裏工作依存症重症患者の現在(?)
諸君 私は裏工作が好きだ
諸君 私は裏工作が好きだ
諸君 私は裏工作が大好きだ
グレイシアスイクンが好きだ
裏工作パルキアが好きだ
白馬スイクンが好きだ
アルセウス白馬が好きだ
裏工作アルセウスが好きだ
連撃カラマネロが好きだ
WTBが好きだ
クワガノンインテが好きだ
ドガスフーパファイヤーが好きだ
フリーで ジムバで
新弾バトルで エクバで
自主大会で ショップ大会で
シティで CLで
JCSで WCSで
この地上で行われるありとあらゆる裏工作が大好きだ
ベンチにならべたメッソンの一斉進化がトレーナーズと共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ
役割を終えた蝙蝠がボスでサイド2枚になった時など心がおどる
2エネ付けた裏工作インテレオンが敵非エクを撃破するのが好きだ
クイックシューターインテレオンでダメカンを乗せて亜空のうねり圏内で倒した時など胸がすくような気持ちだった
トレーナーズをそろえたジメレオンの横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ
進化したてのインテレオンを回収ネットで戻して何度も何度も裏工作している様など感動すら覚える
ルール持ちのシステムポケモン達を雪道で吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ低HP達が空間の神の振り下ろしたVSTARパワーとともに金切り声を上げる黒蛙にばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな手札干渉―レジスタンス―達が要求を上げて健気にも立ち上がってきたのをトップで引いたレベルボール1枚で全て解決した時など絶頂すら覚える
電気鍬形のグッズロックに滅茶苦茶にされるのが好きだ
大量に展開するはずだった手札が圧迫されメッソンジメレオンが犯され倒されていく様はとてもとても悲しいものだ
ベンチ狙撃やダメカンバラ撒きに押し潰されて殲滅されるのが好きだ
化学変化の瓦斯に特性をロックされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ
諸君 私は裏工作を 有り余る様な裏工作を望んでいる
諸君 裏工作に付き従う大隊戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なる裏工作を望むか?
確定要素のない●の様な縦引きを望むか?
進化退化の限りを尽くし三千世界のトレーナーズを貪る嵐の様な裏工作を望むか?
『Behind(裏工作)!Behind(裏工作)!Behind(裏工作)!』
よろしい ならばBehind(裏工作)だ
というわけでこんにちは、鷄麺です(?????)
本当はEレギュが終わる前にEレギュを振り返る記事を書きたかったのですが、SwitchのGBAでやっと配信された黄金の太陽にのめり込みすぎて筆が完全にストップしてしまいました。
推しであるグレイシアVMAXがレギュ落ちしたのは勿論寂しいですが、VSTARはまだ残ってますしむしろexで登場する期待もあるので割と前向きにレギュ落ちと向き合えた気はしています。
話は戻りまして今回は今更ながら裏工作のお話です。
かれこれポケカ歴は3年になりますが、これまで触れてきた中で最も好きなシステムポケモンが裏工作ジメレオンとインテレオンです。
ポケカを始めて半年くらいたった後に、推しであるグレイシアVMAXを活かすべく白羽の矢を立てたのがこの子達でした。グレイシアを使ってジムバトル初優勝できたのも、シティで環境デッキ達に抗えたのもジメレオンとインテレオンのお陰です。
翌年には裏工作パルキアでシティベスト4にもなれました。レギュ落ちまでずーっと愛用していたくらいには本当に思い入れの深いカードです。
そして去年、裏工作がレギュ落ちしてからは正直不調気味でした。
ロスギラが好感触、と思って挑んだ春のシティは事故のオンパレードでボロ負け。トラウマ気味になっていたところでサーナイトを練習しまくって何とか持ちこたえたものの、秋冬のシティ、年末の京都CLでは予選を抜けることは叶いませんでした。
そして今年の年始、ふとした気まぐれでエクストラのデッキを作ることに。
これまではあまりの魔境ぶり(偏見)とシングルの高さで手を出す気になっていなかったのですが、黒馬なら追加コスト少なく済みそうやん!と思って作りました。
そうしてちょこちょこエクバにも参加し始めた矢先にとあるものを見つけたんです
どうやら、裏工作リザードンというデッキがあるらしい──
……………………………………………………
ようやく気付きました。ここ最近の不調の理由。裏工作をしていなかったからです(?????)
