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【解説】『DECODEtheTUBE』

この記事は、2024年3月9日,10日に開催された「カスカフェフェスII」において、ただならぬ存在感を放っていた謎解きイベント『DECODEtheTUBE』の解説です。

もちろん、DECODE THE CUBEのパクリです。
知らない人はぜひ解説動画を見てください。面白いです。


当日の流れ
初回→500円払ってラインアカウントを登録、そのまま1プレイ(どうせ失敗する)
2回目以降→100円払って1プレイ

会場の様子

プレイヤーは赤い枠の中に立って説明を受けます。

ゲームの流れ

前座①〜③をクリアします。途中で失敗したらそこで終了です。途中から前座③をクリアすると後述する(一部を除く)小謎のヒントをもらえるようになりました。


前座について

前座のゲームは6種類あり、モードによって制限時間が変わります。

前座の種類は抽選箱(会場の様子を参照)から引いたボールの色で決定します。

「デコードチャレンジ」について

渡されるホワイトボードに正しい4桁の番号を記入すればクリアとなります。

ここまでの説明を受けたプレイヤーは、早速抽選を行い、前座をプレイします。

なお、引いた球は以下のような容器に保管されます。(同じ前座を2回引くことはない)

以下の写真は既に前座③まで挑戦した状態です。

なお、抽選箱の中を見てはいけないと言われていないので、抽選箱の中を見て好きな色の球を取り出していいです。

繰り返し挑戦する中で、自分の得意な前座を見つけたプレイヤーもいたかもしれません。

前座

ここからは、前座の内容を公開します。

前座はどれも簡単に思えますが、前座①では制限時間15秒、②では10秒、③では5秒と短くなり、難易度が上がります。

赤 BUILD the TOWER

8つのサイコロを積み上げるバランス系の前座です。
5秒だと非常に難しいです。
サイコロを机の上に一直線に並べ、両側から強く押してそのまま直立させる、という方法がありますが、普通にやるのと同じぐらいミスります。

緑 MAKE the TEN

ダイス4つの数字を使って答えが10になる式を作ります。
文字を書くときにマーカーの色を間違えてますが謎には関係ないです。
特製ダイスが意外と曲者です。以下に4つのダイスの目の一覧を記録しておきます。

・2,3,4,5,7,8
・2,3,4,5,7,8
・2,3,4,5,7,8
・2,3,4,5,8,10

特に意味はないです。10が出たら10が作りやすそう。
解なしのパターンがあるのですが、その際は何も書かずに提出すればクリアとなります。
でも解なしで成功したのは数える程だったと思います。

青 DEVELOP the MUSCLE

筋トレ枠です。スタートと同時にお題のことばが伝えられます。
「ふっきん」「うでたてふせ」と「スクワット」が混ざっていると体勢の移動に時間がかかるため5秒だとほぼ無理です。
結構ワードの言葉の運に左右されます。

紫 PICK the LETTERS

文字拾いです。床にランダムに文字が書かれたキューブがばらまかれます。スタートと同時にお題の言葉が発表されるので、急いでその言葉が読めるように卓上にキューブを配置します。
「順番は提示される単語になります」という文章が、何を言っているかわかりません。ごめんなさい。
コツとかはないです。

水 SEARCH the SEVEN

シャッフルされたトランプが手渡されるので、7のカードを4枚見つけて分離させればクリアです。5秒だと結構無理ゲーです。

黄 COUNT the MONEY

触り心地で値段を判別します。でもわかりやすい硬貨なので冷静に挑めば5秒でもできます。コツは、既に判別した硬貨を机に置いていくことです。机に硬貨を置きながら足し算すれば余裕です。

