喫煙所以外で聴いた曲10(20241204:ミクロ菩薩、ホムカミ、他)
お”い”ル”フ”ィ”!!!
喉”が”痛”く”て”タ”バ”コ”が”吸”え”ね”え”ぞ”!!!!!(ドレスローザ編、鳥籠が切れないゾロ)
あ〜というか今日いっぱい音楽聴けちゃったから書く量多いなあ
めんどくせ
ほんとは今日は相談室に行くはずだったんだけど、あまりにも声が出なすぎてキャンセルした。たまに声が裏返る天龍源一郎だと思ってくれたらいい。電話したら受付の人もちょっと笑っててウケたね。
先生方とミーティングがあった。
でもよ教授….進捗が…!(白紙(シロカミ)のシャンクス)
別に詰められることもなく、思ったよりあっさり終わる。
教授は多分この声を心因性だと思っている。ありがたいことにめちゃくちゃ体調の心配をされたが割と元気。わざわざ元気アピをして厳しくされても嫌なので、とりあえず眉をひそめながら無言で頷いておいた。
流石に今日はマテメソ書き上げたい!!!!!
流石にほとほと困り果てたので、耳鼻咽喉科に向かう。いつものところは予約がいっぱいだったので、北山の方へ向かう。道中はホムカミの新譜を聴いた。
see you, frail angel. sea adore you. /
Homecomings
まず音がいいと思う。ドラムは元CHAIの彼女らしい。
Twitterのオタクの皆さんが名盤に挙げる理由がなんとなくわかる。少なくとも、何かしら上質だと思う。
結構耳が滑ったが、これから何回も聴き直すと思う。広くね?音楽性
4曲目、9曲目はすごくよく感じた。
4曲目はドラムンベース的なアプローチで、その時点でもう結構好きになってしまうんだけど、すごく良かった。
9曲目は自分の中のホムカミイメージど真ん中って感じ。とにかくベースの音がいい。歪みながらもしっかり存在していて、支えながらもラインが見える。タンバリン?の刻みも気持ち良すぎる。torch songは失恋、片思いの歌という意味だけど、その状況にあってこの曲聴いてたら確実に感情が崩壊している。
病院の待ち時間、本当は小説を読み進めようと思ったが、後輩のnoteを読み返すことに決めた。夜、話を聞く約束をしていた。
現実は、必ずしも小説のようなストーリーに沿わない。その人の苦痛はその人にしかわからない。多くの人間が考える”原因→結果”で一概に捉えられるものじゃない。現実は小説より鬼なり。
きっと自分一人で苦痛全てを取り払うことはできないし、後輩もそんなことを期待して連絡してきたわけじゃないだろう。少なくとも一人ではないことだけは伝えたい。自分はすでに助けてもらったので、優しさの前払いは済んでいる。意外と人は助けてくれる。
長かった待ち時間に比べて、診察自体は一瞬で終わった。めちゃくちゃ薬を出してもらい、帰路に着く。しかしまだ帰りたい気分ではなかった。
なんかいい喫茶店はないかとぶらつきながら、ミクロの新譜を聴き直した。
空隙と混沌 / ミクロ菩薩
すでに一回ちゃんと聴いていたが、普通に聴きたくなった。
1回目はやっぱり気合い入れて聴きたいよな、ナガイタクマの真剣さに勝手に報いたい。
一聴したときは前作の方が聴きやすかった。ライブで聴いたことのある曲が多かったのもあるし、ミックスもあるのかな。
多分カンノのベースはプレベに変わった?前作よりも輪郭はぼやけたが、存在感が減ったわけではなく、より必要な位置にハマったように感じる。たまにピックで弾きたくならない?wわかんない。エッジが欲しくなるタイミングあるくない?
アジカンの影響かも。
全曲いいけど、1曲目と3曲目、めちゃくちゃ好き。展開も凝ってて…あんま適当なこと言わん方がええか!俺あんまりポスマス詳しくねえしよ!とにかく好きだったよ!
7曲目、玄冬が一番好きかな。雪が降り積もる冬だけでなく、まだ人として芽吹く前の幼少期のことも指すらしい。展開が全部カッコいい、Bメロが特に。間奏のギターリフも含めて完成度が高すぎるだろこの曲。ラスサビ、拍子と刻みが変わる時の焦燥感が刺さる。
ミクロ菩薩を聴くと、一度訪れたナガイとカンノの故郷、福島の駅前を思い出す。中心地というにしては少し寂れて、灰色に見えるその街の肌寒さ。
ナガイは今の彼自身がまだ、雪解けを迎えていないように感じているんだろうか。一見すると大人びて感じる彼の絶叫を聴きながら、その寂寥と葛藤を想像する。
5曲目、茱萸の歌詞には読み方も意味も知らない言葉が多く出てくる。なんやねん茱萸(ぐみ)って。純真的茱萸(ピュレグミ)?
