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ノルウェー旅行してみた参~2日目・ベルゲン~


本日は首都オスロから第二の都市ベルゲンへの移動。
また移動!!!ケツ🍑お元気ですか!!!

オスロS駅発車のベルゲン鉄道でVoss駅まで約6時間、その後バスに乗り換えて約1時間でベルゲンのターミナルまで、7時間ぐらいか…しんど❤

おばさまの家を6時前に出発
地下鉄もさすがにガラガラ

ベルゲン鉄道は全席指定のためVy公式HPから事前に予約。時間帯によって料金変動あり。私たちの電車はOslo S→Voss stasjon→Bergen busstasjonで629クローネ=8,868円。
当日券は買えるのかどうかわからない。
日本語表記はないけどチケット買うのは難しくないし、買い方をまとめてくれている人もいるから予定が決まっている人は絶対に予約したほうがいい!安心感が違う。ノルウェーの鉄道関係は全部Vyで完結するんじゃないかな。

https://www.vy.no/en#journey-planner

私たちは出発2週間前というギリギリにようやく打ち合わせをして、鉄道やらホテルやらを予約した。ただ1日3時間の打ち合わせで何もかもの予約を完了させたから、なんとかなる。ただ焦るのは心臓に悪い。実際第一希望のルートは座席売り切れで別ルートに変更した。

6:25発オスロS駅出発の電車、おばさまから『鉄道はホームがギリギリに変更になったりするよ』との注意喚起をいただいていたため、出発20分前ぐらいには駅にいた。
今回はホーム変更もなく無事に自分たちの座席に着席。
まさかの向かい合わせの席で相席。素敵なマダムお二人と一緒の席でした。
ちょこちょこコミュニケーション取ったのに記念写真撮らず…後悔~!

定刻通り出発。
ここからはひたすらに車窓から壮大な景色を見る時間。
まじで6時間ずっと。むしろVossからのバスもそんな感じ。ボス…バス…

緑多めのインターステラーの世界(見たことない)

6時間ずっと映える景色が続く。
列車には軽食が食べられる車両があって、友達は総菜パンとビール食べてた。
おそらく2,000円ぐらいしたんじゃないかな…すご…ノルウェー旅行にはある程度のお菓子を持参することを強くおすすめする。
車窓からはこんな感じの荒野に1軒屋がぽつんとあったりして、マダムが『こんなとこでどうやって暮らすんだよ』って素敵にぼやいていらっしゃって、瞬時に訳せなくてお得意の愛想笑いかました。ほんとどうにかしたい。
マダムお二人、本当に素敵で、本当にメモリー残しておけよと後悔の念がすごいよ。私もああなりたい。

途中、世界で最も美しい鉄道と呼ばれるフロム鉄道の始発駅ミュルダールがあり、ここで結構な人が降りていく。私たちは帰りにこの駅を利用する。

Voss駅には12:03着、バスの発車が12:08だったから本当に慌ててバス乗り場まで行った。
ここで降りる人はほとんどバスに乗る人たちだし、Voss駅はまじでなんもなかったから人の波に乗ればバス乗り場もすぐに分かった。バスの運転手らしき人に「これはベルゲンに行くのか?」と聞けば答えてくれる。
相席のマダムの一人は足が悪くてゆっくり移動してたけど、全然乗れてた。
ということでバスにもうまいこと乗れて、予定よりちょい遅めの13時半ぐらいにベルゲン着!よくわからんバスターミナルで降ろされたから本当にベルゲンなのか疑った。

とりあえず荷物置けるかどうか確認しに今夜の宿へ。

Google mapの写真は参考になるかわからないのでこちら。
同じ道沿いに韓国料理屋のKogiがあって、Bergen Cathedralもすぐ。
チェックインは原則15時からで、それより1時間ぐらい前だった。さすがに荷物ぐらい預けられるだろって思ったんだけど、受付なしの完全無人チェックイン。ホテル入り口とルームキーが保管されているBOXの暗証番号は予約者へメールで送られてくる仕組み。
ルームキーBOX開けたら鍵が入ってたんだけど、部屋のカギは開かなかった。これチェックイン前だし別の何かのカギなんだろうねってことで納得。友達めちゃくちゃ荷物あるのにかわいそう…