デコードチャレンジ

なんとか3つの前座をクリアしたあなたは、デコードチャレンジに挑戦します。

10秒以内にホワイトボードに4桁の数字を記入し、正解だったらクリアです。

再掲

まあ無理です。

この番号を特定するには、最初に登録したLINEの謎を解く必要があります。

LINEの謎を解く


以下の説明と、6つの謎の画像が送られてきます。


AI背景


本家にもあった


本家にもあった


本家にもあった


本家にもあった


本家にもあった


本家にはない

まずはこれらの解説をします。

「パイプ」「チューブ」「シリンダー」を埋め、線が上を通る四角に入る文字を順に読む。答えは「シュリンプ」。


LINEで最初に送られてきた説明画像の円を画像に沿って結ぶ。答えは「レイワ」。

もしくは、会場に貼ってあった円を画像に沿って結ぶ。答えは「LIP」。

窓直張り


盤面にAからZまでのアルファベットを一筆書きで埋める。答えは「DISC」。


3つの数字について考える。一般的に数字の前に0をつけることはない。「16」を表したいときに「00016」と表記しない(特別な場合を除く)でしょ。
なのでこれにおいても省略されている可能性を考える。
一番初めの0が省略されているとすると、この数字は「0120107929」となり、勿論これは「城本クリニック」の電話番号なので、ハテナに入る言葉は「とくり」。答えは「とっくり」となる。


「オラデザインカフェ」の9文字を順に1から9に対応させる。上部の平行四辺形内部の文字を数字に置換すると、並びが魔法陣(縦横斜めの和が一定)であることがわかる。魔法陣が成立するように文字を埋め、矢印の通る文字を順に読む。答えは「ライフデザイン」。


黒い三角形は、数字をアルファベット表記した時の文字数を表している。
A^B+C^Dが4桁の数字になり、その数のそれぞれの桁を黒い三角形の法則で変換したら「ABCD」となるような組み合わせを探す。(プログラミングとかすると早いです。それ以外のいいやり方は知らないです)
答えは「3368」(「3368」を三角形で変換すると「5535」で、5^5+3^5=3368になる)

数字を特定する

それぞれの答えをLINEに入力すると、デコードチャレンジの数字のヒントを入手することができます。
6つの謎から7つの答えを導出できたので、条件は7つあります。

Numberと数字で表記揺れがありますが、表記揺れがあるだけです。

・Numberは4桁
・千の位は奇数
・Numberは10の倍数ではない
・Numberの全ての桁の数を足したら20
・Numberの百の位は偶数
・Numberは5000以上
・Numberの千の位×一の位<十の位

下2つの条件が強いです。Numberは5000以上なので、千の位は5以上になります。十の位は当然1桁なので、一の位は0か1です。でも3番目の条件があるので、一の位は0にならないです。なので一の位は1です。
千の位は5以上の奇数なので5か7か9です。でも9だと一番下の条件が満たせないので5か7です。
そういえば桁の合計が20になりますね。千の位と一の位が奇数、百の位は偶数らしいので、十の位も偶数になります。
場合分けしましょう
・千の位が5の時、十の位は6か8
  ・十の位が6の時、Numberは「5861」
  ・十の位が8の時、Numberは「5681」
・千の位が7の時、十の位は8、Numberは「7481」

というわけで、正解の数字は「5861」「5681」「7481」のどれかということがわかりました。あとはこれを総当たりして(3回前座①~③をクリアすることを繰り返す)みましょう!

ですが、全部試しても正解判定されません。

再掲の再掲

なぜなら、答えの数字はとりけらの気分で変わるからです。
勿論答えの数字は「5861」「5681」「7481」のどれかです。
なぜなら、「正しいナゾの答えをLINEに入力することでNumberのヒントが得られます」とLINEで送られてきた画像に書いてあるので、Numberは正しい答えを送ったことによるヒントの条件を満たしているはずです。
ですが、偶々運が悪いのか何度挑戦してもクリアできません。