難解な表現と複雑な展開、なのになんでサビのメロはストレートなんだよ!雑すぎてあんまり使いたくない表現だけど、5曲目→6曲目の流れでどうしても泣いてしまう。
ミクロ菩薩にたどり着くような人間は、確実に何かしらの葛藤を抱えていると思う。自分のことや他人のこと、忘れられない過去と見通しの立たない未来。強烈な向かい風を感じながら、それでも自分を保ちたいと進む人間が、ここに来るんじゃないか。
音楽はあくまで手段であって、そこに込められた作曲者の人生とか想いが、その人を救い得ると思う。この先、このアルバムに込められたナガイ自身が、本当に必要とする人を救っていくことになるだろう。
少なくとも俺は、冬の寒さに心を痛めたり、独り歩む寂しさに耐えられなくなったりした時、このアルバムを思い出す。対処療法に過ぎないとしても。きっとそう感じる人間は少なくない。
大変勝手で申し訳ないが、彼はいつか必ず幸せになれてしまう。これは前世から決まっている。自分のことも他人のことも許せる日が来てしまう!と思う。いずれ巡っていく彼の季節の中で、”冬”を切り取ったこのアルバムを聴けて良かった。
いつかコイツには暖かな春が来て、燃えるような夏が来て、穏やかな秋を迎えんだわ!!!直接言ったらまた困ったように笑うだろうか
逃すなや、須臾にして聴け!人生は長いわけじゃない
ナガイだけに…w
寒くなってきたので結局どこにも行かずに帰路に着き直す。
家の近くの定食屋で腹を満たす。定食屋では韓国のシンガーソングライターの曲を聞いた。シンガソングライターをSSWって略すの無法すぎ。
Angel Interview / Meaningful stone
定食屋で流れるニュースでは、戒厳令の話題で持ちきりだった。日本の議員はどうせ国会に突っ込むとかできない!敗北敗北!みたいな論調ばかりが、インターネットの痰壺、Xでは見られていたけれど、別にそんな事態がない日本も偉くない?なんで両方褒めてあげられないのか。
NJは無事帰れるのかな。それだけ心配。
柴田聡子とか、それこそホムカミとか、そういう感じの曲調。アルバム前半はだいぶチルな感じだ。タイトル通りって感じ。
後半2曲はかなり毛色が異なり、めちゃくちゃおもろい。堕天?
満腹になり帰宅、気絶。
起きて水を買いに外に出る。そういえばシャンプーが切れていたことを思い出し、薬局まで足を延ばす。
友人に勧められたHiphopを聴き直そうと思ったが、よさげなダンストラックを見つけて再生。
Twofold / Big Animal Theory
コレやばい!このジャンルに通じてない自分でもわかる!これは確実にヤバイ!
絶対みんな一聴した方がいい!マジで
らしい。
このアルバムしれて良かったな今日。
インターネットのゴミ溜めことXも、たまには有益な情報を提供してくれる。
帰って電話の連絡を待つ。予定の時間を過ぎて、まあこなそ〜wと思い、シャワーを浴びる。
でるとLINEが来ていて、元気だそうだ。別の後輩との会食がとても楽しかったらしい。
良かった〜。普通に元気が一番だからな。
先生になれなかったから、教え導くことはできないし、医者になれなかったから、直接助けてあげることはできない。小説のようにヒーローが現れることもないし…
でも意外と、支え合って生きていけば、地方都市の冬ぐらいならば、乗り越えていけるかもしれないぞ!
ロープを一度首にかけた時の感触は今でも覚えているけど、俺は今日生きてて良かったと思えるぞ!
勧められた音楽が良かったことを友人に報告。なんかE棟で音楽の話できるの新鮮で嬉しい。いや、いつもしてはいるんだけど、周りポスマスの人間ばっかりだし。hiphopの話とかインディーポップの話とかしてくれる友人、めっちゃ有難い(ナガイのありがたい)
LINEで話し切れないことが多過ぎて、また飲みに誘っちゃった。お金!ない!!!節制!するぞ!!!
まあ何にしろ割といい日だったな。楽しかった。
…マテメソは?