環島 台湾一周ライド まとめ
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2023年11/29〜12/5の7日間、1人で自転車で環島(台湾一周)をしました。
具体的な内容をまとめましたので、行かれる方の参考になればと思います。
スケジュール
7日間、1083km(途中、太魯閣渓谷に寄り道)
11/29 台北〜台中 171km
11/30 台中〜台南 168km
12/1 台南〜高雄〜墾丁 166km
12/2 墾丁〜関山 172km
12/3 関山〜花蓮〜新城 147km
12/4 新城〜太魯閣渓谷〜宜蘭 129km
12/5 宜蘭〜九份〜台北 130km
ルート
けんたさんが走るルートをトレースし、足りない部分は台湾公式の環島サイクリング1号線を参考にしました。
反時計回りに走りました。
飛行機
タイガーエア LCC
往路 羽田空港 05:00 - 桃園空港 07:55
復路 桃園空港 00:10 - 羽田空港 04:00
費用
航空券
39,188円(自転車預け+往復25kgまでのアップチャージ込み)
宿泊
33,080円(6泊分/1泊平均5,513円)
現金両替分
15,000円(7日分の食事、MRT往復電車賃、預け荷物代など)
自宅〜羽田空港までの電車賃(往復)
1,334円
お土産代
15,000円
合計
103,602円
装備
バイク
CANYON AEROAD CF SLX 2022年モデル
タイヤ
チューブレス フロント25C/リア28C
サドルバッグ
APIDURA エクスペディション・サドルパック(9L)
服装
夏用半袖ジャージ・ビブ・SPD-SLシューズ
気候
12月は20℃〜28℃で多湿。
日本の6月頃の気候でした。
北部は毎日のように弱い雨が降り、西岸・東岸とも北風が吹いています。
南へ行くほど風が強く、南端の墾丁辺りは台風級の強風でした。
内陸に入ると風が弱まるので、風を考慮したルート作りが必要だと思います。
風土・環境
日本との時差-1時間。
国土は九州と同じぐらいの大きさです。
富士山級の高い山脈が縦に走り、西岸は都市や工業地帯が多く、東側は大自然の絶景が多いです。
自転車で走るなら断然東側と南側です。
中央の太魯閣渓谷をはじめとする山脈を登るのもおすすめです。
下水処理が日本のように進んでおらず基本的に河川が汚いです。
また台南では街中を歩くと下水臭かったです。
宿
よほど田舎や山の中じゃない限り簡単に見つかます。
私はGoogle mapで探し、AgodaやBooking.com、Trip.comなどで予約しました。
費用感はコロナ前の日本と同じぐらい。
相部屋のドミトリーで3,000円、民宿やB&Bの個室で5,000円〜、ホテルは8,000円〜のイメージです。
自分は個室じゃないと嫌なのでドミトリーは泊まりませんでした。
台北や高雄は泊まらなかったので相場は分かりません。
言語
中国語です。
台北などの観光地を除き、日本語はもちろん英語もほぼ通じません。
宿のコミュニケーションは問題なかったですが、コンビニや飲食店で簡単な注文すらできず困りました。
若い方ですら「Milk tea」などの簡単な単語も通じなかったので、最低限の中国語を覚えるか、翻訳アプリが必須です。
食事
当たり外れがありますが、基本的に日本人の口に合い美味しいです。
私は日本で探す時と同じようにGoogle mapで探し、評価数とレビューを読んで選びました。
日本同様、評価4〜4.5以上、評価数が50〜100以上あれば大体信頼できると思います。
値段は観光地ほど高く、田舎の地元向けの店ほど安いです。
田舎だと500円もあればお腹いっぱいになります。
基本的にメニューは中国語で読めないので、私はgoogleレンズで翻訳するか、料理の写真を見せて注文しました。
交通
右側通行です。
ほとんどの道に自転車・スクーター専用車線があり、日本とは比較にならないほど走りやすいです。
台北市内は快適なサイクリングロードが数十キロ走っています。
路面もほとんどの道は日本より綺麗なので、ロードバイクで全く問題ないです。
ただしスクーターの運転が荒く、スレスレをものすごいスピードで抜かしていくので注意が必要です。
交通マナーの意識も日本より低く、交差点を自転車や歩行者が直進しても、構わず右左折してきます。
コンビニ
日本のようにどこにでもあり便利です。
私はセブンイレブンとファミリーマートをよく利用しました。
基本的に広いイートインスペースがあり休憩に便利です。
たまに狭い店はイートインスペースやトイレがない所もありました。
トイレ
ウォシュレットがないです。
ティッシュペーパーを流せない所があり、備え付けのゴミ箱に捨てます。
自分は流せるティッシュを日本から持参して流しました。
高雄で入ったセブンイレブンはトイレットペーパーがなく、浴槽のシャワーヘッドのようなものだけがあり、お尻や服、床までびしょびしょになりました。
あれは皆んなどうやって使っているのだろう。
防犯
日本と同じぐらい安全です。
コンビニや宿の敷地内に自転車を立て掛けても盗まれる心配はありませんでした。
街中や電車の中も日本と同じぐらい安全だと思います。
総括
羽田から片道4時間と近く、費用も贅沢をしなければ1日1万で収まるので、飛行機代を除けば国内旅行と変わりまん。
飛行機代も、今回のように安い時期なら沖縄より少し高いぐらいなので、沖縄に行くような感覚で行けるのではないでしょうか。
近くて安い、それでいて日本では見られない絶景と美味しい食べ物。
日本に飽きた旅好きのサイクリストは、ぜひ一度行かれる事をおすすめします。
私自身も必ずまた訪れたいと思っています。
環島 台湾一周ライド(完)