環島 台湾一周ライド(きっかけと準備編)
2023年11月29日〜12月5日に台湾一周ライド(台湾語で環島と言います)をしてきました。7日間で1,083km。
初めての台湾、そして海外ライドという事で刺激的でとても楽しい体験でした。
今回は台湾一周ライドに興味がある方のために備忘録を兼ねてブログにしようと思います。
私自身、事前にWebやSNS、書籍などで情報を調べた時にあまり見つけられなかったので、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
***
きっかけ
元々自転車旅が好きで、ここ数年日本国内をあちこち走り回ってきましたが、北海道から沖縄まで自分が走りたい場所をある程度走ってしまいマンネリ化してしまいました。
あとはもう海外しかないだろうという事で調べた所、台湾とニュージーランドが候補に上がりました。
初の海外ライドという事で、円安の昨今、近くて物価も他の国に比べて安い台湾が良いだろうという事で決めました。
環島(台湾一周)約1,000kmというのも分かりやすく、チャレンジしがいがあると思いました。
ちょうどその頃Youtuberのけんたさんが環島をするという告知動画を上げていて、テンションが上がり動画を観た直後に飛行機チケットを予約しました。
飛行機
googleフライトで一番安い日を探し、できれば8〜9日間がよかったのですが、セール対象だった安い7日間の日程を選びました。
飛行機会社はLCCのタイガーエア、羽田〜桃園空港便、自転車の預け荷物料金+重量25kgのオプションを入れて往復4万弱でした。
他の航空会社は同じ条件でも6万以上していたので、かなり安く買えたと思います。
季節
台湾は亜熱帯と熱帯地域のため、夏は暑さで走れず9〜10月は台風が来るという事で、11月頃がベストシーズンと言うことは調べていました。
今回は11月末〜12月初旬という事で少し後ろにずれましたが、結果的に1日の気温は20〜28℃と半袖で丁度良いほど暖かく、良い時期に行けたと思います。
装備
バイクはCANYON AEROAD CF SLX 2022年モデル。
タイヤはフロント25C、リア28Cのチューブレスです。
台湾の道路は日本と同じぐらい綺麗らしいので、日本で走るままの仕様で行きました。
夏の気温でホテル泊前提なら、日本ではサドルバッグ1個で1週間以上のライドも問題ないので、普段使っている5Lのサドルバッグから余裕を持ってAPIDURAの9Lを新たに買いました。
また、チューブレスタイヤの空気圧を毎日ちゃんと管理したいと思い、パナレーサーのデジタル空気圧計を買いました。
結果的にとても役に立ちました。
さらにスマホでgoogle mapを表示しながら走りたいと思い、ステムに取り付けられるマウントを買いました。
Yotuberのにんにんサイクルさんのレビューを参考にさせてもらいました。
PeakDesignのものなのですが、ホルダーにしてはとても高価で購入を迷ったのですが、使い勝手が良く満足しています。
後述しますが、結果的にこれがなかったら今回の旅が成り立たなかったほど重宝しました。
他には台湾はウォシュレットがなくトイレットペーパーが便器に流せないらしいので、ダイソーでペットボトルに付ける携帯ウォシュレットと流せるティッシュ、ウェットティッシュを買いました。
これも役に立ちました。
その他は国内ライドと同じ装備なので省略しますが、ご質問などありましたらお気軽にコメントください。
ルートと宿泊
ルートはけんたさんが走るルートがWebに上がっていたので、基本的にそれをStravaでトレースし、足りない部分は台湾公式の環島サイクリング1号線を参考にしました。
けんたさんが電車を利用する花蓮から宜蘭(サイクリング非推奨区間)も走る前提で1,000kmを7日で割り、1日およそ160km走る計算でルートとホテルを決めました。
160km走れない場合を想定して、その手前のホテルも複数探しました。
宿泊は全てgoogle mapで探しました。
目的地を決める→付近のホテルを検索→価格帯でソート→★4以上かつレビューが多いホテル→レビューを新しい順にソートして内容をチェック
という流れで選定します。
当日部屋の空きがないかもしれないので、候補を3つぐらい上げておきブックマークしました。
当日まで予約はせず、ライド中にそこまで行ける見込みがついた時点でWebから予約するという方法にしました。
宿泊地が決まったら1日ごとに7日分のルートをStravaで作成しgarminに取り込みます。
ルートは全てgpxデータ経由でgoogle mapにも取り込み、ステムに固定しているスマホからも見れるようにしました。
その他の準備
とっくに切れているパスポートを更新しました。
あとは空港ラウンジが利用できる、プライオリティカードを楽天カードから入手しました。
そして1,000km走れる体力をつけるために走り込みをしました。
9月から練習し始め、出発前には何とかロングライドができるぐらいの体力をつけました。
▼次回の記事はこちら