台湾ライド2024年12月5日 台東〜恒春
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今日は、もともと下の地図のように最南端の墾丁まで行く予定でした。しかし、墾丁は北風が非常に強く、以前に墾丁からの北上を断念した経験があるため、風が強い場合にも対応できるように恒春を目的地に変更しました。
恒春は墾丁の18km手前に位置しており、今日は約130kmの比較的余裕のあるライドです。ただし、途中で峠越えがあるため、獲得標高は1,200mを超えます。
朝6時に起床し、YouTuberがおすすめしていた朝食屋さんへ徒歩で向かいました。
到着すると、なんと臨時休業。
さらにもう1軒おすすめされていた店があり、Googleマップでは定休日と記載されていましたが、念のため行ってみました。しかし、こちらもお休み。
仕方なく、その場で空いている店を探し、見つけたのがこちら。
文化早餐(原大直美而美)
豚肉と卵焼きが入ったサンドイッチと紅茶を注文しました。
サンドイッチがかなり小さく物足りなかったので、追加で蛋餅(ダンピン)を注文。予想外にボリューミーで、何とか完食しました。
味はどれも普通。蛋餅は以前食べたものと似た味で、「こういうものなんだな」と思いましたが、個人的にはあまり好みではありませんでした。
宿に戻り、準備を整えていざ出発。
今日も追い風に乗ってしばらく海岸線沿いを進みました。
陸橋や山越えで標高が上がるポイントでは立ち止まり、撮影。青空が海に映えて、南国らしい景観がとても美しかったです。
途中、現在は使用されていない多良駅に立ち寄りました。「台湾でもっとも美しい駅」といわれる場所で観光客に人気のスポットです。ただ、日本のYouTuberが「がっかりスポット」と評していたこともあり、今回は立ち止まるだけで上までは行きませんでした。
多良観光車站
順調に進み、11時ごろに内陸に入り、峠手前のファミリーマートで休憩。
ファミリーマート
朝食がボリューミーだったため軽めにジャムパンを購入しました。ふっくらしたパン生地が美味しかったです。
休憩後、いよいよ峠越えへ。この峠は標高400m台で斜度が緩やか。一定ペースで進めば辛くなく、景色が開けたポイントで写真を撮りながら登りました。
道幅が広く、路面も綺麗でとても走りやすい峠道でした。
約50分で無事登頂。ここは南台湾を走るサイクリストにとっての起点となる三叉路です。
寿卡鉄馬駅站
疲れも少なかったため、写真だけ撮ってすぐに下り始めましたが、ここで大きなミスが発生。本来進むべき青矢印ルートではなく、赤線ルートを間違えて下ってしまいました。結果的に目的地には到着できましたが、新しいルートを走る予定だったため少し残念でした。
下り途中、工事中の箇所もあり、快適とは言えない道でしたが、山の中の景色は印象的でした。
下り切った後は西海岸へ出て追い風を受けながら恒春に向けて南下。予定より早く14時前に恒春に到着しましたが、チェックインまで時間があったためさらに南下して墾丁を目指しました。
墾丁は南国らしいビーチが魅力的で、オフシーズンながらサーファーがちらほら見られました。しかし、観光地価格のカフェに入る気にはなれず、どこにも寄らず恒春へ戻りました。
15時に宿に到着。
曼波•大宅門 精致旅店
広いバルコニー付きの部屋で、窓が大きく開放的。1泊6,078円と手頃な価格ながら市街地へのアクセスも良く、満足のいく宿でした。
夕食と洗濯を兼ねてコインランドリーに立ち寄りながら、ネットで見つけたお店へ。恒春の街は飲食店が多く、修学旅行と思われる学生や観光客で賑わっていました。墾丁とは対照的で、恒春のホテルを選んで正解だったと思いました。
コインランドリーに洗濯物を出した後、徒歩7〜8分の目当てのお店に到着。
福記肉羹蒸餃
どちらも美味しく、特に肉あんかけご飯は感動的な美味しさ。ボリューム満点で750円は驚くほど安かったです。
帰りに紅茶専門店でミルクティーを購入。優しい味で満足しました。
紅窯手作紅茶氷屏東恒春店
メニューが多過ぎて迷いましたが、「懐かしい味」というミルクティーを選択。
恒春の街並みや南門を楽しみつつ、早めに就寝。明日は東海岸を北上する予定です。去年強風で断念したルートですが、今回はどうなるでしょうか。不安を抱えつつ明日に備えます。
次回の記事に続きます。