(23)鳥爺DJ奮闘記「やるも地獄、やめるも地獄
いつもありがとうございます。鳥爺です。
ディスコの多額の借金は、小さい商店から順に返済することでカワダさんの承諾を得ました。
とはいっても借金を返済するには、ディスコを経営し利益を生み出さなくてはなりません。
改めて帳簿関係を見直しました。
実際に現場に立って、営業の流れを開店準備から閉店まで、じっくり見ました。
お客様の入店数、男女比、滞在時間、客単価なども1週間だけですが、しっかりチェックしました。
その結果、明らかだったことは利益が全く出ないということです。
そのため持ち出しをしないと、毎日の運転資金が足りなくなってしまうことでした。
持ち出しをするためには資金が必要です。その資金が無いため、商店の支払いを先延ばししていたようです。
さらに銀行やリース会社からの自動引き落としに必要なお金を、カワダさんに融通してもらっていました。
また、そんな状況だったので従業員の給与も支払われていませんでした。
これは普通の経営改善ではどうしようもありません。
やるも地獄、やめるも地獄、そんな状況です。
これは大胆な経営改革を断行しなければなりません。また経営改革したらうまくいく保証もありません。
ディスコに全くの素人の私が、どんな改革をすればいいのでしょうか?
そんな矢先、従業員のほとんどが辞めると言ってきました。
従業員もディスコがどんな状態はわかっています。
カワダさんたちの関与もわかってきました。
たぶん今、ディスコと縁を切らなければ巻き添えに遭う、そんなことを考えたのかもしれません。
しかし、ディスコを運営していくには、仕事ができる従業員は不可欠です。
経営改革には従業員の意識改革が絶対必要と思っていました。
とはいっても肝心の従業員が辞めてしまっては、何もできません。
困りました、、、、!?
早速大きな壁にぶち当たってしまいました。
(つづく)
今日も素敵な一日になりますように(^o^)/
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