Take out your story~元気になれる飲食店~西荻窪編vol.10[まあさんどう、再び]前編
今回は、以前5月にこのnoteの記事でお伺いした、まあさんどうさんに、再びお邪魔してきました。
前回は、飲食店への休業要請も今より厳しく、営業時間も20時まで。西荻窪の中でも、店内飲食よりテイクアウトが盛んな、そんな時期でした。
風潮の変化に合わせて、6月の下旬からお店の改変を始められた、まあさんどう。
お客さんに、より沖縄料理に親しんでいただけるよう、グランドメニューも一新しました。
新しくなったまあさんどうを撮らせていただきたい、と改めてお伺いした今回。
土日は少し早めの15時からオープンとのことで、仕込みの始まる13時にお店にお伺いしました。
“まあさん“こと、オーナーの野口正人さん。お久しぶりです!
現在は、仕込みから調理まで、厨房での調理はほぼ全て、正人さん自ら行っておられます。
「調理はオープン当初以来くらいになるのかな。久々にキッチンに入って楽しいけどね。」と話す正人さん。
ラフテーの下茹で。一度茹でて脂を捨てた後、5時間ほど煮込みます。
これで約30キロ、約120~130食分。この量が1週間前後でなくなってしまうというからなくなってしまう驚きです。
グルクンの仕込みも見せてもらいました。
「グルクンは、海の中泳いでると青い魚なんだけど、海から上がると赤くなるんだよ。不思議でしょ。」
さばいたグルクンの身は真空包装して、注文が入るまで鮮度を保ちます。骨と頭の部分は最初に素揚げしておくんだそう。
約10分揚げたら、後は注文が入った時に、身の部分と一緒に2度揚げします。
「うちのグルクンは骨まで食べられるし、鮮度がいいから人気なんだよ!」と正人さん。
こんなにカラッと揚がりました!(これ絶対後で食べよう…と心に決める私。)
あれこれ仕込みを見せていただいていると、もうすぐ15時。アルバイトのゆうかちゃんが出勤してきました。
みんなでオープン準備。
ゆうかちゃんはおっとりさんに見えて、後輩のアルバイトの子たちをしっかりサポートしてくれる頼もしいスタッフさん。
キッチンでも正人さんをしっかり支えています。
お店の前のテラス席も、7月から増やしたんだそう。密にならない、風通しの良い人気席です。
タッチパネルで注文できるのも、まあさんどうの特色のひとつ。
「ソーシャルディスタンスが取れるし、お客さんから直接オーダーを飛ばしてもらえるから、注文がすごくスムーズで。導入して本当によかったなと。」と正人さん。
(実はこれは去年の2月から導入されていたそうです。前回私気づかずに失礼してしまいました…。)
店内でもできるだけ距離を保って過ごしていただけるよう、間隔を開けてご案内しています。
テーブル席だけでなく、奥の小上がり席も利用できる広々店内。
お客さんにより沖縄に親しんでもらえるようにと、各テーブルには沖縄に関する本を置きました。
読書家の正人さんらしい心遣いです。
15時過ぎから早速お客さんがご来店。ゆうかちゃんがホールを担当します。
正人さんは厨房で腕を振るって。
「忙しいと本当にずっとここに立って料理してるんだよね。前みたいにホールになかなか出れない時もあるかなぁ。」
9月からキッチンのスタッフさんが1人入られるとのことで、「こうやって厨房に立ってる写真もまた懐かしいねって、なるのかもしれないね。」なんて笑いながら。
まあさんどうでは、テイクアウトも継続しています。グランドメニューのほとんどがお持ち帰り可能だそう。
この日も、たくさんテイクアウトの注文が入っていました。
取りに来られると、正人さんがしっかりお料理の説明をしてお渡しします。
たまたま知り合い方が注文してくださっていたらしく、「なんだ、俺も一緒に飲みたかったなぁー!」と正人さん嬉しそうでした。
夕方になると、店内も賑わい、厨房も忙しくなってきます。
もうひとりのアルバイトスタッフ、りなちゃんも出勤してホールを手伝います。
厨房も2人体制で大忙し。
オーダーに合わせて、次々料理が出来上がって行きます。
まあさん特製、ゴーヤチャンプル。おいしそう!
締めに食べたいよね、沖縄そば。ラフテーがキラキラしてる…。
差し込みメニューから、人気の生ドラゴンフルーツサワー。
ドラゴンフルーツってこんな鮮やかな色なんだ…!
出来上がっていくお料理を見ていると、私もお腹が空いてきます…。
後編では、正人さんのおいしい沖縄料理に舌鼓を打つとしましょう。
後編も、お楽しみに!!
ーーーーーーーーーーーー店舗情報ーーーーーーーーーーーー
東京都杉並区西荻南3丁目12−1日伸プラザ105
Tel: 03-5344-9531
営業時間: 17:00-22:00/土日祝15:00-22:00
定休日: 水曜日
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