映画『はじまりのうた』
原題は『Begin Again』。過去に飛ぶ鳥を落とす勢いだったが今は落ちぶれた音楽プロデューサーと、恋人に裏切られた女性が出会い、音楽を通じて新しい道を見つけていく物語。
音楽を通して人と人が繋がっていく風景が、キーラ・ナイトレイの透明感のある歌声と共に描かれている。
すれ違いも、誤解も、失敗も、後悔も、人生の様々な汚点が音楽によって浄化される。
やはり、音楽って素晴らしい。
恋愛映画としてみるとかなり切ないけど、誰かを好きだという感情はかならずしも男女の関係として成就しなくてもいいのかも…と思わせるエンディング。
お互いのプレイリストを、同じヘッドフォンで聴きながら夜のNYを彷徨うデートがとても、とてもロマンチック。
「当たり前の風景が特別に見えるのは、音楽の魔法だね」という劇中のセリフがあるけれど、
「音楽と恋の魔法」…かもしれない。
ご訪問ありがとうございます。この投稿を面白いと思った方は、スキ、コメント、SNSへのシェア、サポートetcして頂けると大変励みになります。よろしくお願い致します。