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【蔵出しりんこ】私立中学学校訪問記 《芝学園の巻》

最近、芝のOBやらOBパパの声を立て続けに
聞く機会があって、その熱い芝愛に心打たれ
「うんうん、私学に通うメリットはこれよ!」
って思ったのだ。

コロナの時は全く学校に行けず、コロナが
落ち着いたら、今度は腰が重くなり(殴)
なんやかやで、学校訪問記が疎かになって
いるんだけど、私学の良いところは、時間が
経とうが、理念が変わらないので、そこに
流れる匂いに、劇的な変化がないってこと。
もちろん、時代の進化には付いていけない
場合は人気がなくなるんだが、根幹は同じ
はず(じゃないと私学じゃないよね)。

そこで、これから、蔵出しとして、大昔の
学校訪問記を再掲載して記録にとどめて
おこうかと思ってアップします。
(ホレ、以前のブログ壊れちゃったので
記事が消えちゃったんだよね)
何せ古いので、それは承知しといてね~。
では、大昔の芝学園記事をどうぞ。
(まあ、今も雰囲気はこんな感じとみるが
今現在はどうなのかを見て来てね~。
それで、できたら教えてくれたら嬉しい
なり!)

芝学園(注意!2010年9月11日訪問)

りんこです。今回は東京タワーに隣接する
芝学園にお邪魔しました。
中受♂母、温泉♨良いとこ、一度はおいで~!

りんこの第一印象
泉質良好、効能抜群 芝温泉

 芝学園、言わずと知れた超人気校である。
10月に開かれた第一回学校説明会では約900名も
の受験生保護者を集めるほどの盛況ぶり、熱望し
ている人がウジャウジャいる学校だ。何が人気の
秘密なのかを探りたく小姑根性でお邪魔した。
小姑なので、当然意地悪目線である。例えお相手
が校長であろうが構うか!あたしゃ、飛ばした。

「お隣にある増上寺さんの後ろ盾があるという噂で
潤沢な経営で先生のお給金もよろしく人気もあって
エライよろしなぁ、校長先生?」
(←当然、初対面♪嫌な顔して、よろしくてよ
先生!と思って言っている確信犯りんこ)

しかしである。助川校長(趣味、お香。校長室、
すごいいい香りがする!)さすがの人格者。
柔らかい笑顔を崩さずにこうおっしゃった。

「本校はもともと浄土宗の教校として設立された
んですが、宗教色は隠し味程度なんですよ。
増上寺さんからは確かに年間50万円、学校に頂
いているんですが、生徒は一般の方が入れない
道場まで入れて頂きお話を聞けるという特典が
あるんですね。
その時に学校からお布施として50万円お包み
させて頂いているので、そういう意味ではプラス
マイナスゼロですね。学校経営は純粋に学納金と
(行政からの)補助金だけでやらせて頂いており
ます。えっと、何でしたっけ?
教員の給与ですか?(笑)

いい教育をするためにはいい給料を払うのは当然
のことです。まあ、教員にはそれ以上に働いて
もらっていますけどね(笑)
みんな、生徒のためです」

くそー、このおやぢ、なんてオープンな!
余裕でかわされてしまった。

校長、今度は資料を持ち出してこう言われた。
「りんこさん、本校では毎年、生徒に『学校が
楽しいか?』とのアンケートを取っているんです
が昨年度は中1で96%、一番低い高2でも
84%の生徒が『楽しい』って答えているんです。
それを裏付けるように高3でも33%の生徒が
皆勤です」

ああ、思い出した!この学校、卒業式に6年皆勤
の生徒を表彰するんだが、そのときに母をも壇上
に上げて一緒に表彰しちゃうという学校だった!
(ちなみに賞品は時計だそうです)あたしゃ、
自慢じゃないが皆勤賞に全く縁がないので、
ここの皆勤表彰母に自慢こかれたことがあって、
羨ましくて羨ましくてムカついたことが
あったんだった。

あたしゃ言った。「そりゃ皆勤取るような子は
学校、楽しいでしょうよ!でも、全員じゃない
じゃないですか!そんな風にうまく行っている子
ばかりを持ち上げるんだったら、皆勤なんて夢の
また夢の子にとっては辛いだけになっちゃう
じゃないですか!(怒)」

