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夏の壮瞥旅行記~ミリオンライブが繋いでくれたもの~


はじめに

皆様こんにちは。鶏肉貴族(@toriniku89)です。
今回、アイドルマスターミリオンライブ(とのコラボ)をきっかけとして、7月に2泊3日の行程で北海道有珠郡壮瞥町へ旅行へと行って来たため、その際の記録を残すべく筆を取りました。

私自身、旅行好きなことを自称こそしていますが、こうして旅の記録を旅行記として纏めるのは初めてなことと、自分語りや蛇足も多く含まれてますが、それでもよろしければ暇つぶしにでも読んでいってください。

旅のきっかけ~りんごまつりのあの日から~

さて、早速旅行日当日の動きから…といきたいところですが、まずはなぜ壮瞥町に行ったのかという、きっかけの話をできればと思います。

時を遡ること昨年(2023年)10月、アイドルマスターミリオンライブというコンテンツが好きな人間としてミリシタ(ゲーム)等を楽しんでいた私に、一つのニュースが飛び込んできました。それがこちらです…

ミリオンライブと登場するアイドルの一人「木下ひなた」(以下ひなた)壮瞥町(のイベントであるそうべつりんごまつり)のコラボの発表でした。

調べたところ、漫画「アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover」(以下ミリオンBC)作中に登場したひなたの出身地(北海道)の描写が、有志によって壮瞥町ではないかと推測された…とのことですが、そこからコラボまでに発展するほど大きな流れになるのは驚きですね。

閑話休題。恥ずかしながら、私自身壮瞥町を知ったのはこのコラボの第一報を見てからであり、それまでは北海道に壮瞥町という自治体があること自体全く知りませんでした。

そのため、ミリオンライブのおかげで壮瞥町を知ることができたといえます。
逆に、私がミリオンライブを追っていなければ、壮瞥町を知る機会は殆どなかったともいえます。

記事開始早々のタイトル回収になりますが、まさに「ミリオンライブが繋いでくれた縁」ということで、本当に感謝しかないですね…

壮瞥町を知ることができたのも、ミリオンライブがあってのこと…もう足向けて寝られません…

ただ、このコラボをやっていた当時は、行ってみたいという気持ちこそあれど、9月に函館に行ったばかりという事情や、交通アクセス・日程的な面から今壮瞥町に行くことは難しいという結論に至り、SNS上でコラボの盛況ぶりを見て満足していました。

コラボの際の様子は、他のプロデューサーさん達が上げているので、そちらに譲らせていただきます…

時を戻して2024年の6月、私は体が動く若いうちに色々な場所へ旅行に行くというモットーのもと、旅行計画を練っていました。

その過程で(地元名古屋は暑いので)避暑できる場所がいい→涼しい場所といえば北海道→北海道といえば昨年行けなかった壮瞥町と、セルフ連想ゲームにより、トントン拍子で壮瞥町に行くことを決めました。判断が早い

また、昨年9月に初めて北海道(函館)に行った際、目に見えるもの全てに感動していたこともあり、また北海道に行きたいという気持ちをずっと持ち続けていたのも、北海道に決めた一因です。

帰ってきた直後、友人とミリアニ第2幕を見に行ったら、第3幕の予告で函館が聖地になっててひっくり返ったのはまた別のお話…

昨年、初めて行った北海道(函館)で見た夜景です。忘れられない思い出ですね。

さて、行くと決めたのであれば全速力で動く男です。
1.7月19日(金)から21日(日)までの2泊3日の行程(金曜日は夏季休暇を取得)
2.移動時間の観点から、飛行機で行く
3.(空港を除いて)他の都市には寄らず、基本的に壮瞥町とその周辺で過ごす

こちら3点を即座に決め、宿や飛行機の便探しを始めました。
このうち3番目に関しては、無理に色々な場所に行って足腰を疲弊させるよりは、のんびりと1か所(壮瞥町)で時間にゆとりを持って過ごしたほうがいいという持論からですが、実際あまり時間に追われることもなかったので、いい判断だったと思います。

