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いつかお会いする方へ「記録としての役目 職場苛めの体験談」

※令和4年6月27日(月)午前に書きました。【641】

noteに書いて良かったと思うのは、苛めや不登校問題について。

記憶は薄れ、自分に都合良いように書き換えられていく。

私も職場苛めに合った事がある。

書いた事はあると思うが、職場苛めはやはり良くない事であり、仕事の効率化とは真逆の行為なので書いておきます。

挨拶は無視。
お土産等は私だけ渡されない。
聞こえる場所での悪口。
言ってもいない悪口を私が言ったと噂を流される。

ある時、3日間の休みの後出勤すると、仲良くしてくれていた女性が私の顔を見るなり泣き出した。

「私の悪口言ってた?」
笑顔で聞くと、泣きながら「頑張ろうね」と。
女性は外国籍。日本語があまり上手では無い為、辛い思いをしていた。
私が苛められているのを見て辛かったそうだ。

「泣いてくれて、ありがとう」
だった。

私は山あり谷ありの人生を歩んできた。
職場での悪口位何とも思わない。
何が辛かったかと言えば

「お前らいい加減にしろ!」
という言葉を言えなかった事だ。
言えば楽だろうが、言わなかった。
言えたけれど言わなかった。

酷い職場苛めなら、その位言って、仕事を放り出しても私は良いと思う。

これは、本当にキツかった。

言わない!と心に決め
「あなたがいないと困る」
「辞めないで」
と相手に言わせようと決めた。

気が強い、負けん気が強い。
それとは違う。

苛めをするという事は、いずれ自分が苦労するという事を知ってもらいたかったのだ。

そして私は必死で仕事を覚えた。
転居の時期も重なり、退職を決めた。

退職届を出すと
「あなたがいないと困る」
苛めの加害者達は言ってきた。

わかる?
そういう事なんだよ?

本当の理由を本人達には伝えずに、上司には伝えて辞めた。
本人達に伝えたら発狂するのがわかっていたからだ。

本人達には、退職理由は転居の為と伝えた。

本人達には、本当の理由を伝えずに
「ザマーミロ!」と思った。

そして、庇う事は当時できなかったけれど、陰で「大丈夫?」と声を掛けてくれた人、見てくれていた人達とは今も繋がっている。

私の代わりに泣いてくれた人も、今も繋がっている。

今、孤独なのは
苛めてきた数名だ。

苛めをしている時は、自分が頂上にいる気分だったのだろう。
辞めてしまえば、誰が苛めを率先してする人間と付き合うと思う?

「あの人今何してるの?」
「知らない」
そうなってしまうのだ。

職場苛めなんて、するもんじゃないのだ。

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