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【奈良交通】キュービック657号車の旅(2)けいはんな学研都市を行く
奈良交通さまといえば日野製のバスが多くを占めていましたが、一方でいすゞ製バスも少なくはなく、かつては日野ブルーリボンといすゞキュービックが並ぶ光景は奈良交通さまらしい眺めでした。しかし、両車種とも数を減らしつつあり、いすゞキュービックに至っては2024年現在でわずか2両に数を減らしてしまいました。そんなキュービックで運行されるけいはんな学研都市経由の56系統のバスに乗ってきましたのでご紹介します。
祝園駅バスターミナルの2番のりばへ着車した奈良交通さまのキュービックの657号車。折り返し59系統学研奈良登美ヶ丘駅行きとなります。訪れたのは休日でしたが、意外と利用は多く、キュービックの座席はほとんど埋まってしまいました。
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祝園駅を出たバスは精華町役場前を過ぎてから南下し、さらに右折して方向を西へ変えてけいはんな学研都市へと入っていきます。精華大通り沿いには緑地が広がり、研究機関や店舗が建ち並んでいました。
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途中のATRという停留所、一体何かと思ったら、国際電気通信基礎技術研究所の略なんですね。
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けいはんなプラザ停留所を過ぎると、バスは光台の住宅地へと入っていきます。けいはんなプラザまではどこか「SPring-8」のある播磨科学公園都市を思わせる景色が続いていましたが、光台に入ると閑静な住宅地が広がっていました。祝園駅から乗った人々は光台の中でほぼ降りてしまいました。
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光台南停留所を過ぎると住宅地は途切れて、谷間に棚田の広がる景色の中を走っていきます。柘榴西停留所を過ぎると県境を越えて奈良県生駒市に入ります。
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生駒市に入ると、ほどなく終点の学研奈良登美ヶ丘駅に到着します。