どの先生にも感じるんだが、芝って懐深いんだよ
なぁ。校長はそのとき、真剣な眼差しでこう
おっしゃった。

「りんこさん、その説はごもっともです。でもね
本校は入って来た生徒全員に期待しています。
もちろん一番からビリまでいるわけですが、裏口
はない。ビリで入ったって最低線は越えている
わけです。学年280人、学園で1700人超、
誰ひとり能力で劣る子はいないんです。
どの子にも芝での6年間を楽しんで欲しい。
芝温泉に入って良かった、不安も疲れも取れたっ
ていう学園生活にさせたいと思っています。特に
保護者から6年間居て良かったと言ってもらい
たいんです!

私立に入ったんだから勉強はして欲しい。でも
そのためにはエネルギーがいるんです。
周りから認められているという意識が持てること
が大事です。友だち関係がうまくいく、居場所が
ある。そういうことが整って、はじめて勉強に
取り組めるんですね。

私はね、社会の中で積極的に動ける子どもたちを
作りたい。そのためにキチッと物事が自分で出来
ることを生徒には期待します。自分で考えて、
自分で行動していく習慣をこの6年間で身に付け
させたいんです。

りんこさん、中高時代は人生で一番いい時ですよ。
生徒の『楽しい』って率が減ったらダメだと
思っています。私はね、とにかく子どもたちに
6年間楽しかったと言って卒業して欲しいんです。
だからこそ、入って来た生徒は全員どういうことが
あっても面倒をみさせてもらう!
学園には、その覚悟があります!」

校長、穏やかな方なんだが、気持ちが熱い。

この学校、校長をはじめとして、先生方が「楽しい」
って言葉をキーワードのように多く使う。
生徒から大人気の先生(←注 現校長武藤先生です)
もこう言っていた。

「チュー坊は手をかけます。同じことを何度も
言います。言うのをやめると奴ら忘れるからです。
でも高校生は手をかけない、てめ~で考えさせます。
大変ですねって?いや~、楽しいです。
全然、大変じゃない。生徒も教師も学校は楽しく
なくちゃダメなんですよ。学校生活ってそれぞれが
好きなフィールドで楽しくやらなきゃもったいない
です!」

 伺った日は文化祭だったので、武藤先生(現校長)
のご案内ツアーで校内を見たんだが、あたしゃ、
ちょっと気持ちに響くモノがあった。
何のリクエストもしていないのであるが、先生は
日の当らないと言うのか、目立たない展示をやって
いる教室を中心に回ったのだ。

そこで生徒に気さくに声をかける先生。
ちょっと得意気に話す生徒。
その後、先生はそっと教えてくれた。

「アイツはね、中学のときに病気がちで学校、
休んでいたりしたんですよ。でも、段々と丈夫に
なって今年はこんなにがんばっているんです!」
「あそこにいたのは、昔、人間関係がちょっと
うまくいかないことがあったヤツなんですけど、
今や部長ですよ。ウチは中高一緒の部活が多いの
でまとめるのも大変だと思うんですけど、本当に
よくやってくれていると思います」

偶然話した卒業生の父が言ってくれた。

「例え何かあっても擁護してくれる先生が必ず
いる。ここにはマイティーチャーが絶対いるん
です。ひとりになることは絶対にない!居場所が
どこかには必ずある学校なんです」

芝温泉、楽しいだけじゃない効能が沢山あり
そうだ。

芝の進路進学指導

全教員に『餌づけはやろうぜ!』って意識がある

あ~、唸った。芝、超進学校だけにやっぱ
すごいわ。先生方は「特に何も」って口を揃える
んだが、一般的に考えられるような指導はとっく
の昔から当たり前のようにやっている。資料類も
すごいし、何より先生方が丁寧で燃えている。

アタシが「やられたなぁ」って思う事のひとつに
「進学ハンドブック」がある。毎年、改良を重ね
て在校生に向けて出しているものだが、ここに
「卒業生の進学結果」なるものが載っていた。
この表にはセンター(注 現共テ)の得点順に
ほぼ全員の得点が掲載されており、総得点、国立、
私立含めての全受験校、及びその合否が書かれて
いるのだ。

