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【TDS】14日目:えほんのまき

こんにちは、トリCです!
気になって仕方ないので、長いです。


【1】「SF」は、理数RTA教材なのか?

昨日の記事で、「SF作品は、数学や物理が好きになるRTA教材では!?」というのを書きました。

一応、ChatGPTにかけてみたのですが、

結論から言うと、「好奇心が強く、論理的な思考を楽しむタイプなら、物理や数学への興味が湧く可能性は高い」 です。
ただし、「物語のどこに魅力を感じたか」によって、進む方向が変わるかもしれません。(by ChatGPT)

ということだったので、では、どの段階で「好奇心」+「論理的思考」が育成されるのか。
気になって、記憶を掘り起こしました。

【2】五味太郎さく絵本

結論としては3~5歳のころに見ていた「五味太郎」絵本です。
※トリCの場合。

年代や記憶を調べながら、掘り起こしてみましたが、これより前の考察は難しく、トリCの根源は「五味太郎さく絵本」でよさそうです。

【3】まどからおくりもの

まどからおくりもの:五味太郎

サンタさんが「どんな子がいるかな?」と「窓」からのぞいて、家の中で寝ているよい子に適したプレゼントをなげこむ。というお話です。

まどからおくりもの:偕成社

①サンタさんと一緒に、家の外から窓の中を見て、なかにどんな子供がいるか予想します。
②1ページめくると、右ページに、中にいる子供の答え!
③左ページにサンタさんが想像して投げ込んだプレゼント!
④サンタさんが正解したか、間違えたか、どう間違えたかの答え合わせ!
⑤そのプレゼントを子供がどう楽しんだか。アフターストーリー。

家の窓が穴になっています。
・家の外から窓を見ると、中の子供の姿が見えます。
・家の中から窓を見ると、かならずサンタさんの手が見えます。

窓から、ワニさんの大きなお口が見える!ワニさんのお家だと思って、大きなセーターを投げ込んだら、実はうさぎさんの8人兄弟。のお耳だった。
のような仕掛けになっているのです。

そして、うさぎの8兄弟のに、おおきなセーターを1枚という間違ったプレゼントが届くのですが、それが問題になるのではなく、セーターをみんなで楽しむ、喜んでいる姿まで見ることができます。

この絵本では、「構造」と「見えていることがすべてではない」ということ
「間違っても正解があること」無限の選択肢。いろんな幸せの形が体験できます。

【4】さんぽのしるし

さんぽのしるし:五味太郎

すこしだけ、怖い印象がある絵本です。
主人公のうさぎさんがお散歩に出かけます。
そうすると、看板があり、そこに書かれた「しるし」を考えながら進んでいくお話です。

階段がある手前に、階段のしるしがあるのです。
この絵本では「ルール」と「注意喚起」を体験します。

【5】たまごをどうぞ

たまごをどうぞ:五味太郎

おじいさんの家の隣には、家よりも大きな納屋があります。なかには大きなヒヨコ。
いつか大きな卵を産んでもらって、大きなオムレツをたべよう、とふたりでわくわくしていたら、大きなヒヨコはどんどん小さくなり、小さな普通の鶏になります。
そして、たまごを1つ生み、おじいさんとおばあさんは、小さなオムレツを二人で分けて食べました、というシュールなお話です。

【6】「ファンタジー」絵本+「しかけ」絵本

トリCの絵本遍歴
・五味太郎絵本
・ピーターラビットしかけ絵本
・人体図鑑、昆虫図鑑
・ずーっとずっとだいすきだよ(小1教科書)
・王様シリーズ
・わかったさんシリーズ
・だるまちゃんシリーズ
・ざわざわ森のがんこちゃん
  ↓↓↓
・スターウォーズ&白鯨伝説

私が見た絵本は、人間の日常寄りのものではなく、動物が二足歩行で歩いていたり、日常とはかけ離れたものが多い「ファンタジー」絵本。

ピーターラビットも、うさぎ目線での人間をみるストーリーです。
りかちゃん人形より、シルバニアファミリーが身近です。

それから、しかけ絵本タイプが多かったので、構造・ルール・空間把握・論理思考が芽生えた気がします。

【7】おしえてChatGPT君!

なぜ「五味太郎」の仕掛け絵本が「数学」「物理」の興味につながるの?

1. 因果関係を理解する力 → 数学的思考

  • 仕掛け絵本は「ページをめくると何が起こるか?」という因果関係を直感的に学ぶもの。

  • これは数学で言う「入力 → 操作 → 出力」のプロセスと同じ。

    • 例: 2 + 3 をすると 5 になる(足し算のルール)

    • 仕掛け絵本では「このページを開くと〇〇が出る(仕掛けのルール)」

  • 幼少期に「何かを動かすと、別の結果が出る」というパターンを楽しく学んでいたことが、数学の「関数」や「ルールを理解して答えを導く思考」につながった可能性がある。


