疎外感
物心ついた頃から違和感だらけだった。
小学生〜中学生辺りの頃など、女子は共通の趣味が合う女子と群れる。
私は吃音症が酷くなっていく一方で全然お喋りなどできる人間じゃなかったから、ヒエラルキーの底辺側の人間になっていた。
同じ趣味の人と群れたがる女子。
私はその頃からオタク寄りだったけど、だからといって同じ種類の子だけと群れたくなかった。
好きな事が同じなのにあまり噛み合わない。
全然真逆の子とも交流したかった。
八方美人なんて陰口叩かれたこともあったけど、
何で同じ部類だけと関わらないといけないのか。
今となっては思い出くらいの記憶しかないし
地元を離れたため誰とも付き合いが無い。
むしろ、全く共通点の無い人達との方が、
深い交流ができてる。
あの頃、無理やり学校に行かされて
好きでもない人と学校生活を送るのが
苦痛でたまらなかった時期。
数少ないコミュニティしか作ることを
許されなかった。
私はあまりにも無力で
勉強も周囲についていけず
将来の設計も選択肢も少なく
一部の事しか教えてもらえず
親の言う通りに生きないと
その先は遮断されてきた。
今からでも遅くない。
遅いなんてことはないのだと
周りが教えてくれた。
親なんてただの足枷。
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