解りやすく例を挙げるならば、5教科7科目型
での132番の生徒はセンターの得点は何点で、
前期で名大(理)を受け×、後期で横国(工)を
受け×、早慶の理工を受け×、理科大理工と中央
理工を受け合格、結局中央に進学したことが
一目でわかる表になっている。

アタシがすごい参考になると思うのは、ビリが
どう併願をかけ、結局何処に行っているのかも
余すところなく提示しているのだ。
玄人(深海魚母?)にはわかって頂けると思うが、
欲しいのはトップが何処に行っているかではなく、
ビリがどういう道を辿っているのかの情報だ。
在校生にとっては、今現在はどこの大学に行け
そうで、頑張ればどこまで伸ばせそうなのかを
示してくれる表である。
こんなの正直、初めて見た。

もっと秀逸なものもあった。受験体験記も同時
掲載しているのであるが驚くことに、浪人のも
載せている。なんと3浪の体験記まであった。
失敗談、科目別の攻略法、予備校の利用法プラス
悶え苦しむ姿が率直な文章で綴られている。
在校生専用の資料なので、合格したら楽しみに
読んで欲しい。
 
春日副校長が力説していたのは「餌づけ」である。
「仕掛けはいっぱい考えてある。生徒が食い付く
のを待っている」のだそうだ。「餌に食い付いて
くれたら、しめたもの!自ら動いた瞬間、自立
して成長していく」のだと熱く語られる。

「受験生の親御さんが『補習をやってくれるのか?』
って聞いてくるけど、そんなの当たり前でしょ?
1731名、ひとりひとりが赤点を取ったなら、
マンツーマンでみるのは私立なんだから当然でしょ?
私たちが考えているのは、今以上の仕掛けがどう
できるかなんです。全教員に『餌づけはやろうぜ!』
って意識がある」

餌づけをイチイチ書く誌面がないのでひとつだけ
最新餌づけをご紹介しておく。
この夏、高1深海魚21名に増上寺での2泊3日の
「寺習室」が開かれた。アタシには手に取るように
わかるが、100%こいつらは深夜族だろう。

それを早朝の境内掃除から始めさせ、乱れた生活
習慣を改めるところから修行させている。参加者の
感想は「あれに参加してよかった」「勉強のノウ
ハウを掴んだ」「朝早く起きるのは清々しかった」
というものであったそうだ。
長男を寺に預けたい!と本気で悩んだことのある
アタシは、この制度が羨ましくて仕方なかった。
やっぱ仏教校は奥行きが深いわ・・・。

この学校、特進クラスがないんだよな。
そのこころを聞くと副校長はこうおっしゃった。

「優秀な教員を集めて280人中50人を鍛えて、
その内20人が東大に入ってくれたら芝は安泰
なんて教育はしません。過去、選抜クラスを
作ったら、学校の雰囲気がバラバラになったこと
があったんです。50人だけ伸びればいいのか? 
他は学費を納入してもらうだけでいいのか?
そうじゃないって猛省したことがあります。
やっぱり全体を伸ばすということが教育の基本です」

(ただし高2でコース制には分かれる。Ⅰコースが
国立型で文系トップ45名・理系トップ45名の
クラス編成。Ⅱコースが国立私立型で30人編成
クラスにしている。Ⅰコースが重装備型で7時間
必修授業、このコースは当然、休み時間も勉強して
いる。Ⅱコースが英数を中心とした選択制で
あわよくば国立、私立はガチで固めたい!という
生徒用のもので極めて現実的と言える)

もうひとつだけ面白い話を聞いたので書いて
おきたい。
平成16年度から自分自身の夢を叶えてもらいたい
ということで職業研究や大学研究やらの進路指導を
徹底させているらしい。その指導法がこんな風に
実っているという実例を挙げてみたい。

4年前に芝内でセンター2位の子がいたらしい。
当然東大余裕レベルである。しかし彼は自分のやり
たいバイオの研究には農工大がベストと判断し、
進学した。職業と学問分野をキチッと調べ上げた
結果なのだそうだ。

