【IR note】toridoriの事業紹介(全容・toridori base編)
こんにちは!株式会社トリドリのIR担当です。
今回のnoteでは、当社IRページを元に、toridoriの事業全容と、最注力プロダクトであるインフルエンサーマーケティングプラットフォーム『toridori marketing(トリドリマーケティング) / toridori base(トリドリベース)』についてご紹介いたします。
ご覧頂き、当社への理解を深めて頂ければ幸いです!
toridoriの展開する「インフルエンス・プラットフォーム事業」とは?
toridoriは、自社の事業内容を「インフルエンス・プラットフォーム事業」と定義づけています。
インフルエンサーマーケティング事業ではなく、敢えて「インフルエンス・プラットフォーム事業」としている理由についてご説明いたします。
当社は「『個の時代』の、担い手に。」というミッションの下、(インフルエンサーを中心とした)個人の声が大きなムーブメントとなり、経済や社会を変えていける時代の到来をサポートできる存在になるべく、各種サービスを展開しております。
ミッション実現のために当社が皆さまに提供できる価値は、インフルエンサーマーケティングだけでないと考えております。
toridoriはマーケティングだけでなく、『個の時代』に必要なサービス・機会を広く揃えた場(プラットフォーマー)となりたい、そんな思いで、当社の事業を「インフルエンス・プラットフォーム事業」と定義づけております。
では、toridoriの考えるインフルエンス・プラットフォームとは具体的にどういうことでしょうか?
toridoriの強みは、様々な規模感・業種の企業様、そして様々なフォロワー数・属性のインフルエンサーの方々に機会を提供できることです。
これまでインフルエンサーの起用が難しかった、中小企業及び個人事業主(以下SMBと呼ぶ)にも対応可能です。また、インフルエンサーに対しても、フォロワー10万人までのマイクロインフルエンサーからフォロワー100万人以上のメガインフルエンサーまで活用できるような各種サービスを揃えております。
このように、あらゆる企業様とあらゆるインフルエンサーの方々の、あらゆるニーズに応えられるよう、多面的なベネフィットと機会を提供する事業を、当社では「インフルエンス・プラットフォーム事業」と呼んでおります。
toridoriは、インフルエンス・プラットフォームとして、インフルエンサーの価値を最大化し、企業・消費者・インフルエンサー、誰もが手軽にSNSの力を享受できる世界を実現したいと考えております。
当社の売上総利益
当社のインフルエンス・プラットフォーム事業の売上総利益は、注力プロダクトの『toridori marketing(トリドリマーケティング) / toridori base(トリドリベース)』を軸に、前年同Q比55.9%と大きく成長し続けております!
ここからは『toridori marketing(トリドリマーケティング)/toridori base(トリドリベース)』についてご説明いたします。
インフルエンサーマーケティングプラットフォーム toridori base
■企業がインフルエンサーに直接PR投稿を依頼できるマーケティングプラットフォーム
『toridori marketing(トリドリマーケティング)/toridori base(トリドリベース)』は、企業からインフルエンサーへ直接PR依頼が出来るマーケティングプラットフォームです。
企業側のアプリを『toridori marketing(トリドリマーケティング)』、インフルエンサー側のアプリを『toridori base(トリドリベース)』として運営しております(以下、両者をまとめて『toridori base』と表記します)。
企業がプラットフォーム上で商品やサービスのPR投稿依頼を掲載すると、商品を紹介したい全国のインフルエンサーが自ら立候補します。企業は立候補してきたたくさんのインフルエンサーの中から、自社にふさわしいインフルエンサーを選定し、マッチングが成立、PR依頼を進めていくスキームとなります。
■ 企業側の利用方法
PR投稿依頼の募集から、実際のインフルエンサーの投稿確認までアプリで完結できる簡単さとスピーディーさが強みです。最短即日でPRキャンペーンを開始できます。
■ 登録インフルエンサーについて
登録インフルエンサー約4.5万人*1、マイクロインフルエンサーがメインです。マイクロインフルエンサーは特定分野のプロフェッショナルであり、エンゲージメント率*2が高い傾向にあります。
■ 顧客となる企業について
今まで、PR依頼までのハードルの高さや予算の問題でSNS施策の対応が難しかったSMB(中小企業・個人事業主)の規模感の企業様を中心に、店舗・通販問わずビューティー/グルメ/アパレルなど多様な業種の方々にご利用いただいております。
SNSでの認知・集客が台頭してきている時代のトレンドに載り、従来型の予約・購入サービス(テーマ特化型ポータルサイト/Web広告)を活用しているお客様に併用してご利用いただいております。
顧客基盤の拡大
新規顧客の開拓と既存顧客の深耕により、ご利用企業数は順調に増加しています。
サービスの進化に伴いアップセル・クロスセルも進んでおり、顧客当たり四半期売上総利益も順調に推移しております。
ターゲット層に認知されやすい、マイクロインフルエンサーのPR投稿
SNSで販促施策を行うためには、ユーザーが見ているSNSの画面に、自社に関する投稿が“表示され続ける”必要があります。
『toridori base』ではユーザーが見ている画面に表示されやすい“質の良い(リアクションが良い)投稿”が可能なインフルエンサーに低価格でPR投稿を依頼できるため、「継続的に質の高い投稿を表示し続ける」SNS施策を実施することができます。
『toridori base』を取り巻く市場環境
①認知・興味・検索にSNSが大きく影響を与えるように
メディア接触の主な媒体がテレビからスマートフォンに移り変わったことから、消費者の行動における認知・興味・検索にSNS(Instagram・YouTube・TikTok等)が大きく影響を与えるようになりました。
②プラットフォーム化で、低予算で様々な企業様にPRの機会を創出