旅行計画

↑宿探しは、こちらのページからさせていただきました。
洞爺湖町(壮瞥町のお隣、こっちにも宿が結構ある)での宿泊も検討しましたが、やはりひなたの出身地(と思われる)壮瞥町で泊まりたいという思いが強かったので、こちらから探すことにしました。

ここから、今回の日程での空き状況・温泉に入りたい・美味しいご飯を食べたい・道の駅や役場からのアクセス(バス)・比較的リーズナブルに泊まりたいetc…といった諸々の欲望検討事項を考慮した結果、今回は「旬菜宿房いこい荘」さんに決めて予約を行いました。

↑今回お世話になったいこい荘さんのHPです。バス停「壮瞥温泉」で下車してすぐ(目の前)というアクセスの良さに加え、温泉あり、美味しいご飯ありとマジで最高です。

続いて、飛行機についてですが、こちらは無難にANAを選択しました。
現地で過ごせる時間を長くすべく、行きは朝一の便を選択し、帰りは空港でのんびり過ごしつつも、帰宅時間が遅くなりすぎない16時到着の便を選択しましたね。

特にセール価格とかではありませんが、取れれば無問題です。(割引制度は利用)

その他、空港から壮瞥町へのアクセスに関しては、新千歳空港→南千歳駅乗換→(特急で1時間15分程度)伊達紋別駅→タクシー※というルートで計画を立てました。

※伊達紋別駅から壮瞥町まではバスが出ていますが、時間的に乗れるかが不明瞭だったため、今回はタクシーでのアクセスにしました。

壮瞥町に到着した後に関しては、絶対に行きたい場所(役場や道の駅・ミナミナ等)こそあれど、特に深くは考えておらず、成り行きに任せる計画です。それは計画と言えるのか?

余談

実は壮瞥町への旅行計画を立てた後、「北海道に行くなら沖縄も行きたいな」という異常旅行好きムーブ(?)を発動し、この旅行に先立つ形で7月13日(土)から15日(月・祝)まで沖縄旅行に行ってました。※

※計画自体はこの旅行が先ですが、実際に行ったのは沖縄が先というわけです。ややこしいな

沖縄旅行(3連休)→中3日間普通に仕事→北海道旅行(夏季休暇込3連休)という、傍から見たら狂気としか思えない動きですが、旅行好きとして一度は「1週間のうちに沖縄と北海道(日本の最南と最北)両方に行きたい」という思いがあったので、実績解除できて本当に良かったです。

沖縄旅行の話は本筋から大幅に逸れるので、また別の機会にお話できればと思います。

↑つい数日前まで沖縄にいたはずなんですがね…()

旅の記録~旅立ちのコンパスを持って~

↑推奨BGM:旅立ちのコンパス

お待たせしました。ここから旅の記録となります。

1日目 7月19日(金)

さて、この日は前述した通り夏季休暇を取得していたので朝起きて少し部屋の掃除をしたのち、持っていく荷物を最終確認して早々に家を出ました。

旅行というとキャリーバッグを想像しがちですが、私は荷物が多いことが好きではないので、基本的にリュックに必要最低限の荷物(財布等の貴重品や着替え)を入れて行くスタイルです。

もし足りないものがあれば、現地調達すればいいくらいの心持ちですね。

閑話休題、名古屋圏の空港アクセスを担ってくれている名鉄のミュースカイに乗り、中部国際空港を目指します。

特別ラッピング車(?)だったらしく、カラーや内装が変わっていました。
一応ピーチとスカイマークの方が出発時間は早いようです。

そうこうしているうちに、あっという間に中部国際空港に到着しました。
コンビニで機内で食べる朝食を購入後、発券と手荷物検査を手早く済ませ、あとは出発を待つだけという状態になりましたね。

