なぜ、味方批判はダメなのか?|スプラトゥーンで何者かになる唯一の方法

『俺は味方批判するのが楽しい』『味方批判王に、俺はなる!』『味方批判をする為にスプラトゥーンを買った』

そう思っている方はブラウザバックしてください。

これを読んでいるあなたが、味方批判をする(したくなってしまう)動機は何だろうか?

『上達したいと強く思っているのに、結果が伴わない。』イライラを、味方にぶつけている。

「自分は本気で勝ちに行っているのに、味方の行動や結果からはその熱意や情熱を全く感じない!」

イライラする原因は、そんなところではないだろうか。

しかし、『勝ちたい!上達したい!』と本気で思っている人=味方批判をする人か?というと、必ずしもそうではない。

本気でプレイしている人の中でも、味方批判する人と、しない人がいる。

両者の違いは、「上達したい!」と思う動機が内発的・外発的にあると感じる。

「上手くなりたい!」には、内発的と外発的の2種類がある

言い換えるなら、
・楽しんでプレイしている(=内発的な動機)
・努力してプレイしている(=外発的な動機)

の違いだ。

【内発的な動機】の特徴

目的が『より深く楽しみたい』
それを実現するための手段として、「上達したい!」

内発的な動機だと、「(周りから見て)努力する」図式になっている。

味方の動きは、自身の「目的の実現」と手段には全く関係がないため、興味が薄く怒りも湧かない。

(自身の動きを把握・分析するのに強い興味がある)

【外発的な動機】の特徴

目的が『何者かになりたい』
それを実現するための手段として、「上達したい!」

外発的な動機だと、「(本人が自覚して)努力する」図式になっている。

味方の動きは、自身の「目的の実現」に関係し、影響度も大きい。目的の一部であり、興味があるから強い怒りも湧く。

つまり、外発的な動機による「他人の評価を気にする思い」が、味方批判に繋がる。
僕はそう思っている。

味方批判がダメな理由


味方批判がダメ!というより、外発的な動機で「上手くなりたい!」と思うことが良くない。

なぜなら、自分の内側から湧き上がってくる「興味・関心」とは無関係な動機だからだ。

仮にそれを実現し、手に入れたところで『何も感じない』のがオチ。

他人にチヤホヤされると、一瞬は気持ち良くなれる。

しかし、その価値観だと、永遠に努力をして永遠に結果を出し続けて、チヤホヤされ続けなければ"自分の価値"を保つことが出来ない。

①外発的な動機だと限界を迎えて破綻する

外発的な動機で努力を続けると、その人はいずれ"破綻"する。

僕は、20年前(初代mixiが流行っていたころ)、格闘ゲームを外発的な動機で努力を続けて、限界を迎えて破綻した。

"自分の価値"を、他人の評価に委ねていると、「無理する自分」に価値があり、「本当の自分」には価値がないと思いがち。

しかし、そんなことは無かった。

むしろ「本当の自分」にこそ、オンリーワンの尊い価値があるということに、人生経験を重ねて色んな人との出会いによって気付かされた。

②外発的な動機で努力しても、上手くなりにくい

イチローが『努力を努力だと思っている時点で、好きでやってるやつには勝てないよ』と以前言ってたとおり、

外発的な動機で努力する者は、内発的な動機で楽しんでプレイする者に、最終的には勝てない。

今まで何度も書いてきた内容なので、僕のnoteを読んでくれている人なら、きっと分かるよね。

③ゲームの勝敗で"自分の価値"は変わらない

もし、ゲームで味方に足を引っ張られても「"自分の価値"は全く何も変わらない」

そんな事は当たり前だろう。100連敗した人と100連勝した人、どちらも等しい価値がある。

  • ゲームで100連敗しても自尊心が全く傷つかない人

  • ゲームで連勝し続けなければ、自尊心が傷ついてしまう人

どちらが強く、自分にとって価値があるだろうか?

ゲームで100連敗しても自尊心が全く傷つかない、味方批判をしない方が僕にとって価値があるし、むしろ強いと思う。

だから、どれだけXPが高かろうと、味方批判をする人を『凄い!』と思うことなど、今までもこれからも無い。

逆にXPが低かろうと、どれだけ負けても味方批判しない人を『凄い!』と思う。

その強く正しい姿勢を僕は、参考にさせていただいている。

味方批判する理由は、他人の評価で自分の価値を決めているから


「SNSや配信中の味方批判はNG、一人で味方批判をするのはOK」という風潮があるが、僕は自尊心が著しく低下するので、気を付けている。
(やらない・してないとは言っていないw)

「周りが不快になるから」味方批判が良くないのでなく、「結局本人が一番損をする」から、味方批判は良くない。

自分のしたことが、返ってくる「ブーメランの法則」というのもある。

味方批判をしたという後悔に似た情けなさから、自尊心が低下し「他人に評価されたい」という思い(=外発的な動機)がより一層強くなってしまう。

内部的な動機で「楽しい、上達したい!」という純粋な気持ちを取り戻さなければ、大きな達成感を得ることが出来ない。

そして、内発的な動機の目的を実現してこそ、「他とは違う何者かになれた」実感を得られる。

スプラトゥーンで何者かになる唯一の方法は「心から楽しんでプレイする」ことである。

僕はそう感じているが、少しでも共感してもらえたら、書き手としてこれ以上に嬉しいことはない。

納得いただけたり、または理解出来ない点があれば、ぜひコメント等ください。

最後に
スプラのアドベントカレンダー企画で、味方批判に関するnoteを書きたいなと思って投稿しました。

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