会いのあった大原を後にして、さらに智頭急行さまの普通車で北へ北へと向かうことにしました。
智頭急行さまといえばHOT7000系「スーパーはくと」の俊足っぷりが強烈なイメージですが、普通車のHOT3500形も走り出すとなかなかのスピードです。山々をトンネルで貫き、終点の智頭に着きました。
智頭は因幡街道のかつての宿場町です。駅前に出ると山間に民家やビルが建ち並び、久しぶりの街の雰囲気でした。
駅前のこの場所には智頭大丸があったみたいですが、今はいかりスーパーが建っています。営業所とはいえ百貨店の店舗があったことからもかつての智頭の賑わいを偲ぶことができますね。
智頭駅前には日本交通さまのグループの鳥取自動車タクシー営業所がありましたが、2023年3月に廃止されていました。代替手段のAI乗合タクシーとは何なんや?と思っていると、前の道をタクシーのマグネットを貼った軽自動車が走り去って行きました。
智頭駅前で待機しているのは智頭共助交通運営協議会の自家用有償旅客運送のAI乗合タクシー「のりりん」です。自家用車を使っているみたいで、この車以外にも色々な車種を見かけました。ちなみに、先程見かけたいかりスーパーの入るビル2階がドライバーの待機所になっているようです。
古くから宿場町として栄え、林業も盛んな智頭の街を歩いてみることにしました。
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