タロットと馴染んでく話
私とタロットのなれそめは中世好きの母の持っていたマルセイユである。
まだ小学校中学年頃、見つけて解説書と睨めっこして引いてみるものの、悩みらしい悩みもない小学生にはハードルが高かった。
中学生の頃、大事にしてたのは、雑誌の付録の大アルカナだったように思う。これは小さくて手に良く馴染んで大切にしていた。
父の作った木の小箱にいれて、時折引いていた。
20前後の頃、もう少し知りたい、とライダーウエイト版のポケット版(これは実は今も使っている)とアクエリアンタロットを持っていた。
(アクエリアンタロットは某漫画の影響であった。わかった人にはなんか進呈します。お知らせください)
小アルカナにつまづいて、結局占星術のがわかりやすいー、となる。
そこから30半ばまで、好きな時に好きな事を尋ねていた。オラクルカードも好きなのだけど、じっくり自分と向き合いたい時はタロットにつきるなぁ、と思っている。今もそれは思う。
今と昔が違うのが、学生の頃の勉強より、勉強らしく勉強している、という事。
カードの意味、意味の由来を深掘りしたり、単語帳のごとく覚えることもある。インスピレーションは大切だけど、そこだけではない。と思っている。
タロットは写し鏡みたいに自分の中にもタロットが一枚一枚出来てくると面白くなると思う。
深くなればなるほど面白い。
インスピレーションで関わる間柄だったからこそ、今色々知識を掘り込んでいくのが面白いし、活きている。一生掘り尽くしても掘り尽くせないと思う。
ただ詰め込むだけではなく、自分とタロットの真剣勝負でもあるからだ。意味さえ知ってれば出来るわけでもなく、自分だけで完結するわけでもなく、相手がいれば相手を写す鏡になるわけでもある。
なかなか奥深いと思う。
同時に、お勉強部分を苦手と思ってる人も少なくないのだな、と最近ちょっと思ったので、自分の苦手克服の為の自主練方法をば。
・語学の如く叩き込む。
単語帳ばりに叩き込む。完璧ではなくていい。少しでも頭に入るとかなり楽。
・掘り下げる。
一枚をよーく掘り下げる。面白いと思ったところを心に残す程度で良いと思う。意味、歴史、シンボルが表しているもの、知れば知るほど味が出てくる。
・例題をこなす
本や資料を読み込んでいいので、とにかく数こなす。
この場合、お勉強なので、インスピレーションに頼りすぎない。知識で読む訓練と割り切ってやる。
新しい知識を詰め込んだら自分でどう読むのか、とにかく頭を使ってみる。
まだまだ、私も色々と足りない所も多いのですが、お勉強の方法が具体的になると、やる事がはっきりしてきて、苦手攻略になるかなーなどと。
あ、あと当然この方法は鑑定とは別の自主練の方法ですので、そこはご理解くださいませ。ここに直感とか色々加わって、ようやく鑑定になる、と思ってます。
皆様はどんな風にタロットと仲良くなってますか?
どうぞ教えてくださいね!