裏工作したいならすればいいじゃないかと。ということでエクバで裏工作欲を発散するという境地にようやく至ることができました。
皆さん、やっぱり何事も抱え込みすぎるのは良くありませんよ。定期的に吐き出す、やりたいことはやるべきなんです。スタンで使えないならエクストラで使えばいいじゃない(トリー・メントワネット)
そして組みました。思った以上に流通が少ないカードもありを揃えるのに少し苦労しましたが、デッキが完成した時はここ1,2年で一番の気分上々↑↑でしたね。枕元に大きなクリスマスプレゼントの箱が置かれていた時のような、純粋無垢な高揚感が確かにありました(断言)
今使ってるリストはこんな感じですね。黒塗りのところはちょっとした秘策で隠しときたいので黒塗りにしてます(照)
実はまだ入手できてないので今はフトゥー博士のシナリオを入れてます。
で、実際エクバで使ってみた感想ですが………
これ!!これだよこれ!!!(語彙力)
山からトレーナーズを引っこ抜いてやりたいことを遂行していくこの動き!裏工作でしか得られない栄養素がある!!!
ただ勘の良い方ならある疑問が出ると思います。
回収ネット無しで回るん?
と。確かにエクストラでは某パラドックスポケモンがこの戦争を終わらせかねなかったらしいので回収ネットは禁止カードに指定されています。制限改訂が発表された後、エクストラ界隈でも「あ、裏工作終わったな」みたいになっていたとかいなかったとか
しかし長いこと裏工作を使っていた身から申し上げますと、全くもって何の問題もなかったです。
回収ネットに代わるカードが、エクストラにはありました
簡潔に言えば、一番上だけ回収ネットするようなカードですかね。ただこれで「裏工作インテレオンでトレーナーズ2枚サーチ→退化スプレーで回収→別のジメレオンから進化して更に2枚サーチ」という、回収ネットでやってたこととほぼ同じ動きができるんです。
勿論もう一度ジメレオンから裏工作できるわけではないので1試合での裏工作の総回数は少なくなりますが、それ以上にエクストラのカードパワーが(スタンと比べると)異常なので結構どうとでもなるもんです。
個人的に使ってて一番ヤバかったのがこのカード。トレーナーズサーチ×確定サーチはマジで宇宙すぎて動きがスタンの頃の比じゃないですね。
前の相手の番にポケモンが倒されているという条件があるとはいえ、やってることはアルセウスVSTARのスターバースと全く同じですからね。JKは神だった…?
肝心のサーチ対象ですが、今回のデッキで一番シンプルなセットだとアメとリザードンですよね。
スタンだとペパーでアメと封印石持ってきて封印石からリザードンを持ってくる、などしてましたがエクならセンパイとコウハイ1枚で完結します。
そしてそのセンパイとコウハイは裏工作で簡単に持ってこれるわけです。つまりレベルボールさえあれば煉獄支配まで繋がるのがエクストラのリザードンなのです。
ところで皆さん、リザードンデッキで2枚確定サーチだったり毎ターンサーチだったり、何か見覚えはありませんか?
そう、アルセピジョリザなんですよね(?)
毎ターンスターバースのようなことができたり、ターン1と言わず複数回サーチできたりと、エクストラのリザードンはアルセピジョリザの完全上位互換と言っていいでしょう。
今だとセグレイブとアメを持ってくるパオジアンデッキのハッピーセットとしての使い方が主ですが、このデッキにおいてはポケモンのサーチ対象にジメレオンとインテレオンがいるのであら不思議、グッズとトレーナーズを持って来れる超万能サーチカードに早変わり!
このムーブが約1年ちょっと前までスタンに存在していたんですよね………(懐古厨)
と、このようにサーチ手段が圧倒的に豊富なのがこのデッキの魅力です。最近僕は友人のススメでFateを一緒に見ているのですが、その中で裏工作リザードンに代わる相応しいデッキ名が思い浮かびました
Unlimited Behind works
〜無限の裏工作〜
これです(ドヤ顔)
スタンで大会に向けたデッキ探しをする傍ら、このデッキ名を胸にエクストラで裏工作をし続ける。それが僕なりの正義です(???)