↑出発待ち。この瞬間が1番テンションが上がる時かもしれません…

出発。そらのうえにいる
八甲田山を越えて…
北の大地へ...!
サッポロクラシックの広告がお出迎え…

1.北海道上陸

本筋では無いので、到着までの様子はダイジェストでお届けしましたが、北の大地、北海道の新千歳空港(千歳市)に到着しました。

搭乗等もスムーズに行われたためか、到着が多少早くなり、本来乗る予定だった電車より、1本早いものに乗ることができました。

エアポート39号、Thank You!ってことで縁起が良さげです。
南千歳駅着(9時47分くらい)

乗り換え予定の特急北斗は10時16分発とだいぶ余裕ができたため、北海道の涼しさを肌で感じつつ、待合室で待っていました。

発車案内を確認し、期待に胸が膨らみます。
初乗車となる特急北斗

2.伊達紋別駅へ

特急に揺られること1時間15分、遂に伊達紋別駅(伊達市)に到着し、可奈やひなたもここから向かったのかと感慨深い気持ちになったことをよく覚えてます。

ホームの人がいないことを確認して写真を撮ったりしていましたが、とにかく風が強かったですね。

漫画「ミリオンBC」にも出た、伊達紋別駅に到着です。
特急北斗を見送り…
ホームはこんな感じ。
美奈子のぬいと一緒にパシャリ。ドリームトラベラーです。
当てて確反の昇龍ってコト!?(違う)
駅舎にて。いい雰囲気出てます。

駅で一通り写真を撮った後は、11時半とお昼の時間だっため、駅の近くで昼食をとることを決め、旅行時の強い味方グーグルマップを見ながら向かいました。
今回お邪魔したのは、伊達紋別駅から徒歩3分に位置する食工房「チロル」さんです。

駅からのアクセスは良好です。

ここで、ラム肉定食とアイスコーヒーをいただきました。
味の良さは勿論のこと、レトロな内装と落ち着いた雰囲気がとても良かったですね。
壁にある大きな本棚には、漫画本がぎっしり並べられていました。

ラム肉定食。北海道に来たことを実感します。
アイスコーヒー。めちゃうまでした。

さて、昼食を食べ終えて駅に戻ってきた私ですが、ここで痛恨のミスをやらかします。

駅前にバスが来たにも関わらず、どこ行きなのかよく分からないので見送ってしまったのです。
おそらく伊達紋別駅12時14分発の(壮瞥経由)洞爺湖温泉行きだったと思いますが、タクシーで向かう気満々だったので、バスの時刻表の確認を失念していました。旅にやらかしはつきもの

「あのバスに乗っていれば…」と、悔しさを隠しきれない私ですが、これもまた旅の醍醐味だと気を取り直し、丁度駅に来たタクシーで壮瞥町へ向かいます。
きちんと壮瞥の道の駅までと伝えたのに、勘違いで最初伊達の道の駅まで連れて行かれたのは内緒

あと、ここで壮瞥の読み方のイントネーションがそうべつ(→平坦)ではなく、そう↑べつ↓であること知りました。
また一つ知識が増えた…

3.壮瞥町からこんにちは

雨の降り頻るなかタクシーに揺られ、13時前には壮瞥町の道の駅、「道の駅 そうべつ情報館i」に到着しました...!

遂に壮瞥町に来たんだという実感と感動が湧き出てきて、(雨が降ってるのに)数分くらい立ち尽くしてた気がします。
人間って感動で動けなくなることあるんですね(今更)

約束の地、壮瞥町(の道の駅)に到着ッ...!
この日は普通の平日だったこともあり、基本的に地元の方達が多かったです。

こうして、壮瞥町の道の駅に降り立った私ですが、中に入るや否や、あまり興奮しすぎて職場や両親へのお土産をはじめ、商品をドカ買いしていました。荷物が多いのは嫌とは…

店内にはひなたのポップもあり、更に興奮が加速しましたね。
本当は大きなりんごジュースや酒類も買いたかったのですが、重さ的に泣く泣く断念した模様()

