【阪神バス】北大阪線の旅
阪神杭瀬駅北からの阪神バスさまのバスは野田阪神前に着いて降車扱いを終えると方向幕を天神橋筋六丁目に変えて北大阪線として運行します。
系統の設定としては野田→天六→野田の循環になっているのですね。
野田阪神前の標柱にも路線休止の案内が掲出されていました。野田は阪神電車さまの本社のある地域で、駅周辺にはグループ会社も多く「阪神村」の雰囲気ですが、阪神バスさまの青とクリーム色のバスは見られなくなります。
野田阪神前を発車したバスは北へ向かいます。
この阪神バスさまの北大阪線もこの地を走っていた軌道線の北大阪線の代替で、バスはかつての軌道線に沿って走ります。
中津を過ぎると阪急電車さまの各線と並行して、北野へと向かいます。
野田阪神前から15分ほどで終点の天神橋筋六丁目に到着しました。軌道線は交差点の西側に電停があったようですが、北大阪線のバスは交差点を左折した先にある停留所に着車します。
到着したバスはすぐに野田阪神前へと折り返しました。
天神橋筋六丁目からは20分ほどで野田阪神前に到着しました。
到着したバスはさらに方向幕を変えて阪神杭瀬駅北へ向かいます。
野田阪神前で発車を待つ阪神杭瀬駅北行きの阪神バスさまの野田尼崎甲子園線のバス。
リムジンバスと並ぶ姿も見られました。
野田阪神前を発車して阪神杭瀬駅北へ向かう阪神バスさまの野田尼崎甲子園線のバス。軌道線時代から続いてきた野田阪神への乗り入れもついに見納めとなりました。
野田尼崎甲子園線と北大阪線の休止で、阪神バスさまの一般乗合バスで大阪市内を運行する路線は消滅することとなります。昨年2023年11月の阪急バスさまの阪北線の廃止に続いて大阪の都心へと乗り入れる民鉄系のバス路線がまた一つ姿を消してしまうのは、やむを得ないこととはいえ寂しい限りですね。
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