結局、何がプロと素人birderを分けるのか?
こんにちは、とりコレクターです。
今回は、最近わたしがこのごろ悶々と考えていることを、ただ悶々と書き連ねていくだけの、何も解決しない回です笑
タイトルにご興味持っていただけた方、一家言お持ちの方など、最後までお付き合いいただければ幸いです。
birder:
野生生息地の中での鳥を観察して研究する人
「Weblio英和辞典」(2020年5月8日閲覧)
https://ejje.weblio.jp/content/birder
もともとわたしは、「たぶん平均よりはちょっとだけ鳥を知っている」くらいの、超アマチュアbirder。
というか、birderって名乗れないくらいの幽霊部員レベル。ごくごくたまーにバードウォッチングするくらい。
それがいまや、とり活動*にいそしむ日々…
(*野鳥の盗撮/パパラッチ)
とはいえ今も、知っている鳥はそこまで多いわけでもなければ、見分けや聞き分けもまだまだ難しいし、それ以上に自分で見聞きしたことのある鳥は少ない。
だから毎日が発見と学び、そして感動。
そんな中、わたしなぞより断然長いこと、そしてガチで、バードウォッチングやとり撮影をしてきている方々との交流が最近増えた。
そこでたまにわたしが「ん?」となるのが、そういうガチ勢の方に、
「こないだこんな素人birderの人がいてさー、やんなっちゃうよホント」
「あんまり鳥の情報流すと素人さんが集まっちゃうからさ、仲間内にしか言わないんだ」
みたいなことをおっしゃる方がいること。
わたしがその方の発言に何だか不快感を抱くのは、おそらくその方にちょっとした差別意識と優越感を感じるから。
もちろん、そういう方はいろいろな鳥やそれらの生態、フィールド(=その土地)にも詳しく、写真も撮り慣れている。(とりだけに)
そういう方が積み上げてきた知識や経験は尊敬に値すると思う。し、素直に勉強になる。
そして、そういう方の言う「素人さん」たちが、カワセミを見てワイワイと指さしたり追っかけたりしているのも知っている。
そして、あまりに多くの人が押しかけたら、とりたちはたまったもんじゃないだろう。
実際、それで営巣や育児放棄するケースも多いのだとか。
しかし、どちらかというとわたしは「素人さん」に近い存在。というかまだだいぶ素人。
わかるよ、カワセミってきれいだし見てて飽きないもんね。そりゃ近くで見れたらはしゃぐわ。
だれかにこの感動を伝えたくもなるわ。
そして、わたしは性格が悪いので、「素人さん」のグチを言うその人に対してこうも思ってしまう。
「でも、あなたもお金もらってやってるわけじゃないんだし、そういう意味ではプロではないですよね?」と。
しかしまた一方で、あんまりいろんな人が騒いで、カワセミたちにストレスが溜まったり、いつものフィールドに来なくなったら悲しい。
長くSustainableにとり観察や撮影を楽しむという意味でも、「逃げないからといってストレスになっていないわけではない」ということは、みんなに知っておいてほしいと思う。
(わたしも最近知ったのだけど)
とはいえ、わたしは「あなたたち超ド素人は来ないでください!」と言うほど傲慢でも、「わたし1人でも見るのをやめてカワセミのストレスを減らします」と言えるほど崇高でもない。
「もっといろんなとりと出逢いたい!撮りたい!」や「とりの魅力やとり活動の楽しさを、もっといろんな人に伝えたい!」と思う一方で、「でもあんまりみんなが見に来たら困る」という、矛盾した思いを抱えている。
上記の「プロ」は「ベテラン」に置き換えてもいいのかもしれないけれど、結局は同じこと。
「『あなた』と『彼ら』を分けるものとは?」
一体、とりはだれのものなのか?
Birderとはだれのことなのか?
そして、プロと素人birderをわけるものは何なのか?そもそもちがいはあるのか?
そうだとすれば、いつから、どうやって、プロになれるのか?そもそもなるべきなのか?
何にも答えが出ないまま、結局わたしは宙ぶらりんで、またとり活動をする。
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