ノート作りのポイント
楽器の練習をするのにノート?と思うかもしれません。でもこの「ノートに記録する」って作業、実はすごく大事。
後から見返しても勉強になるし、書くことで「意識する」ことにも繋がるのでオススメです。
必ず書いてほしいこと
まずはノートに何を書けば良いのか、特に重要なものをまとめてみました。
・その日の目標
・アドバイスしてもらったこと
・反省点
自分のノートなので別に何を書いてもいいのですが、とりあえずこの3つは書くようにしましょう。特に目標は、毎日練習を始める前に「今日は○○をできるようにする」と決めて書くと良いです。
この目標は例えば「BPM120でメトロノームからズレないようにする」とか「音のつぶをそろえる」とか、簡単なものでOK。
たとえ達成できなかったとしても、まずは目標を立てて、それを意識しながら練習することが大事。達成できなかった目標は明日達成できればいいんです。
次にアドバイスしてもらったこと。
先輩や顧問の先生、インストラクターなど、教えてもらったことはとにかくその場でメモしてください。メモしないと人はすぐ忘れます。
言われたことを忘れて直さないままでいるといつまでも上手くなれないし、教えた側も「これ前も言ったのに直ってないなぁ」と悲しくなります。
ノートが手元にない場合はスマホのメモ機能でもいいので、とにかくすぐにメモするクセをつけましょう。
最後に反省点です。
これは主に合同ライブや部活内での発表会の後に書くと良いでしょう。悪いところ、直したいところだけでなく、「良かったところ」も書いておくと、あとで課題がでてきた時に迷いにくくなります。
可能なら自分たちの演奏を録画しておいて、それを見ながら書くと good です。先輩たちにアドバイスをもらうのもいいですね。
合同ライブの場合、演奏だけでなくライブの運営についての反省も書いておくと、次のライブに活かせるのでオススメです。
ノートの使い方色々
ノートを活用するにあたって、こんな活用方法もあるよっ!ていうのを少し紹介します。
・日記、感想
・後輩へのアドバイス
・予定、計画表
・その他思いついたこと
これは必須というわけではありませんが、書いておくと少し役立つかもしれません。
ライブまでの日程を書いてその日までにどういった練習をするか計画を立てたり、ライブの感想や他校のバンドの良かった点、すごいと思ったところをメモしたりと、使い方は様々です。
毎日日記をつける必要はありませんが、心に残ったことや思いついたコトバを溜めていけば、作詞や作曲のヒントになることもあります。
色々なことを積極的にメモして、自分に合った使い方を見つけることがベストです。
是非試してみてください。
バンドのノート
同じバンドで長く続ける場合は、個人のノートだけでなくバンド単位でノートをつくってみるのも良いでしょう。
毎日部活で練習したことや曲について相談したことなどを、バンド単位でまとめます。当番制にするのがいいかもしれませんね。
みんなで1つのノートに書くことで、意見や反省点の共有ができます。また、合同ライブや大会で評価シートをもらった場合は、それもノートに貼っておくと便利です。
「いつでも見返せる」ようにしておくことが大切。迷った時にノートを見るようにすれば、解決策が見つけやすくなります。
まとめ
今回はノートについての記事でした。
ノートを1冊作っておくだけで日々の練習の成果が「見える」ようになるので、モチベーションアップにもつながります。
「後で見返すことができる」というのも大きなポイントなので、是非活用してみてください。
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