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【考えてみた】QR乗車券について
2022年11月8日、JR東日本さまよりQRコードを使用した新たな乗車サービスの導入についてプレスリリースがありました。このプレスリリースに関して、QRコード乗車券やチケットレスについて感じたことを書かせていただきます。なお、本記事に記載の内容は個人的な意見です。
<JR東日本>QRコードを使用した新たな乗車サービスの導入について 11月8日14時発表 https://t.co/hyQZSbhCrF pic.twitter.com/J1jFkem73R
— 鉄道公式リリース by 鉄道コム (@tetsudo_release) November 8, 2022
今回、JR東日本さまで導入するものとは違いますが、2022年5月に大阪で開催された「鉄道技術展・大阪」で見せていただいたジョルダンさまのQR改札機は速くてスムーズで、読み込みに時間がかかるイメージのあったQRコードリーダーからははるかに進歩したものでした。
鉄道技術展、技術系の展示が中心でしたが、MaaSや営業関係の展示があり、興味深く拝見しました。ジョルダンさまのブースではQRコード改札機を体験させていただきました。QRコード改札って反応遅いのでは…と思っていましたが、思ったよりもスムーズでした。
— 垂水の止利(•ө•)N (@torioftarumi) May 31, 2022
※撮影許可いただいています pic.twitter.com/CXNTUZXU1i
しかし、JR東日本さまの発表内容から感じるのは、QRコード乗車券はあくまで紙券や遠距離の複雑な乗車券、特急券などの代替としての役割というもの。ICとQRの相互補完を目指しているのだろうなということでした。
都市圏の大量高速利用をさばくのはQRにはしんどいでしょうし、経路が複雑だったり地方線区発着だったりする乗車券の代替にICは色々と大変でしょう。
今後の乗車券は
大量・中近距離・多頻度(≒大都市圏内の利用)→ICカード乗車券少量・遠距離・低頻度(≒都市間輸送や地方線区の利用)→QRコード乗車券
という関係になっていくのではないでしょうか。
QR乗車券の実用化は長年磁気券に頼っていた鉄道の乗車券の大きな変化となるでしょう。紙券の代替だけでなく、企画乗車券に使うことができれば…など、考えると夢が広がるような気がします。
鉄道がより便利に使いやすい乗り物になっていくことを期待しております。