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シルヴィア ハンブルクバレエ団3/10.2023

モダンなお花

ノイマイヤーの作品を生で見るのはずいぶん久しぶりです
20年ぶりくらい。
当時はあまり良さがわからなかった。
今は好きなダンサーも出演するので楽しみにしていました。

キャスト表

1部
モダンな衣裳でスッキリとした無駄のない動き
とても有名なかっこいい曲で女狩人たちが颯爽と登場。
2階席から弓を狙い引く。衣裳がシンプルでとてもかっこいい。
中でもシルヴィア役の菅井円加さんは抜群なコントロール力とバランスで群を抜く動き。スパッと脚の強さと鋭さは素晴らしい。
ディアナ役のアンナさんもスッキリとした美しさ。ヒザ下の長さがきれい。
アミンタ役のトルーシュ氏、目が大きくて表情豊か。
アムールなど3役のエヴァンス氏はちょっとおどけた感じの演技で楽しい。
そしてエンディミオン役のベルーシ氏なんと美しいこと。うっとりです。
群舞の振り付けもとても美しく、難しいリフトをさらりとこなす素晴らしいダンサーたち。目を引く美しいカップルがいました。
1部はあっという間に終わり、2部へ。

円加さんかっこいい!!

2部
舞踏会のような素敵な赤いベルベットのドレスのシルヴィア
燕尾服の男性たちと楽しそうに踊る。
男性ダンサーの美しさにうっとり。上半身裸の男性がとても魅力的でフェロモンたっぷりにシルヴィアを誘う。
見事な呼吸で美しい振り付けを流れるように踊る素晴らしいダンサーたち。見どころたっぷり。
続けて
3部
旅行かばんを持った辛子色のドレスのシルヴィア。
アミンタとの再会。情熱的に踊るけれども、さらりと分かれる。
少し寂しさの残るエンディング。
カーテンコールではノイマイヤー氏も出てきて嬉しかった。
スタンディングオベーションでブラボー!連呼
声が出せるようになって嬉しい。
円加さんがしっかりとプリンシパルとして作品を高めていてとても素晴らしい円熟期のカンパニー。ほかダンサーたちのレベルの高さも本当に素晴らしかった。また来日されたらぜひ観に行きたいと思う。

2023年3月10日金曜日19時 東京文化会館大ホール

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