ですので、他に条件を追加し、答えの数字の候補を1つに絞り込めれば確実にクリアすることができます。
条件を追加するには「正しい答え」を送る必要があります。また、LINEのナゾの2問目のように、1つのナゾに対して複数の答えが存在する可能性があります。考えを巡らせてみましょう。

もう1つのナゾについて考えると、あるものが目につきます。それがこちら。

前座で、引いた球を入れていた容器です。画像では見えにくいですが、ラインのナゾと同じ枠がついています。これを謎として解くことができれば条件が追加できそうです。

何もない状態の、すっからかんの状態を考えるかもしれませんが、この容器には前座を経て球が追加されます。そして「デコードチャレンジ」時には前座に応じた3つの球が配置されているはずです。3つの球が入るとして考えてみましょう。

6つの球の色は赤、黄、水、青、緑、紫です。この色に見覚えはないでしょうか?

こちらの謎です。これまで2回解いてきたこの謎ですが、配色が似てるので何かありそうです。

改めて透明な容器を見てみると、下に矢印が引いてあります。少々飛躍した発想ですが、謎解き的に考えると、「その色の球に対応する文字を矢印に沿って読んでできる単語が答え」であると想像できます。

「色付きの丸に文字が対応する」「DECODEtheTUBEを見ろ」そして、丸が文字に対応しているということは、丸を繋ぐ線は長音を表しているのではないか、ということをヒントに思考を巡らせると、画像の色付きの丸に対応する文字が分かります。

それはズバリ、DECODEtheTUBEの開始時に毎回お見せしていたこちらの説明にも書いてある、3つのモードです。

上から「ハード モード」「ノーマル モード」「イージーモード」と埋めれば、同じ色の丸には同じ文字が対応し、透過している丸にはそのまま「丸」が対応します。このようにして、色付きの球と文字を対応させることができました。

答えは存在する単語になるようなので、「はどものいじ」から3文字抽出してできる単語を考えます。

LINEで反応があるのは「はいじ」「いもの」「はもの」の3つの単語です。

送られてくる条件と、それを満たす数字は以下のとおりです。

はいじ → Numberの百の位の2倍が十の位 →「7481」
いもの → Numberの千の位+一の位<十の位 →「5681」
はもの → Numberの十の位+一の位<百の位 →「5861」

それぞれ「紫赤黄」「赤青緑」「紫青緑」に対応しているので、このどれかの順番で前座をクリアし、対応する数字をデコードチャレンジで記入することで、見事DECODEtheTUBEクリアとなります。

(補足:球がこの順に配置されている間のみ謎が成立しています。なのでその時点での「正しい答え」は配置した球によって「はいじ」「いもの」「はもの」のいずれか1つに定まります。その時点で他の答えを送っても条件は返信されますが、「正しい答えを送ったらNumberのヒントを得られる」と書いてあるため、正しくない答えを送ったことで得られたヒントは、有効なNumberのヒントではありません。なので、球が完成していないタイミングに得ることのできたヒントは有効ではないのですが、こちらが状況に応じて対応を変えるということをしていないためそこまで考えなくてよくなってます。ちゃんとやるなら3つ球を配置した直後にラインで答えを送って条件を確認したらいいと思います。)

結果

クリア者0人

感想

解説出すの遅い!
あと70文字ぐらいで5000文字になるからちょっとだけ盛ります
ちょうど5000文字の解説にしたい、ちょうど5000文字っていいですよね
これでぴったり
やったー!あ、超えた(ズコー)

クリア動画

(他のゲーム(ツッコミクライシス)の声が入っているのですが、重大なネタバレは入ってないとのことです。気になる人はうっすら聞いてください)

宣伝

このDECODEtheTUBEはカスカフェフェス、第二回である「カスカフェフェスII」で実施されました。

そして、2025年1月25日、26日(土日)にはカスカフェフェス第四回である「カスカフェフェス2025」が開催されます。

どういうものを出展するか決めてないですが、何かしら出展するつもりです。よろしければみなさんいらしてください。


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