↑壮瞥町到着ポストです。興奮が隠せてない

ちなみにこのポスト、平日の昼下がりというお世辞にも人が見ているとは思えない時間に投稿しましたが、謎に伸びました。Pの拡散力恐るべし…

4.ミナミナ&ヨツカド商店さんにて

買い物を済ませた私は、おそらくこの旅で一番見たかったものを見るべく、道の駅の真向かいにある「地域のあそびば ミナミナ」へ足を運びます。

地域のあそびば ミナミナです。
謎のりんご看板。何これ怖い(困惑)

そして…

これだ…
これが見たかったんだ...!

ミナミナ内にある、木下ひなた祭壇です!
全国のP達の寄付もあり、日々その大きさを増しているとのことですが、まさしく圧巻の光景ですね。

やはり壮瞥町に来たからにはこちらを見ておきたいと思っていたので、遂に実物と対面できて感無量でした。

りんごめぐりの時ののぼりも、きちんと飾ってあります。

中で話し合いが行われていたこともあり、写真撮影もほどほどにミナミナに併設されている「ヨツカド商店」さんへ足を運びます。

コーヒーとお菓子を頂いて一服。

ここで先ほど話し合いをされていた方(ヨツカド商店のお店の方)が「祭壇を見に来てくださったんですか?」と、お声がけくださりました。

ミリオンライブをきっかけに名古屋から壮瞥町に来たことや、旅行の行程のことなど、楽しくお話していると、「今、壮瞥町のYouTubeチャンネルを登録すると、壮瞥町のグラスをプレゼントしているんですよ」と案内してくださったので、私は二つ返事でチャンネル登録を了承し、グラスをいただきました

お前は...!?(撮影:自宅)

ヨツカド商店を後にする時には、「旅行楽しんでくださいね」と言ってくださったので、私も「ありがとうございます!楽しませていただきます!」と言って次なる目的地である壮瞥町役場へ向かいます。

わざわざお声がけくださり、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます…

さて、壮瞥町役場へのアクセスですが、徒歩でも22分程度と普通に行ける距離だったことや、雨も止んでいたため、壮瞥町の自然を肌に感じるべく、徒歩で役場まで行きました。

ここから…
歩いて…
Aマートを越えて…
真っ直ぐ道なりに…
壮瞥郵便局
北海道と言えばセイコーマート(ふじさわ店)。今回の旅では2度ほどお世話になりました。
壮瞥川を渡ると…
壮瞥町役場に到着!

4.壮瞥町役場より

町の風景を楽しみ、下校中と思われる小中学生を微笑ましく感じつつ、道なりに歩いて、「壮瞥町役場」へと到着しました。

※ここから暫く自分語りゾーンなので、興味のない方は飛ばしてください。

唐突に仕事の話になって申し訳ないのですが、私の職業はどこかの自治体で働く地方公務員です。(行政職・現在は福祉系部署にて勤務中)

そのため、役場に着くや否や、「来週はあの起案しないとな…」やら、「あの照会の回答期日は〇日だったな…」などと考えを巡らせてしまいました。完全に職業病です

また、役場内には私の係で行っている事業と関わり深いものもあり、「あ、ここでもやってるんだ」と、若干嬉しくなっていましたね。

後日、職場でその話をすると、先輩が「とりにく君、休暇のはずなのにそれ完全に仕事してるよ!」と笑いながら言い、係長は「(他市町村への視察研修ってことで)出張になるね。旅費でるかな。」とボケをかましてくれました。旅行命令出さなきゃ…

また、一端の行政職員として、私がメイン担当の毎年行っている行事があるのですが、私自身、翌年度の予算要求のために各所から見積書をかき集め、財政の担当部署からの質問に答えるなど、奔走した経験がありました。

毎年行っている行事の予算要求ですら(新卒で入庁初年度だったとはいえ)大変に感じたので、りんごめぐりのコラボのように一から積み上げていくとなると、相当に大変であることは想像に難くありません。

そんななかでも、無事に予算を成立させ、コラボにこぎ着けたのは本当に凄いことだと思います。
壮瞥町の担当者の方、ありがとうございます…!