【広告プロモーション業界の変動】
消費者の行動変化により企業の広告費投資先も変化しました。
広告費の投資先は、既存のマスメディアでのPRを強みとする大手広告代理店やポータルサイトから、SNSでのPRを強みとするインフルエンサープラットフォームにシフトしつつあります。
【インフルエンサーPRが実施可能な企業の広がり】
従来のインフルエンサーPRは、大手企業が高単価のメガインフルエンサーを代理店を通じてアナログでキャスティングすることが主でしたが、当社のアプリ『toridori base』登場により、企業が(アプリを介して)直接、マイクロインフルエンサーにPR投稿を依頼できるようになりました。
インフルエンサーへの依頼をプラットフォームで簡易化することで、今まではインフルエンサーPRが難しかったSMBに低単価でPRの機会を提供しております。
③トリドリがターゲットとする市場
【広大な顧客拡大余地】
『toridori base』が直近のターゲットとしているのは、現在、自社の認知・集客のためにテーマ特化型ポータルサイトを利用している58万社の企業の方々です。
SNSの発展により、「個人がマスメディアを凌駕するような発信力を持つ」「画像と動画がメディアの中心になる」という、避けて通ることができないほどの大きな変化が生まれていると考えております。
この変化は、2000年代に消費者の情報収集メディアが雑誌などの紙媒体からWebに変わり、Web上のメインプレイヤーが生まれた時と同様の変化であると当社は確信しています。 大きな時代の変化の中で、現在ポータルサイトで認知・集客を行っている企業の方々も今後SNSマーケティングを行ってくと考えております。
皆さまのご支持をいただき、現在『toridori base』はPR実績37万件を突破し、SMBの皆様が利用するSNSでのマーケティングサービスのトッププレイヤーとなることができています。
引き続き、この市場をリードする存在として、サービスを更に良い物に進化させながら、時間をかけて広大なTam(獲得可能な最大市場規模)にチャレンジしていきたいと考えています。
【マイクロインフルエンサーの拡大余地】
toridoriの事業を支えてくださっているインフルエンサーの皆さまの登録数もさらに拡大する余地があると考えております。
マイクロインフルエンサーは国内に140万人存在しており、Tamも広大であると考えております。このTamから考えた場合、現在toridoriのサービスをご活用いただいているインフルエンサー様の数はシェア率3.2%であり、十分な拡大余地が存在しています。
今後もインフルエンサーの皆さまのニーズに応えるサービス展開・機能開発により、さらにtoridoriをご活用いただけるインフルエンサーの方々を増やせるよう邁進してまいります。
toridoriの強み・成長戦略
“インフルエンサーファースト”のサービス運営が可能な組織
SMBへのアプローチが出来る営業組織・案件のマッチングを支えるシステムを構築する自社開発組織・インフルエンサー出身者を中心とした、きめ細かなインフルエンサー支援組織を保有しています。
ご利用企業様の増加と、インフルエンサーの方々の増加には一定の相関性があり、ネットワーク効果が発生して好循環を生んでいると考えております。
toridori baseの成長方針
今までは、Webマーケティングやビジネス展示会でアプローチ可能な「アーリー層(SNSでの認知・集客方法を積極的に探している)」の企業様を中心にサービス提供してきましたが、今年度は「マジョリティ層(SNSでの認知・集客に興味はあるが情報収集には至っていない)」の企業様へターゲットを大きく広げ、新規獲得での成長を目指します。
そのため、販売代理店を活用した新規顧客獲得と、新たなサービスであるSNS運用代行『toridori likes(トリドリライクス)』のクロスセル戦略に注力していく予定です。
■新たなサービス『toridori likes』について
2023年第1四半期より、中小企業の方の自社SNSアカウントの運用を代行するサービス『toridori likes(トリドリライクス)』を開始いたしました。
消費者は、SNS上で商品を認知した後、SNS上で検索を行い情報を深堀をした上で商品購入にいたります。だから、企業のSNSマーケティングにおいては「インフルエンサーによる露出で認知を増やす」ことと同様、SNS検索で情報を深堀しに来た消費者のための「自社アカウントでの情報提供」も必要です。
そこで、『toridori likes』で、企業の自社SNSアカウントの運用代行サービスを行うことで、インフルエンサーの投稿をみて自社アカウントに来た消費者の購買意欲の向上に繋げていければと考えております。
以上のように、運用代行サービスと既存のインフルエンサーPRサービスを組み合わせることで企業の皆様のSNSマーケティングの効果は高まります。当社ではこれらをクロスセル商材として拡販することで、インフルエンサーマーケティング自体の価値向上にも繋げていけると考えております。
以上、当社IRページを元に、toridori事業全容と、最注力サービス『toridori base』についてご紹介いたしました!
toridoriでは他にも多様なインフルエンス・プラットフォームサービスを展開しておりますので、今後もまたご紹介する予定です。是非ご覧ください!
toridori IRチームでは、投資家の皆さまのニーズに合った当社の情報を届けていきたいと考えておりますので、「このような情報を発信してほしい」「詳しく知りたい」などのご要望がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。
https://toridori.co.jp/contact
(お問い合わせの種類で「IRに関するお問い合わせ」をご選択ください)
注意事項
本記事は、情報提供のみを目的として作成しています。本記事は、日本、米国、その他の地域における有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではありませんのでご留意ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?