3年前には「新幹線の運転手になりたい!」という
生徒がいたそうだ。何でも大卒だと新幹線の運転手
さんにはなれないという内部規律があるらしく、
彼は両親、学校とも十分に話し合った末、希望
どおりにJR東海に入社したと聞いた。

ある年は「軍艦に乗りたい!」という生徒がいて、
海上自衛隊を希望したそうだ。学校は防衛大学を
勧めたそうだが、調べてみると防衛大に入ると
士官になり軍艦には乗れないシステムになって
いるらしかった。2等兵で入るならば船に乗れる
という規約があるそうで、この生徒も熟慮の末、
船乗りという「夢」を叶えたと聞いた。
要は、早稲田ならどの学部でもいいという乱れ
撃ちのような受験はさせない、高校生のうちに
自分は何に興味があって、将来何をしたいのかを
きちんと考えさせる進路指導をしているという
ことなのだ。

進路指導の方向性は「将来リーダーシップを
とって社会に貢献する」というものであるから
「6年間、プラス思考の仕掛けをたくさん作って
モチベーションを高める」ことに徹したいと力強く
副校長がおっしゃった。
進路指導って本来はこういうものなのかもしれない
と思いながら話を聞くアタシであった。

りんこのそりゃ教師冥利に尽きるやろ~ 芝バージョン

→手を放して抱きしめる

質問「気温が35℃以上になる日は部活を
サボりたいです」
答え「熱中症になる前にサボりなさい」

質問「ああ、彼女が欲しいよ!!!!
どうすればいいですか」
答え「わかる。その気持ちよっくわかる。
でもね、なんともならない時はあるのよ。
悶々としなさい。悩め、少年!!」

これは相談室前に掲示されている「何でも
相談用紙」の一部である。
「生協の白石さん」を真似て作ったものらしいが
記入済みの相談用紙が束になって置かれていた。

この学校は本当に深い。いろいろと理由はある
んだが、その大きな理由のひとつに遠藤教頭の
存在を挙げておきたい。教頭はこの学園が誇る
「こころの相談室」の専任カウンセラーである
(教頭の他にも5名の認定カウンセラーがおり、
常時、3人編成で対応している)。今や、どの私立
でも「カウンセラーはいる!」と豪語するが、
その殆どが非常勤の週2回だけ来るような外部
カウンセラーである。しかし芝はちょっと違うのだ。
カウンセリングなんて言葉が一般的ではない
20年も前から、この学校には相談室があり、
先生はそれ専門におられる人なのだ。
教頭がそれ専門に常駐している学校があるのか!
と驚いた。
しかも教頭は寺の住職でもある。
週末は田舎の寺に戻るという生活をずっと続けて
おられるそうだ。

助川校長がアタシに出会って一番最初に言われた
言葉が「どのような生徒が来ても対応するのが
芝のスタイル」というものなのであるが、
要は校長は「受験さえ突破してくれるならば
発達障害の子どもも面倒みますよ」と宣言して
いるのだ。

相談係というものは「どうやったら夢を語れる
ようになれるのかを手伝う係」だそうで、その相談
範囲は生徒は当然、教師、OB、なんと受験生の母
にまで及ぶというからびっくりだ。
年間2000件の相談を受けるそうで、芝の大方針、
子どもたちを「手を放して抱きしめる」という
ことを最前線で実行している部隊なのだ。

ついでに言っておくと芝には「不登校・親の会」
がある。月1回酒を飲みながら親睦する会だそうで
芝のステータスだと説明された(深すぎる、
この学校)。

アタシは随分と長いこと、この遠藤先生と話を
させてもらっていた。気が付いたら夜になって
いたのだ。先生の語る話、ひとつひとつに涙して
いたからだ。

その中で、もしかしたら教育ってこういうこと
じゃないかって思ったことを挙げてみたい。
皆さんは、どうお考えになるだろうか。

「りんこさん、僕は週末は田舎のオンボロ寺の
住職でしょ?(笑)僕はね、ときどき寺に子どもを
連れて行くんですよ。最近だと、こんなことが
ありました。
中2~高2まで不登校の子がいてね、何て言うのか、
すごく気が弱くてね、三分の一以上は教室には
入れずに相談室で過ごしていた子でした。
同年代と一緒にいることが難しい子でね、結局、
高2の3月で学校辞めちゃったんですよ。

