【和歌山バス】雑賀崎へ
春の和歌山の旅、新和歌浦からさらに海沿いへ旅して来ましたのでご紹介します。
新和歌浦の西行き乗り場からは雑賀崎循環のバスに乗ることにしました。新和歌浦からもレインボーHRです。
新和歌浦までの穏やかな雰囲気から一変して、新和歌浦から先は半島状の険しい地形を行きます。
アップダウンある狭い道路をバスはエンジンを唸らせながら走っていきます。時折り目に入るのは廃墟の旅館跡で、かつては景勝地として人気を集めた観光地の現状を垣間見るようでした。
雑賀崎循環のバスで到着したのは雑賀崎停留所です。今年2024年9月で路線廃止がアナウンスされていた雑賀崎のバスですが、和歌山バスさまの発表で廃止は撤回されました。しかし、4月からは大幅に減便され、本数が半減しています。
「奥和歌浦」や「日本のアマルフィ」と呼ばれる景勝地の雑賀崎。バス停留所から民家の合間の狭い階段を下りていくと雑賀崎漁港に出ました。
漁港からは入江を取り囲むような斜面に家々が建ち並ぶ景色を見ることができました。
紀伊水道を見下ろす高台を行くのは和歌山バスさまの南海和歌山市駅行きの雑賀崎循環のバスです。雑賀崎から崖の上の道を歩いていると、眩しいくらいの景色に出会いました。
雑賀崎から再びJR和歌山駅行きのバスに乗り、和歌山市街の市役所前停留所に到着しました。停留所そばの和歌山城天守は和歌山大空襲で焼失したのを復元したものですが、紀州徳川氏の居城らしい偉容があります。ちょうど桜が咲き始めていて、多くの人々で賑わっていました。
久しぶりの和歌山は暖かくて気持ちよく過ごせました。もう少しゆっくりしたいところでしたが、和歌山城を眺めてから南海和歌山市駅へ歩き、特急サザンで帰途に就くことにしました。
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