個人的に好きな乙女ゲームのバッドエンド【ネタバレあり】
こんにちは。
この記事のネタバレなし版を別のブログであげたのですが、ネタバレありでも語りたくなったのでnoteでも書くことにします。
※ここから先に乙女ゲーム『ピオフィオーレの晩鐘』、『吉原彼岸花』、『終遠のヴィルシュ』、『AMNESIA』、『白と黒のアリス』のネタバレがあります。
・ピオフィオーレの晩鐘
ピオフィオーレの晩鐘はバッドエンドのボリューム・スチルがあったり中途バッドにも気に入ったものがありました。
私が特に好きなのは楊とオルロックのバッドエンドです。ニコラのバッドエンドも好きです。
楊は中途バッドであっさりリリィ(ヒロイン)に飽きて部下たちにリリィをやってしまうエンドがあり、人としては酷いのですがストーリーとしては面白かったです。その時に双子があっさり護衛をやめる命令に従うのも良かったです。ビジネスライク? というか……。私は老鼠の双子が好きなのですが、それは可愛らしさは勿論残酷な部分があることにも惹かれているのだと思います。
楊の(正式な?)バッドエンドでは、途中上げてからの突き落としが分かっていても良いですね。楊自体は酷い性格ですが、物語としてはやっぱり楊はこうじゃないとと思いました。グッドエンド(?)という名のエレナがかわいそうなエンドも好きです。
オルロックのバッドエンドは、中途バッドエンドのオルロックがファルツオーネに自ら行ってダンテに殺されてしまい、リリィが目覚めると隣にダンテが……というエンドも好きですし、オルロックとリリィが二人でファルツオーネに捕まってしまうエンドも好きです。
猊下がオルロックの父親だと知るのが確かバッドエンドだけだったと思うのですが、そういう幸せになるためには知らない方がいいこともある……といった展開も好きです。
オルロックのバッドエンドはとても残酷なのですが、特に最後にオルロックが歩けなくなってしまうのが当たり前ですが甘くない世界だなと思いました。
そしてオルロックルートではダンテの気持ちを考えながらストーリーを進めるのもおすすめです。ニコラの葬式のシーンまでしっかり描写するところも重みがあって良かったです。
ニコラのバッドエンドも依存(共依存?)感がいいですね。わりと乙女ゲームにありがちなバッドエンドではあるのですが、丁寧に描写されていくので面白かったです。
・吉原彼岸花
吉原彼岸花は私はvita版でプレイしていますが、バッドエンドたちがとても良かったです。
共通ルートのバッドエンドでは梅毒など辛い描写が多く、凛の最後は怖かったです。
他にも惣一郎バッドエンドのどこにも行けない逃避行や、時雨を飼うというぞわっとする結末、さくや(表記ゆれごめんなさい)ルートでのさくやの手紙を読みながら虚ろになってしまった凛など……、色々と思い浮かびます。
私が特に好きな吉原彼岸花のバッドエンドは、忍ルートのバッドエンド二つと時雨のバッドエンド、真相バッドエンドです。
忍ルートのバッドエンドでは凛が妾になるエンドについて語っている人が多いのですが、個人的には凛が妊娠し、忍が離れていってしまうエンドの印象が強いです。乙女ゲームでこういった結末があるのか……と思いました。
時雨のバッドエンドでは辰吉がいい味をだしていると思います。辰吉ルート自体も悲しい終わり方なのですが、その後で時雨バッドエンドを見ると複雑です。
このゲームは真相もハッピーエンドというよりは情や業といったストーリーなのですが、真相のバッドエンドは惣一郎も凛もかわいそうでした。惣一郎自体は悪いこともしていましたが、そうだとしてもかわいそうだなと思いました。
・終遠のヴィルシュ
終遠のヴィルシュはバッドエンド(絶望エンド)を売りにしているだけあって面白いです。私は特にリュカ先生のルートが好きです。シアンの中途バッドエンドでのマムの怖さも良かったです。リュカ先生のルートについては別の記事で紹介しています。読みたい方は下からどうぞ。
・AMNESIA
AMNESIAは攻略対象の癖が強いのですが、短いながらも面白いバッドエンドがありました。イッキさんのバッドエンド三つは面白かったです。主人公がかわいそうでしたが……。トーマのルートも衝撃的でした。
・白と黒のアリス
白と黒のアリスは個人的にはネロの中途バッドエンドが好きです。ネロがどうこうというよりは愛日梨の優しさが好きでした。
以上でこの記事を終わります。読んでくださってありがとうございました。
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