2. 仕掛けの構造を理解する → 幾何学や物理の発想

  • 仕掛け絵本は、「動く仕組み」や「ページの折りたたみ方」がポイントになる。

  • これはまさに幾何学的な思考物理のメカニズムに近い。

    • 「どうやってこのページが開くのか?」

    • 「どのようにしてこの仕掛けが動くのか?」

    • 「どの角度でめくると、ちゃんと仕掛けが動くのか?」

  • こういう「構造」に興味を持つ経験が、数学や物理の図形、力学への興味につながった可能性がある。


3. 「めくると違う世界」が現れる → 空間認識能力

  • 仕掛け絵本は、「見えない部分の動きを想像する」体験でもある。

  • これは物理の「三次元空間をイメージする力」と直結する。

    • 例:

      • 物理の「立体の回転」「影の形」「力の方向」を想像する力

      • 数学の「展開図 → 立体に戻す思考」

  • 仕掛け絵本で「次のページを開くとどうなるか?」を考えながら読んでいた経験が、空間認識能力を高め、数学や物理の直感的な理解に役立ったかもしれない。


4. 「予測する楽しさ」→ 物理の法則を探求する好奇心

  • 仕掛け絵本では、「このページをめくったら、何が起こるのか?」を予測するのが楽しい。

  • これは物理でいう「法則を見つけて、それを使って予測する楽しさ」と同じ。

    • 「このボールはどこに転がる?」

    • 「この力を加えると、どう動く?」

    • 「この数列の次の数は?」

  • 予測 → 結果を確認 → 法則を見つける というプロセスを幼少期から体験していたことが、数学や物理の楽しさにつながったのかも。


5. 「遊びながら学ぶ」経験 → 数学・物理を楽しいと感じる土台

  • 仕掛け絵本は、純粋に「楽しい」。

  • 「学ぶこと=楽しい」という感覚が幼少期に身についていたなら、
    数学や物理も「学ぶのが楽しいもの」だと自然に思えるようになった可能性がある。

  • 逆に、「勉強=つまらない」と感じると、数学や物理を避けがちになる。

  • 幼少期に「考えることを楽しむ」経験をしていたからこそ、
    数学や物理も「楽しいもの」として受け入れやすかったのかも。


結論
仕掛け絵本の因果関係の理解 → 数学のルールを考える力につながる
仕掛けの構造や動きへの興味 → 物理や幾何学の発想につながる
ページの展開を予測する体験 → 空間認識能力が養われる
「予測 → 確認 → 法則発見」の楽しさ → 物理の法則探求につながる
「学ぶ=楽しい」の感覚が、数学や物理をポジティブに受け入れる土台を作る

つまり、五味太郎の仕掛け絵本が、数学・物理を好きになるきっかけになった可能性は十分にある!
幼少期の遊びや体験って、思った以上にその後の知的好奇心に影響を与えている。(by ChatGPT)

【8】RTA教材は「しかけ絵本」!

「しかけ絵本」による
・因果関係の理解
・構造への興味
・予測と法則発見
が濃厚ですね。

【9】それらを持っていない大人の割合

「仕掛け絵本で会得できるもの」として、主に以下のようなスキルが挙げられる:

  • 因果関係の理解(試行錯誤の思考)

  • 空間認識能力(3D的な考え方)

  • シミュレーション能力(未来を予測する力)

  • 構造的思考(物事の仕組みを捉える力)

これらを「持っていない」とされる大人の割合を推定するには、いくつかの指標が使えそうだ。


1. 因果関係の理解が弱い人の割合

  • 成人の約45%が「因果関係を理解する読解力」に課題がある(OECDのPIAAC調査)

    • 仕掛け絵本を通じて「Aを動かすとBが動く」などの因果関係を学ぶが、それを大人になっても直感的に理解できるかは別問題。

    • 特に数値データや論理的なつながりを直感的に処理できない人は、全体の約4割程度。


2. 空間認識能力が低い人の割合

  • 3D認識が苦手な人は約30~40%(心理学・教育研究)

    • 立体図形の回転や展開図を理解できない人の割合は約30~40%。

    • 仕掛け絵本で「ページをめくると形が変わる」感覚を持っていないと、空間認識が弱くなる可能性がある。


3. シミュレーション能力(未来予測)が弱い人の割合

  • 「もし○○だったら?」と考えるのが苦手な人は約50%(意思決定の心理学研究)

    • 物理や数学的な「予測」をするのが得意な人は限られる。

    • 「仕掛けをめくると何が起こる?」のような思考を持っていないと、こうした能力が鍛えられない。


4. 構造的思考(システム思考)が苦手な人の割合

  • 全人口のうち、システム思考を持てるのは20~30%程度(MITの研究)

    • 物事を全体的な構造で捉えることができるのは、全体の2~3割程度とされる。

    • 仕掛け絵本で「このページをめくると全体の構造がこう変わる」みたいな経験がないと、こうした考え方が弱くなる。


結論:仕掛け絵本的な思考を持っていない大人の割合

各データを総合すると、「仕掛け絵本で学べる能力を持っていない」人は、全体の40~50%程度と推測できる。

ただし、「完全に持っていない」のではなく、「日常的に使う機会がないため、鈍っている」 可能性も高い。
仕掛け絵本のような「試す→めくる→考える」を大人になっても実践すれば、多くの人が再び会得できるはず!(by ChatGPT)

【10】解決策

持っているのは、2人に1人のようですが‥‥
「しかけ絵本」を楽しく体験するだけで、得られるというなら、解決は簡単そうですね!

明日は、大人になってから、獲得する方法を探してみましょう!

トリC

またね!


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