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好きな音楽を語るための表現力ほしいよね(2回目)20241228
クワシマがどういう人間か知ってもらうために好きな曲を10曲言うゾ、って書き始めたら2曲しか伝えられんかったからね。有言実行でシリーズ化するよ。引き続き曲を紹介するよ。
③Now or Never-CHEMISTRY
正確には”CHEMISTRY meets m-flo”なん? 貼ってる動画はCHEMISTRYの公式なんやけど。
キッズ・クワシマからティーン・クワシマに突入したあたりからかな、アニメのオープニング映像を気にするようになったんとちゃうかな。
気にするっていうか、どんな表現が自分にとってカッコイイものなのかって無自覚に美的感性が育てられていったと思う。BGMがどう、映像がどうって特に何も考えず見てたのが、次第に2つの要素の組み合わせ方がバッチリやと小並感ながら感心感動していくようになってんて。
たとえば『地獄先生ぬ~べ~』のOP映像でね、「い・ち・ば・ん・ダ・いちばん~」て歌い終わるところとかね。『デジモンアドベンチャー』のOP映像でね、「おーぅ・まーぃ・はー」て歌い終わるところなんかは鳥肌立つもんね。
ほいで『鉄腕アトム』がね、2000年代にもリメイクされたんやけど、前期後期両方ともOPがええねん。”Now or Never”は後期なんやけどね、こっちはストーリーが進んでシリアスな展開が入るようになってんて。
前期の明るい・元気・ぼくらは仲間だ! っていう具合なポジティブになれる太陽みたいな曲と映像に対して、こっちはカッコええねん。
映像のさ、カットの切り替えがええねん。鉄腕アトムやからね、キャラクターの絵柄は手塚治虫の丸みの帯びたやつなんやけど、それなのに編集がメッチャかっこええねん。後半部分から来る怒涛の悪役紹介がクールやで。ラップの部分やからテンポよく映像が切り替わっていくねん。
改めて考えると、ミュージックビデオって大事な要素なんやね。視覚から音楽を好きにさせていくんやね。映像も含めて1つの曲なんやね。
せやからね、ラップ系も好きになるようになった決定的な曲になったのが”Now or Never”かもしれんね。ほいでその後は『ソウルイーター』のエンディングの”爆走夢歌”とか好きになってくねんて。
④天河伝説殺人事件-関口誠人
クワシマが京都に引っ越す前ね、図書館に通っててんて。マンガもあったしCDもあってんて。ほいで理由は忘れたけど、80年代90年代の名曲を集めたオムニバスCDを借りててさ、その中にこの曲が収録されててん。
まず曲名に注目しちゃったよね。なんやこのタイトルはって思った。市村崑監督のね、同タイトルの映画主題歌やったわ。youtubeでも映画レンタルできるっぽいよ。↓
今年の夏やったかな、BSで再放送あるってたまたま知ったから録画してどんなんか見てんて。当時にしか作れない独特の湿度を感じさせるっていうか、雰囲気は良かったよ。雰囲気はね。雰囲気を楽しむ映画でした。ミステリー慣れ、サスペンス慣れしている人ならきちんと作品のスジを読解できるんやもしれん。
あとネタバレはせん方がええと思うからうまく言えんけどもさ。最後さ、オイオイオイオイ主人公アカンアカンこの流れは……ほらァ~ってなるよ。
で、エンディングに入ったけど上記の曲は流れんかった。予告編だけやったんかな。
とにかくね、曲は好きやねん。前奏が始まると一気に世界観引き込まれるよね。心の中の温度が下がるよ。ぬくもりを感じるようでさ、真綿で首を絞めにかかってるよね。幽閉されてるよね。
中森明菜さんの”二人静 -「天河伝説殺人事件」より”もあるんやけど、先に聴いてしまった方である関口さんの方が好きねんて。こればかりは好みの問題だよね。たぶんメロディーのオクターブが少し高くて、前奏に違和感覚えたせいやと思う。でも明菜バージョンの方が女の情念っていうか、2時間サスペンスのエンディング感あるよ。ヤンデレやで。
今回も2曲だけにしとくわ。続けて明日も紹介するかは明日の気分に任せるわ。ここまで聞いてくれて今日もありがとう。桒島。