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枯れた気持ちの水平思考

1/25土曜日、阿佐ヶ谷ロマンティクスのワンマンを阿佐ヶ谷に観に行きました。彼らが根城にしている小さなバーでお客さん20人ぐらい詰め込んで、ピッキングの生音が聞こえるほど近い距離で。15曲ぐらいやってくれてよかった。2018年5月のbonobos、special favorite musicとの対バンぶり、あの夜はライブで泣くという経験をした。渋谷の街をうきうきで駆け抜けたのを鮮明に覚えおります。

土曜日のライブはメンバーの好きに進行してく流れで、途中、スタッフの佐藤さんによるMCがあった。たぶん同い年か少し年下ぐらいで、なぜかスーツを着こなしてMC感を演出してた。まわしもうまくて、客への気配りとメンバーとのトークの相槌の間がはんかよくて「普段何してるんだろう」とちょっと興味を引かれる。バンド界隈にしては珍しく丁寧なしゃべり方ができて好感が持てる。東京のインディーズシーンはしっかりしてる人が多くてうれしい。特に途中、メンバーの好きな映画とか音楽の話になるともうなんかその出てくる単語を佐藤さんが全部知ってて、俺がわかる単語は「トムミッシュ」しかなくて、あーこの人はメンバーと映画、音楽を共有してる人なんだ、仲良いなとか思って、そのまま佐藤さんはハケて後半戦にいった。

そのあと荻窪で飲んで学芸大学に帰ってきてから気になってTwitterで阿佐ヶ谷ロマンティクスを検索したら佐藤さんのアカウントを発見してさかのぼっってみた。彼は普段広告代理店勤務でDJもやったりしていて、は~すごいなあちゃんとサラリーのマンの者やってるから丁寧なんだなと感心したんだけど、一番驚いたのは2019年の音楽アルバム、映画、ドラマ、本、演劇(演劇!)にそれぞれベスト10のランキングを作って発表していたこと!!しかもスポーツも観てるし、この人インプット(こんな言葉使いたかないけど)がえげつない!素直に「すげ~!!」と言ってしまった。サラリーのマンの者やりながらほかの活動するって本当に難しい、というのは痛感していて、そんなことをやりながらもう5年も経ってしまった、毎日その日々の重さでつらい気持ちになっているのですが、こんなにたくさんのことできる人いるんだなって、尊敬できる。すごいですね、それに尽きる。インプットだけでもよほどの体力を使うのになあ。

俺が普段やってるインプットなんてラジオ聴くぐらいで、音楽に関しては趣味嗜好の変革が2017年以来起きていないので、すごく弱ってきてると自覚しています。

これに影響を受け、俺もインプットアウトプット双方を達成していきたいそれが2020年の目標だから、と強く身に沁みたので、やりたいことを整理したるわという気概です。やるぞやるぞやるぞ俺はやるぞ春も夏も。

読書と映画鑑賞の優先順位ってどうやったらあがります?

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