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フィルムカメラと今年の春③ Fujica ST801
フィルムカメラで撮影した場合、フィルムを撮り終わるまで取り出せない訳であり、現像に持って行かないとどんな風に撮れているかも確認しようがない。
バンバン撮って、どんどん現像・・できればいいのだけれど、フィルムも現像代もそこそこするので、そう簡単にシャッターを切ることも出来ない。
僕は現像する際は、いつもデータCDでお願いしている。気に入った写真があればプリントもしようかなぁ・・と思っているが、飾っておくところも限られているので、未だに出来ないでいる。
「フィルムで撮ったものをデータでしか見ないのは、フィルム写真の良さの10分の1も理解出来ていない!!」そんな風に思われるかもしれないけれど、圧倒的にデータで管理する方が便利で、子供の写真を友人に送ったり、こうしてnoteにも掲載することが出来る。
3月からフィルムカメラで撮り始めて、見返すと今年の春はいろんな場所に愛機を持ち出していた。
この春に使用したフィルムは全部で4本。前回の記事で書いたのはコダックのColor Plus 200 でしたが、今回はコダックのGOLD200を使ってみました。
カメラはいつものFujica ST801で撮影しています。
京都御苑にて。レンズはEBC fujinon 55mm f1.8 だったと思う。京都御苑は比較的遅咲きの桜、特に八重桜が多く植わっており、モコモコとした咲きっぷりは可愛げがあります。
今回初登場の望遠レンズ EBC fujinon 200mm f4.5 にて。手前から草木、橋、親子、水面、桜。一つの画面に幾層もの被写体を写し取れるのも望遠レンズの魅力ですよね。
こちらは55mm f1.8 絞り開放で2000分の1で撮影。被写界深度が浅くてピント合わせは大変です。。少し背景がザワザワしてますね。
EBC fujinon 28mm f3.5 で撮影したと記憶しています。京都御苑の桜は老木が多く、精一杯に花を咲かせている様には、これからも長く健康で綺麗な花を咲かせてねとエールを送りたくなります。
所変わって、鴨川河川敷です。200mmで撮影しています。橋を上手く処理すればもっと奥行きのある写真になったのになぁと反省です。。
望遠レンズだと、鳥も撮れますね。ただ、マニュアルフォーカスなので、動き回る鳥さんは難しいです。オートフォーカスはやっぱり便利だな。。
桜の甘い蜜を求めて、スズメも忙しく飛び回ります。先ほどの鳩よりも難易度高かったです。200mmレンズ、花だけで無く動物も一緒に写せるのでなかなか楽しいですね。
今回の現像はいつものキタムラと違い、街のカメラ屋さんにお願いしました。キタムラでデータ化をお願いすると、600~900KBくらいのデータサイズなのですが、街のカメラ屋さんでお願いしたところ、2MB程度のデータで作って下さいました。
データサイズが大きい=画質がいい訳ではないと思いますが、お店によって異なることを初めて知りました。
コダックGOLD200はColor Plus 200と違い青みよりも黄色みが出る印象です。使い分けると面白いかも。以前はGOLD100もあって、学生のころは使っていましたが、今は無いのが残念です。
これからもいろんなフィルムを使っていこうと思います。