環島 台湾一周ライド 7日目 台北観光〜帰国
▼前回の記事はこちら
台北観光
ゴールはしたものの、時刻はまだ15時前。
ジャージと自転車でどう残り時間を過ごそうかと考えたが、初日に荷物を預けた店へ行き、先に荷物を引き取る事にした。
6日分の残金を現金で払い、店の前の荷物整理用のスペースで自転車をウェットティッシュで簡単に掃除した後、分解してSCICONにしまう。
人もいなかったのでレーパン以外のウェアもその場で着替え、スニーカーに履き替えて、自転車が入った大きなSCICONをもう一度預ける事にした。
20時閉店なので、その前に引き取る事を伝え1日分の70ドル(350円)を払う。
数時間だけでもここは安い。
駅のトイレでレーパンを履き替え、私服とリュックだけの身軽な格好で街へ出る。
現金が少し足りなかったので、台北駅構内の国泰世華銀行ATMで5000円分キャッシングをした。
変換レート4.691円、翌月引き落とし手数料は122円。
台湾グルメ
桃園空港までMRTで行く時間を計算しても3〜4時間は観光できそう。
台湾グルメを食べ尽くしたかったので、SNSで台湾グルメに詳しい日本人がおすすめしていた店に歩いて行く。
google mapで探しても最初はどこにあるか分からなかったが、ビルの間に暗くて怪しい路地があり、中へ入るとディープな商店街が広がっていた。
お世辞にも綺麗と言えない店の奥の席に座り、おすすめの鶏肉飯と排骨酥湯を注文。
どちらも想像を超える絶品だった。
鶏肉飯はあっさりしているけど、旨みが詰まった出汁がご飯に染みて美味しい。
排骨酥湯も揚げた豚肉と大根がたっぷり入り、旨みが詰まったスープで何杯でも飲めそうな感じがした。
2つで105ドル(520円)は安すぎる。
いきなり美味しい店に当たりテンションが上がった。
小振りなサイズでまだお腹に入るので、ディープな商店街を後にする。
これぞ台湾という光景だった。
広い道に出て新宿のような街並みを歩く。
信号待ちのスクーター集団。
これも台湾らしい光景。
本場の小籠包がどうしても食べたかったので、評価の高い店に行く。
屋台スタイルで店の前にテーブルと椅子があった。
8個入り60元(300円)と激安。
店の前で熱々を食べる。
想像より皮が厚く汁も少なめで味は普通だった。
タピオカミルクティーが飲みたくて、渋谷のセンター街のような交差点を越え、高評価の店に向かう。
お洒落な店内。
英語表記のメニューがあったので、一番スタンダードだと思われるものを注文。
美味しいが、日本で飲むものと変わらない味だった。
今回の台湾で何度か飲んだ独特な風味を求めていたが、これは違った。
あれはなんという種類なんだろう。
最後まで分からなかった。
お土産に翻弄
妻からサニーヒルズという店のパイナップルケーキをお土産として頼まれていた。
空港に売っているから搭乗前に買えばいいと思っていたら、調べるとターミナル1の店は18時閉店。
時刻はすでに18時過ぎ。
やばい。
さらに調べるとターミナル2にも店舗があり20時までやっている。
ここで買えないと終了なので、慌てて店を出て台北駅に向かう。
時間的にはギリギリ。
駅まで歩いて20分の距離を早足で歩く。
台北駅前の預かり所で荷物を受け取り、急いでMRT乗り場へ向かう。
台北駅の地上階から地下のMRT乗り場まで予想以上に距離があり、急いで発車寸前の急行電車に飛び乗った。
帰宅ラッシュの時間帯だからか混んでおり、終点の桃園空港まで40分以上立ちっぱなしだった。
本来降りるはずのターミナル1駅の次のターミナル2駅で降り、空港内の職員に場所を聞き、何とか閉店20分前にお店に到着。
微熱山丘 SunnyHills 桃園機場第二航廈To Go専櫃
無事お土産を買う事ができた。
1本後の電車だったら間に合わなかったかもしれない。
電車でターミナル1駅に戻り(悠遊カードはターミナル区間は無料だった)、まだ空いているお土産屋で他のお土産を買う。
ここで手持ちの台湾ドルを使い切り、残りはわずかな小銭だけになった。
帰国
カウンターが開く時間まで空港内で時間を潰し、カウンターで搭乗手続きと自転車を預ける。
ここでも口頭で自転車の状態を聞かれただけで中身のチェックは一切無し。
空港保安検査を抜け、プライオリティパスが使えるラウンジでシャワーを浴び、無料のご飯と飲み物で贅沢な時間を過ごす。
搭乗時間になり0時過ぎに出航。
さよなら台湾。
夜明け前の4時に羽田に着き、始発電車まで1時間以上を空港内のベンチで時間を潰す。
行き帰りのこの時間が無駄だし、しんどかった。
次は多少高くても効率の良い便で行きたい。
始発電車に乗り1時間以上かけて、朝7時過ぎに無事帰宅。
とても充実した楽しい7日間だった。
台湾は1回では物足りないので、また絶対に行きたい!