HOR2Pickウィッチ解説(ミスタルシアの英雄アディ前)
HOR期ウィッチの2Pickについてまとめた。
筆者はチャレマスを取ったら満足してアリーナ周回を止めるため、情報が若干古いかもしれないが悪しからず。
(23/7/15のRSPTを観戦しての感想)
Eが最強!?Wは安定感が無いのでそんなに強くない?Vも戦える?、、、、、
知らない世界、不思議な世界!!(思考放棄)
ウィッチの強み
一般に、アリーナで強いクラスの特徴の代表例をいくつか列挙していく。
① リーサルターンが早い
ゲームが伸びるほど相手に理不尽上振れを押し付けられる可能性が高まる。
アリーナの5戦目ともなると上振れの押し付け合いとなるため、先に理不尽を叩きつけた側が勝ちやすい。
あと、単純に試合時間が短くなるので試行回数を稼ぎやすくなる。
② デッキ構築時の最大値が高い
安定感<上振れ力。
極論、「4-1」100回よりも、「0-5」99回 +「5-0」1回の方が価値が高い。
③ プレイが簡単
5戦連続で満点のプレイをすることは不可能に近い。
そのため、些細なプレミに寛容であったり、プレイングがそもそも簡単であったりするクラスほど5勝しやすい。
これらをウィッチに当てはめてみる。
① 今期、平均リーサルターンが最も早いクラスの一つ
② 金虹で打点札が集合すると、誰も勝てない最強デッキが爆誕する
③ 盤面トレードを考えずに、体力を詰めることだけを意識すればよい
アリーナ向きのクラスの特徴に見事にマッチしている。
引くほど強いのも道理である。
プレイ方針
8tをフィニッシュターンの目標にしてアグロベースのプレイをする。
アグロ以外のプランを取るウィッチは弱いので考えなくてよい。(例外的にキングと大量のチェスカードをPickした場合はミッドレンジくらいの速度感でも強いが、キング安着を5戦連続で再現するのは至難の業)
序盤
マナカーブ通りの動きを目指す。
ボルケーノスプラッシュがあるので、できる限りトレードを行わずに顔を詰める。
中盤
盤面処理は最低限にして、なるべくEPは打点に換える。
単純な顔進化だけではなく、守護の突破など間接的なものも打点と捉えることができる。
終盤
手札にある打点カード(特に双華の結束)を軸にフィニッシュを見据える。
対面クラスの守護や回復の量を意識しながら、打点カードをプレイする順番を考える必要がある。
Pick優先度
本記事からTier表を付けてみた。
分かりやすくて良き。
Tier表のベースを作ってくださっている方に感謝。
金虹
エンペラーゴーレム
ウィッチは7ppに強い動きが少ないため最優先でPickする。
相手の盤面を全破壊しながら、3-3守護3面の裏に大型システムフォロワーを召喚するパワカ。
相手が盤面を返せたとしても守護や回復との両立がほぼほぼ不可能なため、双華の結束などの疾走カードに対して無防備になってくれる。
5tにラットマジシャンでネズミ神殿を設置しておき、7tにエンペラーゴーレムの裏でエンジェルラットを顔進化する動きが非常に強力。
この場合(というか1面埋まっている場合)は、スタックを3に調整してガーディアンゴーレムが溢れないようにしたい。
双華の結束
手札から急に12点出る。弱いわけがない。
守護で止まるが、アリーナだとケアされないことも多い。
レヴィ
5コスト9点換算。
最強打点カードっぽいことを言っているように見えて、EPを要求してくるので見た目ほどのフィニッシュ性能は無い。
コストの下がったリトルセージくらいの認識が正しそう。
エンペラーゴーレムを既にPickしているなら、使い魔との契約のサーチ先のぶれがデッキの安定感を損なう可能性があるため、Pickするか特に慎重に検討する。
銀
グリュネ
アグロプランをとる都合上、進化権はなるべく打点に換えたい。
そのため、盤面処理と打点補助を同時にこなせるフォロワーの価値は高くなる。
金虹でマジカルビショップやグリームニルを高く評価しているのも同様の理由。
鐘の魔術師
1コストカード2枚を手札に加えてくれるため、その後の動きが非常に滑らかになる。
マナカーブ通りに動きたいアグロとの噛み合いが良い。
銅
インスタントテイマー
2t最強カード。
バニラ性能なのに何故か土が2つ供給される。
エンハンスや進化時効果もあるので後半でも比較的腐りにくい。
何枚とっても怒られない2-2-2は、アグロと相性が良い。
ボルケーノスプラッシュ
序盤に、盤面全無視で顔を詰めることを肯定する一枚。
先攻なら単キープ推奨。
群れの召喚士
6, 7tにエンジェルラットを顔進化する余裕を生んでくれるカード。
また、7tに必殺を残すと双華の結束が通りやすくなる。
ニュートラル
顔進化の横にくっつくカードを優先してPickする。
ウィッチのカードプールには確定除去が少ないので、ニュートラルで補充できると安心。
逆に打点はウィッチカードだけで十二分なため、優先度を上げる必要はない。
最後に
今環境は変遷が激しく、ついていくのがやっとというのが正直なところである。
そんな、時代の波に取り残された年寄りみたいなことを言っている人間の書いた記事だが、チャレマスを目指している方の一助となれば幸いである。