セーラー服ともんぺの話
ごきげんよう。鳥居です。
やや久しぶりのnote更新になってしまいました。
次回出演舞台、
ALICE in WonderLand
群論序説 不思議の國のアリス
のチケットご予約がスタートしております。
🎫事前精算での窓口(鳥居を選択してくれるとうれしい!)と
🎫当日精算での窓口があります。学生チケットは当日精算のみ。
会場への入場順は
事前精算Tシャツつきチケット
↓
事前精算チケット
↓
当日精算チケット
↓
学生チケット
↓
当日券
のお客様の順番になります。
暑い真夏、お外で待つことになりますので、早めに入場できるチケットをおすすめしますよ〜。
おかげさまでチケット売れ行き大変好評だそうです。
うれしいですね〜。
今回鳥居が演じるのは、「咲」という女学生。
東北の貧しい寒村に暮らす、女学生たちのひとりです。
真面目で先生の言うことをしっかり聞く、優等生タイプ。
サイコシスはわたしに女学生役をくださる貴重な劇団!
前回出演したときも、「奈美」ちゃんという女学生でしたね〜。
前回はなんか可哀想な目に遭う子だったので、今回こそハッピー学生生活を送りたいものです。(フラグ)
わたし、人生でセーラー服を着たことがなくて、
前回『G線』のときに着られてとーってもうれしかったんですね。
セーラー服って、日本において長らく「女学生の象徴」になってませんか?
今回の女学生衣裳も、「セーラー服かも?」という説があったのですが、時代が時代ということで、モンペ姿になりました。
みんなそろいのもんぺ。
でもそこはさすがのサイコシスで、かわいくアレンジされております。
この衣装の紆余曲折があったとき、昨年亡くなったおばあちゃんのことを思い出しました。
おばあちゃんは東京から仙台に疎開してきた人なんですが、戦時中に白百合高等女学校に通ってたらしいんですね。
あのかわいいセーラー服で有名な、現在もある白百合です。
おばあちゃんがたまに戦争のことを話してくれる時、いつも
「せっかくセーラー服のかわいい学校に入ったから楽しみにしてたのにね、戦争があったから結局着られなくってモンペを着てたのよ」
と言っていました。
わたしはセーラー服の学校に通ったことがなかったのと、おばあちゃんからこの話を聞いていたのでなんとなく「セーラー服への憧れ」を抱いていたんですね。
だから、『G線』でセーラー服を着せてもらった時、とーってもうれしかったんです。
なんか、あの、清楚なセーラー服の感じとはだいぶ違ったけど!笑
今回も女学生役で「またセーラー服着られるかなぁ」とわくわくしてたのですが、残念ながら叶わず……
おばあちゃんはきっと比べるのも失礼なほどに、この何倍も悔しくて苦しくて悲しい思いをしていたのかもしれないな。
昨年、出演舞台の千秋楽の朝に亡くなったおばあちゃん。
奇しくも、この『群論アリス』の千秋楽7/17が一周忌になります。
おばあちゃんの亡くなった日、大切な日に舞台にいられることをうれしく思います。
おばあちゃーーーーん!!!
見ててねーーーーー!!!
おばあちゃんの書いたエッセイも、以下の記事公開してますので、よかったら読んでください。
『群論アリス』については、まだまだ話し足りないことがありますが、
お稽古が始まったらまたいろいろ書きたいと思います。
では、またね!
鳥居志歩