自分語りゾーンここまで

本筋に戻りまして、壮瞥町役場に到着した私は、併設されている図書室に向かいました。
理由としては、ミリオンBCの9巻(ひなたが地元に帰省する話が収録され、勿論壮瞥町をモデルにした町も登場)と、ひなたと壮瞥町について書かれた同人誌が置かれているという情報をキャッチしたためです。

ここで一時間と少々滞在し、前述した2冊はもちろんのこと、農業白書を読みふけり、聖地の再確認をしたり、農業に関する知見を深めることができました。

5.いこい荘さんへ

その後は、役場前から出るバスの時間に合わせて出発し、16時頃に2泊ほどお世話になるいこい荘さんへ到着しました。

役場前のバス停。年季が入っている…
眼前に広がる洞爺湖を眺めて
いこい荘さんに到着しました。

チェックインを済ませ、早速部屋に案内されましたが、THE・旅館といった趣であり、普段ビジホばかり泊まっているので窓から見える洞爺湖も相まって、めちゃくちゃ感動していました。

言葉に言い表わせないくらい良い部屋です。

↑到着時のポストです。ロケーションが最高すぎる…

荷物を降ろして一休み…といきたいところですが、「夕食は絶対ここで!」という場所があったので、荷物を整理して再びバスに乗り、町の中心へと戻ります。

旅行中にお世話になった道南バスさん
りんごマークの公衆トイレ
ここは...?

6.飲み喰い所 ひさごさんにて

この日の夕食場所に決めていた場所、それこそが..…

町内唯一の居酒屋「飲み喰い所 ひさご」さんです!

ただ、正直に言うと、入る時はめちゃくちゃ緊張していました。
やはり、個人経営かつ地元の方が集まる場ということで、部外者の私が入っていいものかと不安だったからです。

実際、入店時は客が私一人だったこともあり、めちゃくちゃぎこちない喋りと動きをしていました。

しかし、少し経って地元の方が2組ほど入店されたのを皮切りに、お店のご夫婦と地元の方を交えて、ここに来た経緯やわが地元名古屋と北海道の違いなどめちゃくちゃ話が盛り上がりました。

お酒が入って話しやすくなったのはありますが、話を振ってくださったご夫婦と地元の方には感謝してもしきれないです。

あと、地元の方には「最初高校生くらいかと思ったけど、お酒を飲んでいるので20歳以上だと分かったよ」と言われて喜ぶ私でした。(現在23歳男性)

食べ物はどれも絶品で、お酒もめちゃくちゃ進む至福のひと時でしたね。

日本酒、焼鳥(豚)、海産物、いか刺etc…どれも最高でした!

そして、ひさごさんでの交流を経て文字通り心も暖かくなった私は、その足で前述したセイコーマートふじさわ店に向かいました。
名古屋では見られない商品の数々に心を躍らせつつ、満面の笑みで商品をカゴに入れていましたね。

↑名古屋民、セイコーマートの誘惑には抗えずドカ買い..…

セイコーマートで買い物を終えたあとは、タクシーを利用して宿へと戻りました。

↑1日目のセコマ→宿と、最終日の宿→伊達紋別駅間は、道南ハイヤー(株)さんのタクシーにお世話になりました。
接客もよかったので、次もぜひ使いたいですね。

7.翌日に備えて

タクシーに揺られて宿に戻ったあとは、お待ちかねの温泉で疲れを癒し、1日で使ったお金を精算したり、明日はどこに行こうかと考えつつ眠りにつきました。興奮で寝つきが悪かったのは内緒

美奈子ぬいと一緒にひなたを見守る構図

2日目 7月20日(土)

