見出し画像

【TDS】6日目:ファンタジーのまき

こんにちは、トリCです!
RTAについての記事は、情報量が多くて、整理するのが大変でした、、


【1】「葬送のフリーレン」視聴中

Amazonプライム:葬送のフリーレン

DMM.tvで、見逃していた「葬送のフリーレン」を流しながら、作業をしています。すこし前に、このフリーレンの動画を、ラァKが持ってきていた時期がありました。

私は、5年ほどTVを見ていなかったので、触れていなかった作品なので、ちょうど良いタイミングです。

ラァKは、自分の考えを言うより、動画を用いることが多いです。
URLだけ、ポンっと送られてきます。

そして、返信した時間を見て、「見てないで言ってる。この動画は5分あるから、最低でも返信に5分以上かかる(ジト目)」と、無言で言われます。

それでも、同じ動画を見たり、同じ情報を共有することで、共通言語ができるので、5年間かけて、いろんな思い出をつくったり、共通言語をつくったりしてきました。

そういえば、また「変態登場」+「いい人」キャラの声が、子安さんでしたね。

【2】イーグルアイの上位互換

前回イーグルアイの記事を書きました。
「イーグルアイを持っていたら強力だ」という話です。

最強のイーグルアイが「CIA」と書きましたが、その上位互換がいます。
それは「作者」です。

ヨルムンガンドで言えば、CIA本部のブックマンが見ている景色を作っているのは「作者」なのです。

作者は、全ての視点を見えていないと作れません。
本当の神様ポジですね。

ここまで到達出来たら、お話を作れるようになるかもしれません。
私には、まだできていないエリア!
頑張りたいですね!

【3】「葬送のフリーレン」の構造

「葬送のフリーレン」は構造が、ちょっと面白いです。
王道の「主人公がいる勇者パーティが、魔王を倒すお話」ではなく、その勇者パーティだった魔法使いエルフの100年後のお話です。

100年後の未来の「今」から、魔王討伐時の100年前の「今」が語られる形式。
この手法で、100年後から、過去100年分の出来事と、100年分の時間変化を見ることができる。

技術としては、
・「全く見た目が変わらない、長命種エルフ」
・「命の短さ」と「時間の流れの速さ」
これらを使って、膨大な量のストーリーを短時間で説明しています。
これがおもしろいです。

24分×28話=672分
この時間で106年分を伝える技術。
これが、本当に素晴らしいです。

ぜひ見てみてください!

【4】Amazonプライムで、全話無料視聴可能!

【5】複数の時間軸の移動

あともう1つ、すごいことがあります。

100年後の今のストーリーから、突然100年前の旅ワンシーンを挟んだり、1000年前のストーリーを差し込んだり、何の説明もなく、今のストーリーに戻ったり。

映像は、カメラワークが安定しないだけで、誰が話しているかわからなくなるような技術の世界です。

そんな中で、時間軸がこんなに飛んでも、違和感なく見れるのは、とてもすごい技術です。言語化してみたいですね。

観測者は、見た目も一切変わらない「フリーレン」固定。
ストーリーを通して、フリーレン自体の価値観がちょっとだけ変化します。

葬送のフリーレン時系列

簡単な「時系列整理」をしました。

【6】ネイティブ

「ネイティブ」という言葉を知っていますでしょうか。

英語のネイティブというのもありますが、重要なのは「デジタルネイティブ」や「3Dネイティブ」です。

「耐性」や「アレルギー」と言い換えることもできます。

例えば、令和生まれの人は「スマートフォンネイティブ」なので、スマホに抵抗はありません。

しかし、「ガラケー」に慣れ親しんでいて、なかなか「スマートフォン」に切り替えれなかった人もいましたね。
そんな感じです。

しかし、令和生まれの人が、これから先新しいものが出会った時に、拒絶や違和感がでない、というわけではありません。

その人の「ネイティブ」があります。

映画に出てくる、登場人物が持つ「携帯」の形が、折り畳みじゃなくなった日があります。
映画など、大衆作品を作る人には、こういうのを敏感に感じ取ります。

個人作品と大衆作品の違いも、大事です。
これもいつかしっかりと、言語化したいです。

【7】SF耐性

そのネイティブの概念を知ったのが「SF」です。

SF小説やSF映画の理解は、一般的に難しいそうです。
SFというのは、自分の日常にない世界を、想像し理解し「受け入れる」というのが発生とのこと。

これらは、SFを面白いと思っていた私には、わからない世界でした。
私の一番古い記憶にある映画は「スターウォーズ」です。若かりし頃のハリソンフォードです。
逆に言うと、小さい時からスターウォーズに出会ってしまったので「SF耐性」がついてしまったのです。