腹減ったので食べたくなっちゃってたフィッシュアンドチップスが食べられるお店を探しにホテル周辺うろうろ。すぐ見つかると思ったけどなかなか見つけられず&お腹もだいぶ減ってたため、ネットで探したこちらのお店へ。

ほんとは名物のFishMarket行く予定だったけど、よく調べたら観光客価格で味もまあ…っていう口コミ見てしまって変更した。

ここはレストランスペースやら魚屋(家に持って帰る系)やらがあって、どこがなんだか若干わかりにくかった。
しばらくうろついたけどどこがレストランなのかわからず、港側にビニールハウス(ガラス?)でできたレストランスペースがあってそのあたりでもじもじしていたら、ウェイターさんが誘導してくれた。非常に感じの良い男性、日本から来たことを伝えると『アリガトウ!』だかなんだか言ってくれた。

席からの眺め。港の雑多な感じですらおしゃれ。

食べたかったフィッシュアンドチップス1皿と白ワインを2人分注文。すると、『食べ物は一皿なのか』と質問が。それでいい、シェアしますと伝えてもなかなか通らず…正直大きさもわからないし一皿を二人で分けて様子見ようって思ってたし、なんで注文が通らないのかわからなかった。友達が『一人一皿ですか?』と聞いたら『イエス』と。え~…ただなんでかわかんないけどここで粘って、一皿を二人でシェアしますとカタコト英語で言い続ける。
すると、『わかった、大きいの用意するね!』と去っていくウェイトレス。
多分これ、2人前用意されちゃうね…倍の値段(1皿319クローネ=4,340円)だけど、勉強ってことで…どうしても2つのごはんを一つの皿で分けたいと思われたのかな、おもろいね…って苦笑いしながら白ワインを飲む。

仕方ない!これも海外あるある!ってことでフィッシュアンドチップス到着!

Big oneすぎる

味はいわずもがな、衣がカーネルサンダーSおじの味がして最高❤久々の草が沁みた。

ちんたら話しながら食べ終え、チェックプリーズ。伝票もらうとフィッシュアンドチップスひとつの値段。ゑ!?!?一人前で注文できてた?やったー!!!Love,Dream&Hapiness!!!!!!!!!しかも、フィッシュアンドチップスの値段を半分にしてくれて、それぞれ注文した飲み物と一緒に別会計してくれた。ちょっと…そんなことするんだ…客単価上げるために一人一皿文化なんだろうねって小言言ってごめん…こんなことしてくれるのは人生で初めての経験。皆さん、今すぐノルウェー、ベルゲンのFishMeへ行ってください。

15時を過ぎたため、幸せな気持ちで宿へ。ここでちょっとした災難。
ルームキーBOXに入っているのはさっきのカギだけ。さっき開かなかったけど、部屋の鍵なの?とりあえずもう一回チャレンジ。開かない。
結構粘ったし、いろんな方向に捻ったし、なんでこんな開かないの!?受付あればいいのに無人で連絡とるの時間かかるだろうし、異国の地で泣きそう。
絶望しかけたとき、ちょうど別の部屋の女性が帰ってきてカギを開けている、普通に開けていた。あんまりにも必死すぎて声かけた『すいません、ドアが開けられません、開け方を教えてください』
あちらからしたら知らんがなだけど、こっちはもう必死だし泣きそうなんでね。
ムリかな…最悪だな…と思いながら見ていたら、開いた。
なんで!?どうやって!?でも女性は、『ごめん、なんでかわかんないけど開いた』って。草
こっちも開いた喜びでかすぎて『大丈夫!ありがとうございます!』と言って別れる。手元全然見てなかったしほんと何してんの、なんか聞いとけよ。

これ、自分らで開けられなかったら意味ないし開ける練習した。やっぱ開かない。草草草天草四郎
恐らく20分ぐらいやって、コツをつかんだ。差し込み式の鍵ってちょっと捻るとカチャって自然に回って、ノブを捻ると開くじゃん?ここの鍵はカチャって自然に回ったところからさらに強引にちょっと捻って、到達したらそのままドアを押すと開く。なんだよそれ!!!!!!!!!!だいぶ力任せ感あるし、実際強引にカギを捻るのは指先が痛くなるほどの力が必要。友達は立てこもり犯がいる部屋に突入するばりの身振りで開けようとしてたのにできてなかった。ここのホテル泊まる人は気を付けてね!
ていうか、チェックイン時間前に部屋入れたのね…ちょいしょぼん。