洞爺湖を眺めながら起床

本旅行の2日目になります。
この日は晴れ予報だったこともあり、タクシーで昭和新山とクマ牧場堪能コースと、洞爺湖をゆったり遊覧コースの2択を考えていました。

結果的には、元々洞爺湖に行きたい気持ちが強かったため、後者に決定しました。そもそも職場でのお土産が洞爺湖のやつ

早く目が覚めたので、パンとコーヒーを食べてました。朝食前なんですが
朝食です。めっちゃ美味しい(語彙力喪失)

1.洞爺湖の真ん中へ行こう

朝食を終えた私は、小休止ののちバスに揺られて壮瞥町のお隣、洞爺湖町に足を伸ばします。銀さんの木刀ではない

洞爺湖町にて。めっちゃ歓迎されてる。

洞爺湖には湖の中央に中島という島があるのですが、そこまで行く遊覧船があるので、そちらに乗って中島へ向かいました。

↑遊覧船より。とうやこのうえにいる。

月並みな感想ですが、とても水が綺麗でした。
島に上陸。自然に満ち溢れています。

さて、遊覧船で中島に上陸したものの、島を一周するルートは足腰を破壊しかねないため、博物館で知見を深めつつ、特にこれといったこともせず、遊覧船が来るまでのんびりしていましたね。

美奈子、洞爺湖だよ…
博物館にて。貸切でした。
真ん中にいる。

ちなみに、この時あたりにはXのポストなどから「壮瞥町(洞爺湖)に来ているPの方がもう1人いる...!」と確証を得ていましたが、直接お会いすることはなく、無言で「いいね」を送り合う奇妙な関係になっていました。これはこれで楽しかったですw

洞爺湖よ、さらば…

そんなこんなで、10時半頃には中島から撤退しました。晴れてて良かったです。

案内看板

戻った頃には時刻は11時前を指しており、観光客も比較的多かったことから、ここで早めに昼食をとりました。

今回お邪魔したのは「レストラン 望羊蹄」さんです。ハンバーグが絶品でした。

真っ昼間からハイボールを流し込み、ハンバーグを堪能していました…
洞爺湖でもセイコーマートを発見。セコマブランドの水を買いました。

2.壮瞥公園を目指して~実質たんけんぼうけん☆ハイホー隊~

さて、昼食後は洞爺湖周辺でも屈指のビュースポットと評される「壮瞥公園」を目指してバスに乗ります。

バス停にて。北海道といえども日差しと暑さが厳しく、バス待ち中に日焼け止めを塗りました。
滝ノ上にてバスを下車

壮瞥公園へのアクセスとしては、最寄のバス停から徒歩20分程度なのですが、いざ行ってみると、予想以上の山道であり、滝のように吹き出る汗&まとわりついてくる虫と格闘しながら歩きました。

内心、「これもう実質たんけんぼうけん☆ハイホー隊※だろ…」と思いながら歩いてましたね…

※ミリオンライブに登場するアイドル、大神 環のソロ曲の一つ

ハイホー ハイホー てくてく森の中(ガチ)

以上、だいぶ登るのに苦労したわけですが、なんとか壮瞥公園に到達した先に見えた景色は、絶景が広がっていました。

↑登りきった先には、絶景が広がっていました…

説明の看板
フォトスポットになっていました。晴れている時に来れて良かったです。
歩きで訪れる場所ではない…かも…

3.壮瞥神社と道の駅へ

一通り景色を堪能した後は、来た道を戻って滝ノ上まで戻った私は、「壮瞥神社でお参りしよう。」と思い立ち、これまた徒歩で移動します。意外とスタミナに自信あり

母方の実家がある、静岡県島田市川根町を思い起こされる光景でした。さすがに茶畑はないですが…
壮瞥神社でお参りしました。

その後、無事に壮瞥神社でのお参りを済ませた私は、1日目も立ち寄った道の駅に行ってバスが来る時間まで暫く休憩することにしました。

道中にて。1日目と違い青空が広がっていました。
気分的には「ぼくのなつやすみ」でした。
道の駅までやって来ました。雪対策のためか、信号機は縦型になっていますね。

照りつける日差しに文字通り顔が真っ赤になっていましたが、顔を冷水で洗って回復し、ちょうど地元の学生さん達が吹奏楽をやっていたので、そちらを楽しませていただきました。
あと、前述したPさんも同時刻にここにいたらしいです。全く気が付かなかった…