日常の中に、スターセイバーもなければ、砂漠もないし、宇宙船もありません。
でも、スターウォーズを見てしまったため「映画とはこういうものを楽しむもの」と刻み込まれてしまったのです。

大人になってから初めて「スターウォーズ」を見た人は、受け入れ態勢がなかったかもしれません。
軍隊で「SF小説を読ませる」訓練があるぐらいでした。

(ISTJ)管理者の「ラァK」は、過去思考なので、見たことないものの受け入れは得意じゃないです。
しかし「あぁ、それがあなたの見たいものなんですね」という見方をします。
「観たことあるあなた」「見たことある人間」の目線に落とすことで、知ってるものへ強制的に変換しています。

【8】「葬送のフリーレン」は、耐性なしで見れるのか?

ここで、フリーレンに戻ります。

「長命種のエルフという存在を受け入れられるか?」問題があります。
これがないと、激しい時間軸の移動に耐えられないのではないか。

・魔法
・ファンタジー
・アニメ
・人外
・ノーデジタル

結構な数の「受け入れ」が必要な作品で、更に100~1000年分の、時間軸の移動があります。

しかも、短命種の人間は80年過ぎれば、容姿が変わります。

勇者ヒンメルの50年前と後

このぐらい差があると、キャラクター数は2倍と考えてもいいのではないでしょうか。

50~100年過ぎて、見た目が変わる人と、変わらない人が入り混じります。
結構、難しい作品構造ではあると思います。

いつか誰かに聞いてみましょう。ラァKは、耐性があるので、大丈夫かどうかのサンプルになりません。

【9】ダンジョン飯

個人的に、似ているなと思う作品としては、「ダンジョン飯」があります。

・地味なファンタジー。
・バトルがメインじゃない。
・いろんな種族がいる。
・魔法がある。

ただ、この作品だと、時間軸は動きません。
モンスターを調理して食べるという、ゲテモノファンタジーです。

レビューを見ると、「派手さ」を魅力としてとらえてる人たちの、地味★1レビューがついていますね。

・料理番組って人気なの?★1
・実際に使えないし★1
・オーガニック料理みたいな漫画★1

オーガニック料理っておいしいですけどね(笑

フリーレンだと、
・ストーリーの単調さ
・主人公の努力がない
・才能なんてずるい!
というようなレビューがついています。

「葬送のフリーレン」は、SP視聴者が「一番見たいシーン」がスキップされています。
・魔王討伐の旅
・魔王とのバトル
・勇者の老後

そこで躓いて止まってしまった人は、受け入れが難しそうですね。
「今」をスキップして、「未来」を想像してみるものなので、2段階想像です。

【10】受け入れられない

SFは、日常ではない、世界観を想像して楽しむものです。
料理番組じゃないのに、料理番組ですか?という謎レビュー。

多分SP型。
(S)過去参照型
過去に見たもの、過去のデータベースから参照するので、ないものは受け入れが難しい。
(P)今の不安重視型
今の不安を解消したいので、今の評価がすべての評価になる。
「今」が過去になったら、未来の「今」次第で、過去は変動する。

似たような作品が数出て、ジャンルとして、文化として固定した後は、
SP型の受け入れ態勢が整い「俺、当時観たことあるぜ」という評価に変わる。

【11】★1レビュー観察

フリーレンとダンジョン飯に「合わなかった人」を探すために、Amazonの「漫画1巻」の「★1レビュー」を参照しました。
1巻を読んで、批評レビューを書き込むと想定したため。
二巻以降は、前回との比較などで書くので、1巻限定で見ています。

理解できないことは、別にいい悪いは、ありません。
辛い物が好きか、苦手かみたいなものです。

学校だとテストがあるので、評価されますが、大人になった今評価はないので、否定する必要はないです。

ただ「自分が理解できない」「自分ができない」ということを受け入れられない人もいるので、ある程度、サンドバックを覚悟しないといけませんね。

トリC

またね!


いいなと思ったら応援しよう!