今回ベルゲンの宿を決めるとき、翌日の朝早くからフェリーに乗るため乗り場まで徒歩圏内という条件があった。
港周辺は有名観光地から近く便利ということもあってか、評価が高いところだと1泊2万以上は普通。寝るだけだし、友達も一緒だし少々評価低くてもいいよねってことで今回の宿にした。だけど、評価の低さがなんで?ってぐらい綺麗で設備も十分。鍵の件は除いてね。

ベッド。窓の外からは教会が見える。
ベッドの対面にある机。
ベッドすぐ横にはキッチン!
皿、鍋、フライパン、包丁、カトラリーなどそろっている。素敵!
洗面所&シャワールーム。ミニマルだけど非常に清潔。
バスタオル、ドライヤーもちゃんとある。

1泊だし本当にな泊りするだけだったので特段何も気にならず、少しでも節約したい場合は結構おすすめ。1泊二人で13,000円ぐらい?

バタバタしちゃったけど時間がない!ブリッゲン行こう!

左側の連続した建物がブリッゲン。
どうしてこれが世界遺産なんだろう。

ブリッゲンの中も散策。お土産屋さんや裏路地のバー、アクセサリー屋さんもあり。我々はお土産屋さんでしばらく遊んでた。店員さんイケメンで、品出しやらでちょいちょいレジ離れるからなんとかその人にレジしてもらおうと必死になった時間があった。本当に帰れ。

旅行の時は必ず買うマグネット。かわゆ!
69クローネ=939円

次はフロイエン山に登るためケーブルカー乗り場へ。

全然目付けてなかった場所、友達が調べてくれていた。
山なんてなんぼ登ってもいいですからね。

乗り場&チケット売り場入り口
たまらんかわいさ

ケーブルカーは10分おきぐらいに来るし、夜遅くまでやっている。
チケットは現地で購入、往復180クローネ=2,449円。
乗車場所おすすめは上り下りどっちも車体の下側。上りだと進行方向の先頭ではなく、後方。先頭はベビーカーや車いすの方専用のエリアになっているため、私たちは侵入不可。

山頂までは途中にも駅がある。住人も乗るんだろうな。
そして山頂!

ひゃほ~!!!ええやん

ありがたいFishMeが見えたり、次の日行くフェリー乗り場も見えたり、去年行った香港のビクトリアピークでも感じた、やっぱり山頂から眺める街の景色は非常に興奮する!!!
展望エリアは床がスケルトンで、下まで突っ切って見えるというわけではないけどそれでもちょっと怖い(^_-)-☆
レストランがあってそこでワインやビールを飲んでいる人、遊具で遊んでいる少年少女、カフェで買ったコーヒー片手に展望エリアで飲んでいる人など山頂っていうのはこういう施設もあっていくらでもいることができる。

ヤギ。道で黄昏ている。
この遊具、台に乗ると遠心力で揺れる。結構怖い。
少年がこれでぐるぐる回っていて尊敬のまなざしで見てたけど
すごい勢いで落下して痛そうにしてて爆笑しちゃった。

遊具がある一帯にはめっちゃでかいトロール像もあった。
ちょちょっと堪能したところでそそくさと下山。
理由は『スーパーでビールを買うことができるのが夜20時まで』だから。
この日の夕飯はスーパーですぐ食べられるものを買って部屋で食べることにしていた。そうなると、酒を買わなきゃいけない。酒がないとご飯じゃない、寝られない我々。ノルウェーはとにかく酒好きには不便な国。

近くにちょっとでかめのKiwiがあって、そこで食材購入。

左上から、スモークサーモン、生ハム
ルッコラ、チョリソー、レンチンパスタ
映え

お互いのビールやら合わせて273.7クローネ=3,729円。
レストランやバーより格段に安い。現地のスーパーで食料調達して食べることもそんなしたことなかったから、めっちゃよかった!疲れとフィッシュアンドチップスの重みが抜けず、全然食べられませんでした。悲しい。

翌日はフェリーに乗って、フィヨルドにあるフロムという町へ5時間の旅!
めぐりズム様、蒸気でケツマスクも作ってやってください。

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