短文バトル222-1「徹夜」おすすめ
米光さん主催の「短文バトル」参加しました。
出されたお題に沿って、222文字以内で自由に文章を書くというもの。
わたしのおすすめはこちら。
「独特に楽しい」という表現がそもそも、とても独特なのである。最初の一文から、ぎゅぎゅーっと持っていかれた感じ。
あと、与儀さんの「ぶわん」の使い方も独特で、おおーとなった。こういう文体、わたしはたぶんこの人生で書けない。
今回、31名のかた(note 29作品、Twitter 2作品)が短文バトルに参加されたのだそう。
同じようなタイトルの記事がずらずらと並ぶなか、わたしが感じたのは、「想像力の飛距離」の差だった。
「徹夜」という比較的身近なワードに対して、想像力をふくらませてものすごく遠くまで飛ばす人がいれば、あえてごく近くに落とす人もいたり。
一概に「遠ければいい」とかではない。
自分はどこまで投げられるかを把握し、どこに投げるのが最適なのかを見極めたうえで書かれた文章が、よい文章だとわたしは思う。
ありがたやー。
わたしはその距離をコントロールできていなかった。
次はできる人に、なろう。