白いサンダルの話。
めっきり寒くなった。
毎年、おんなじ白いサンダルを買う。
ほんとはヒールが好きじゃない。
くつもあんまり好きじゃない。
おしゃれをしたいときには履く。
ヒールを好きじゃない気持ちより、おしゃれを楽しむのが好きな気持ちが勝つから。
でもほんとはずーっと楽ちんなものを履いていたい。
だから夏はサンダルを履く。
数年前に見つけて、なんとなく気に入った白いサンダル。
毎年、おんなじ白いサンダルを買う。
そして夏はずーっと白いサンダルですごす。
足を引っ掛けるだけの、シンプルなやつ。
てくてく歩いても疲れない。
わたしは散歩が好きで、平気で一時間とか歩く。
それでもついてきてくれる、丈夫なサンダル。
それでも白いから、一夏もすれば汚くなる。
いい加減なわたしの歩き方のせいで、ちょっと千切れる。
だから一夏だけでいつもバイバイ。
今年のサンダルとも、そろそろお別れ。
夏が終わる。
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今日は発泡酒じゃなくてビールにしようって思えます。