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台湾ライド2024年12月4日 花蓮〜台東

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今日は海岸線を南下し、160km先の台東を目指します。

朝6時に起床し、まずは朝食をとるため、YouTuberがおすすめしていた人気店へ自転車で向かいました。

山東豆漿大王

鹹豆漿、冷たい豆漿、肉餅を注文しました。初めて食べた温かい鹹豆漿と冷たい豆漿が絶品で、これだけ食べてもたったの80ドル(約400円)。お腹いっぱいで満足の朝食でした。

肉餅 28ドル、冷豆漿小 22ドル、鹹豆漿小 30ドル

宿に戻って支度を整え、8時に出発しました。お世話になりました。

残念ながら天気は小雨。昨夜せっかく自転車を綺麗に掃除したのに台無しです。肌寒い気温の中、ウインドブレーカーを着たまま走ります。

風は追い風で、かなり良いペースで進むことができました。途中、標高200mほどの低い峠を越えたところで、同じ方向に向かう若い白人男性二人組のロードバイクを追い抜きました。大きなバックパックを背負っていたので、おそらく環島をしているのでしょう。

市街地を抜けると、少しずつ山並みが見える自然豊かな景色に変わっていきます。さらに進むと、左手に海が広がりました。

約70km走った地点にある「靜浦北迴歸線界標」(北回帰線のモニュメント)で休憩。小径車でサイクリングを楽しむ地元の方々に写真撮影を頼まれたので、快く撮ってあげました。

雨も完全に上がり、気温も上昇したため、ウインドブレーカーを脱いで半袖ジャージにチェンジ。売店で水とスポーツドリンクを購入し、走行を再開します。

売店で水とスポドリを購入

しばらく走り続けると青空が見えてきました。ダイナミックな景観に思わず自転車を止めて撮影。この景色が見たかったんです。

その後、先ほどの白人男性二人組に再び追い抜かれました。かなり速いスピードで走っていたので、なんとか追いつき、走りながら声をかけました。やはり環島中とのこと。「Have a good trip!」と挨拶を交わし、先へ進みました。英語のアクセントからヨーロッパ出身だと思いました。

昼過ぎになるとだいぶお腹が減ってきたので、宿から125km地点のセブンイレブンで昼休憩をとります。

全部で159ドル(795円)

炭酸飲料、ビタミンCドリンク、豚肉入りのご飯を購入。このお弁当が絶品で、台湾のコンビニ弁当のクオリティの高さに感動しました。

再出発後、景勝地のような場所で再び写真撮影をしました。

加路蘭遊憩區

海沿いにはおしゃれなアートモニュメントがいくつも設置され、多くの観光客で賑わっていました。この辺りは北風が強く、自転車を立てかけるのも一苦労。南へ進む自分は追い風のおかげで楽ですが、北上するサイクリストは大変そうでした。

最後まで追い風に助けられ、快調に走り続け、14時半過ぎに花蓮市内のホテルに到着。

路得行旅国際青年旅館 台東1館

ここはしっかりとしたホテルで、カウンターには3人のスタッフがいて、テキパキとチェックイン手続きをしてくれました。吹き抜けの中庭には植物が植えられ、上層階から定期的にミストが降り注ぐ仕組みになっています。

1階奥には自転車のメンテナンススペースがあり、工具や空気入れも借りられるのが便利でした。

私は窓付きの「デラックス」という少し良い部屋を利用しました。カード決済で平日1泊6,455円。市街地からアクセスも良く、十分満足できる内容です。ホテルの方針で全室テレビとアメニティがありませんが、特に不便を感じませんでした。

シャワーを浴びた後、ホテル内のコインランドリーで洗濯(洗濯機40ドル、乾燥機50ドル)。一息ついたところで、歩いて早めの夕食に出かけました。

南北餃子館

こちらもYouTubeなどで調べて高評価だったお店です。

水餃子1個7ドル×8個=56ドル(280円)
卵炒飯60ドル(300円)
卵スープ小 30ドル(150円)

水餃子はもちもちしていてとても美味しく、どれもボリューム満点。3品合計730円は驚きの安さでした。

宿に戻り、明日以降のルート計画を立てながら早めに就寝しました。

次回の記事に続きます。



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