吹奏楽を楽しんだあとは、2階で火山について学んだり、ソフトクリームを食べて体力回復をしました。結局1時間半くらいボーっとしてましたね。

道の駅2階にて。昭和新山の説明パネルです。
ソフトクリーム。命が救われました。

4.やっぱり北海道の地ではセイコーマートに限る

16時頃、夕食調達のため再びセイコーマートに向かって歩みを進めます。
実は、バスに乗るだけならもっと早く移動してもよかったのですが、夕食としてセイコーマートのホットシェフを食べたかったので、この時間からの移動になりました。お前セコマ好きすぎだろ

セコマで夕食とその他諸々を調達後は、バスに乗って宿に戻りました。

セコマのホットシェフ(カツ丼)とフォロワーさんイチオシのグラタンです。満腹です。
セコマに侵食される冷蔵庫

再び温泉に入って汗を流し、この日は洞爺湖町でサマーフェスタをやっていたことから、晩酌をしながら花火鑑賞会を決行します。流石に見えませんでした

見えはしませんでしたが、奥に見える光でなんとなく雰囲気を楽しむなど…
壮瞥の夜に乾杯。ここはりんごサワー一択で。

晩酌を楽しんだ後は布団に入り、「もう明日には名古屋に戻るのか…」と少し寂しい気持ちになったのを覚えています。
楽しかった時間はすぐ終わってしまう..…

3日目 7月21日(日)

洞爺湖を眺めながら起床(2度目)

さて、この日は旅行最終日になり、遂に名古屋へと帰る日になりました。
立ち寄った場所も駅と空港くらいなので、ここからは写真多めのダイジェストでお届けさせていただきます。

朝食。やはり美味です。
さらば壮瞥町…(出発直前に1枚)
タクシーに揺られ、伊達紋別駅へリターンです。
9時45分発の北斗になります。
駅の構内にて
空港へ…
車内より。いい眺めです。
昼食は新千歳空港内の「函館五島軒」さんで。
函館ワインと共に頂くカツカレーまた酒飲んでる…
飛行機の出発までラウンジでゆったり…
名古屋の3文字
空へ…さらば北海道よ…
中部国際空港到着。自宅に帰るまでが旅行なので、もう少し続きます。
壮瞥町で買った品々をしっかり持って…
無事に帰宅!3日間ありがとうございました!

こうして、3日間に渡った壮瞥町への旅は幕を下ろしました…

おわりに

りんごジュースとりんごどら焼き

ここまでお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
出来るだけ圧縮したつもりでしたが、壮瞥町への思いが溢れた結果、1万字を超える文字数になってしまいました…歴史は繰り返す(n回目)

冒頭でも述べましたが、ミリオンライブが無ければ、壮瞥町を知ることはなかったと考えられるので、まさに「ミリオンライブが繋いでくれた縁(というか最早奇跡)」と言えるでしょう。
こんな素晴らしい場所を教えてくれてありがとう…

今回は夏に訪問させていただきましたが、機会があればやはりりんごまつりの時期に行ってみたい所存です。

最後に、コラボを実現してくださったバンナムと町の両担当者様、X等を通じて壮瞥町の良さを広めてくれた壮瞥町の地域おこし協力隊・ミリPの皆様、壮瞥町でお会いしてくださった全ての皆様に感謝の念を伝えて筆を置きたいと思います。

せーの….…ありがThank You!

それではまた別の記事でお会いしましょう!

ところで…君は一体何者なんだいりんご君…

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