【本四海峡バス】神戸~東浦線(大磯号)の旅(1)新神戸駅→東浦バスターミナル
1998年4月の明石海峡架橋から2023年で25年を迎えます。かつては航路で結ばれていた淡路島と本土は道路で結ばれるようになりました。今や一日100便以上のバスが淡路島各地と本土との間を走るようになり、観光だけでなく通勤通学や日常で利用されるなど、淡路と本土の生活圏はこの25年で一体となっていきました。そんな無数にある高速バス路線のうち、今回は本四海峡バスさまと西日本ジェイアールバスさまが共同運行する神戸~東浦線(大磯号)に乗ってみました。
神戸~東浦線(大磯号)が出るのは山陽新幹線の新神戸駅からです。
民鉄系の徳島行きがANAクラウンプラザホテル神戸前に発着するのに対して、JR系の淡路島・四国方面高速バスの乗り場はタクシーの乗り場の人工地盤下の生田川の畔にあります。
新神戸駅から東浦バスターミナル行きの大磯号に乗ったのは私一人だけでした。このままガラガラなのかと思ったら、ミント神戸1階の三ノ宮バスターミナルには長蛇の列ができていて、窓際の席は埋まりました。回数券を使う方が目立ちましたが、淡路夢舞台への観光客もちらほらいるようです。
三ノ宮バスターミナルを出て生田川インターから阪神高速3号神戸線に入ります。途中で山陽バスの垂水区内~三宮線のバスとすれ違いました。
第二神明道路に入り、さらに名谷ジャンクションを過ぎたあたりで垂水の街並みと明石海峡大橋、そして、淡路島の山影が見えました。乗用車と比べて視点が高く見晴らしがいいのもバスの旅の楽しみですね。
垂水インターで神戸淡路鳴門自動車道に入り、舞子トンネルをくぐると高速舞子バスストップに停車しました。ここでもたくさんの乗車があり、正座席は満席となりました。
高速舞子を出ると、すぐに明石海峡大橋を渡ります。
明石海峡大橋を渡り、淡路インターで下道に降りて、淡路島東海岸の海を眺めながら停留所に停車していきます。淡路夢舞台前では多くの方が下車しましたが、鵜崎や大磯港で降りる方も多いようです。
大磯号は新神戸駅から1時間少々で東浦バスターミナルに到着しました。
海に面したバスターミナルに降りると、磯の香りがしました。
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