『どうしている?』って聞いたら『ブラブラして
いる』って言うんで田舎の寺に呼んだんです。
あそこには僕の姉が住んでいるんだけど、そこに
住めよって言ってね、6月から寺に住むように
なりました。

朝は姉に起こしてもらって『オイ、ヒロト
(仮名)!鐘ついて来い!』って言われながら
1年近くきちんと朝夕の鐘つきしたんです、
毎日ね。週末は僕が行くから、一緒に過ごして。
僕の指導?いい加減なものですよ、僕は英語の
教員なんだけど、ネットから(英語バージョンの)
エロ本取り出して『これ読め!』だからね。
でも意味を知りたい一心で辞書引くようになるから
人間って面白いよね(笑)

そうしたら大学に行きたいって言うようになった
んですよ。やっぱり好きなコンピューターの道に
進みたいって言うようになった。大検も取って、
大学も受けたんです。なんと受かってね、すごい
でしょう?

そうこうしている内に3月の彼岸になったんです。
その日は檀家が全員来るような日でね、僕の後ろに
座らせて供養のお経を一緒に唱えさせたりして
いました。それが終わった後『もうこの村とも
お別れだから、一言言え!』って言ったらね、
それまで人前で何かを言うなんてことは考え
られない子だったんだけど、大勢の人の前で
ヒロトはこう言ったんですよ。

『受け入れてくださってありがとうございます』
って、泣きながらね。
『卒業するけど、また戻って来ますから』って。

人って求められるところにいられたら、
人生としては幸せなんですね。
ヒロトはひとりで生きているわけではないって
感じ取ってくれたんですよね、色んな人がいて、
はじめて自分の人生があるんだってね・・・。

大学入ったヒロトに『オイ!たまには寺に来い!』
って言ったら、アイツなんて言ったと思います?
『悪い、先生!サークルがありますから(忙しい)』

嬉しかったですよ、りんこさん。
本当に嬉しかったですよ・・・。

僕はね、禅宗の坊主なんで、一期一会って言葉が
好きでね。もうこの人には二度と会えないかも
しれないって思うから、一生懸命、人に会いたい
って思う。一生懸命、人に会うことは大切なんだ
って子どもたちにも伝えていきたいですよね」

真っ暗な帰り道、東京タワーに照らされながら、
目が真っ赤なアタシは「夜で良かった」って
思っていた。

つぶやきりんこ

→アタシには芝は無理!

芝は好きだ。すごく好きだ。だけど息子の学力が
達していたとしてもアタシには自信がない・・・。
ここ4月から11月までは8時始業なんだよ!
8時に授業が始まるってことだよ!
明治時代から8時なんだって。おまけに、どんな
親切なんだか高2、高3には7時からの数・理・社
の早朝補習があるそうな・・・
(希望制、60人~70人が参加)。

学食ないし、基本的にはお弁当!って言うし。
子どもとの会話がなくなる時期にお弁当を通して
母と会話して欲しいんだってさ。
「苺の汁がごはんについたら食えないだろ!」
なんていう文句でもいいから会話のきっかけにしろ!
っていう学園のご配慮だそうな。

7時の授業に間に合うようにお弁当作るって、
母は何時起きですかぁ~~~???
芝のお母さん、ホントに尊敬する!

りんこのおまけ

東京タワーに隣接している学園ならではの話。
夜にOBが彼女を連れて来るんだって。
それが卒業生の夢でもあるらしい。
校舎最上階から見る夜景はホントにロマンチック
だもんね。
先生曰く「帰ろうかなぁ」って思っているとOBが
来て「先生!ちょっとだけ!」って無理を言う
そうな。「しょーがねーなー、10分だけだぞ!」
って先生も答えるって言うからアタシ、大笑い
しちゃったよ。いい学校だよね~。

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鳥居りんこ
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