ちなみに裏工作を英語で言うと「Behind-the-scenes work」などと訳されるらしいです。なのでちょっと無理矢理それっぽい名前にした感じですが上手いこと略称が元ネタと同じく「UBW」になるのでこれで良しとしてください()
あと海外版ポケカだと裏工作は「Shady Dealings」になるらしく、直訳すると「怪しげな、いかがわしい取引」みたいです。
ポケカにおいては何もいかがわしいことはないですからね。裏工作は裏表のない素敵な特性です。
さてざっくりとしたデッキの動かし方に関してですが、何回かエクバに出た体感としては基本的に後攻を取ったほうがいいなと考えてます。
メッソンが1エネで大量展開できますし、サポも使ってポフィンを引いても安心して展開ができます。このデッキだと種ポケモンがHP70以下しかいないので実質いつでもVIPパスできるということでポフィンとの相性はこの上なく完璧です。
なおエクストラは後攻から殴ってくるデッキが跋扈しているので、じゃんけんに負けて逆に先攻になると結構危ういです
そんなわけで序盤の展開がある意味最大の鬼門ですが、それを乗り越えて裏工作さえできればこっちのもんです。センパイとコウハイでリザードンに進化させて殴っていき、その後も必要に応じて欲しいカードを裏工作で拾えば大体安定します(小並感)
序盤にサイドを取られてもそこはスタンでもお馴染み悪リザードン。サイドを取られれば取られるほど打点は上がっていくので殴り合い性能は申し分なしです
エーススペック枠ではありますが、タイプ縛り無しのチェレンの気配りみたいなグッズもあります。
流石のエクストラでもHP330をワンパンするのはそう簡単ではないらしく、一発耐えた後にこれで回収してダメージをチャラにするなんて芸当も可能です。そしてサイド落ちしていなければピンポイントのタイミングで打つことができます。そう、裏工作ならね。
終盤になればリザードンの打点も上がっているはずなので、相手を一方的に薙ぎ払える強みはエクストラでも通用します。
リザードンの高耐久と超火力、それを圧倒的なサーチ力で支える裏工作リザードン…もといUnilmited Behind Worksデッキはエクバでもそれなりに結果を残しているみたいですよ
と、ここまで聞くとめっちゃ強そう(実際強い)と思うかもしれませんが、ポケカにおいて完璧で究極のデッキというものはそう滅多にはありません。当然弱点も存在します。
そう、グッズで展開しまくる為グッズロックに弱く、特にデッキそのものが裏工作に依存しまくっている為特性ロックには滅法弱いです。
グッズロックはポケモンレンジャーで効果を打ち消すことができるのでまだ対処しやすいですが、バトル場にいるだけで(超タイプ以外の)特性を全て止めてくるソーナンスや道具が付いているだけで全特性を止めてくるダストダスなんかが環境にいるのがエクストラの恐ろしいところ。
一応ソーナンスはボスやサイレントラボ、ダストダスはフィールドブロアーで対処はできますが基本トップお祈りゲーになるので苦しいことには変わりありません。
特にダストダスは環境上位のレジドラゴデッキにも入っていて、最悪グッズロックと特性ロックが盆と正月的なノリで同時に襲いかかってきたりもするのでそうなるといよいよ「勝てるわけねェだろうが!!!!」案件です(まぁこれに関してはどのデッキでも大体詰み案件ですが)
しかし逆に言えば雪道やサイレントラボ程度では止まらず、ナンスやダストでやっとこさストップできるとも言えます。それもまた裏工作の強みでしょう。
あとは欠点というものでもない気はしますが、プレイ難易度が高いと言われています。「サーチ範囲が非常に広い=選択肢が膨大」というのが要因でしょう。
実際最適なムーブを見落とすとそれだけで負けに繋がることもあるのは確かです。サーチし放題で運要素を限りなく減らしているということは、裏を返せば良くも悪くもプレイングが浮き彫りになるとも言えます。
ただこれに関してはどのデッキにも言えることですが、以下のことをどれだけ意識できるかで変わると思っています。
サイド落ち確認をしっかり行うこと(特に最初)
各ターンの最終的なゴールを明確化すること
1つ目はよく言われてるやつですね。基本ムーブに必要なカード、対面毎に必要な対策カードの有無はその後のプレイングを左右するので確認は大事です
今回のデッキで個人的な優先度を言えば、
最優先…ジメレオン、インテレオン、センパイとコウハイ
優先度高…バトルサーチャー、退化スプレー、すごいつりざお、ボス
対面によって確認…リザード(対ドラゴンルギア)、ブロアー(対ダスト)、レンジャー(対グッズロック系)etc
余裕があれば確認…ミロカロス、ヒンバス、回収サイクロン
といった感じですかね。基本的な立ち回りに大きく関わるものは必ず確認するようにしています。
2つ目に関しては伝え方が少し難しいですが、「最終的にどういう盤面を目指したいか(バトル場のポケモンを倒す、ベンチを呼んで倒す、ついでに雪道等で妨害するetc)」をまず考えてみて、そこから逆算して必要なカード(俗に言う要求札)を洗い出す意識をしてみるといいかもしれません。
どういう盤面を目指すかが迷いがちな場合は、「自分にとっての最適な立ち回り≒相手にとって一番嫌な立ち回り」という思考を持ってみるのも手です。何やかんやこれが結構刺さります。
難しいと言われるデッキほどこういう意識は大事だと思いますし、こういう意識ができればゆくゆくはどんなデッキでも使えるようになるんじゃないかなとも思います。
裏工作ならそんなポケカ力も鍛えられる!オススメです!(ダイマ)
というわけでここ最近の僕に関する雑多でした(?)
恐らくですが昔からスタンを続けている人で同じように裏工作を忘れられず悶々としている方はいると思います(偏見)。エクストラでも裏工作はまだイキイキしているので、全国20億人の裏工作ファンの皆様、是非エクストラでも裏工作しましょう!!
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