【ネタバレ極力なし】漫画『バーナード嬢曰く。』の神林しおりについて
※この記事では漫画『バーナード嬢曰く。』について取り扱います。ネタバレはできるだけ少なくしますが気になるという方は注意してください。
今まで自分のnoteではあまり書いてこなかったことなのですが、私の今のところの二次元最推しは『バーナード嬢曰く。』という漫画で登場する神林しおりさんというキャラクターです。
『バーナード嬢曰く。』は施川ユウキさんという方が描かれたギャグ漫画で、読書家に憧れているバーナード嬢(ド嬢)とその友達である神林しおり、長谷川スミカ、遠藤の読書生活やそれぞれの関係性についてのお話です。基本的にはギャグなのですが、時々ほっこりしたり綺麗だと感じるような文章やシチュエーションがあります。
神林しおりというキャラクターについて書きます。神林しおりは外見のパーツとしては黒髪ロングヘアなのでいかにも萌えキャラっぽいのですが、作者の画風がシンプルなのでいい意味で萌えを感じません(黒髪ロングの萌えキャラをディスっているわけではありません)。性格も初期は特に一人で本のうんちくをベラベラ喋っては自分の言葉に自分で笑ったりつっこんだりしていて、人とのコミュニケーションに慣れていない様子があります。笑顔もニヤニヤニタニタしている感じの笑い方なのでかわいいかと聞かれると難しいところです。絵的にはド嬢やスミカの方がかわいい要素は多いのかなと私は思います。なので最初(一巻を読んだ時点)は私は神林しおりのことを特に好きではありませんでした。
しかし二巻以降を読んで、神林しおりの不器用さやツンデレだけどド嬢のことを大事に思っていることがだんだん分かってきて、また巻数を進めるごとにしおりが少しずつコミュニケーションのしかたを覚えて落ち着いていく(成長していく)過程を見て好きになりました。それに好きなことについてバーっと語ってしまうというところは自分にも覚えがありましたし、神林しおりが同じ話を何度もしていることを指摘されて自分でそれが恥ずかしくなるシーンは共感しました。
この記事はネタバレなしの記事なので語れることは少ないのですが、神林しおりは本当に魅力的なキャラクターだと思います。しおり以外でもバーナード嬢曰く。という作品は登場人物たちがみんな魅力的な作品なのでまだ読んでいない方はぜひ読んでみていただけると嬉しいです。