”イル・ポスティーノ4K"観た
ネタバレあり・備忘録
めっっっっっちゃくちゃよかった。
3つ覚えてて
1つ目が結婚式のシーン。
めっっっっちゃくちゃ幸せそうで、おれも結婚したい!!!!!!!!!!って思っちゃった。もしくは誰かの結婚式に呼ばれたい。なんとしてもご祝儀捻出するから頼むから読んでくれ。余興しろと申されるならなんでもいたします!法に触れない範囲で!!!
2つめが終盤にさしかかったときの主人公・マリオのセリフ。細かいところはうろ覚え。
詩の書き方をマリオに教えたパブロが引っ越してしまったあと、そのパブロに向けてマリオが言葉を録音するシーン。
「綺麗なものは全てあなたが持っていってしまったと思った。でも違った。」
みたいなことを言うんだけど、
”綺麗なもの”はそこらじゅうにあって、大切なのは”それを綺麗だと感じられる心”なんだ、ってメッセージだと自分は受け取った。
パブロがマリオに教えたのは、美しい女性でも、海でも、風でもなくて、それを美しいと感じ、詩として、隠喩として表現するその方法なんだ。ってことがわかるシーンと解釈して、それがすごく印象的だった。
同じものを見たり聴いたりして、それを美しいと思えるか、何も感じないかはその人次第で、それを感じ取れるような豊かな人間になりたいと思った。
最近自分の実用主義というか、いかに役立てるか、いかに有効に使うかみたいな考え方があんまり好きじゃない。
何かを成そうと思わない限り、人生はそれなりに長いし、時間をゆっくり使う訓練をしたい。最近は。
3つめはパブロの「君の隠喩が女の乳首に痕(あと)をつけたんだ!」みたいなセリフ。乳首に痕ってつかなくない…?w本当に豊かな感性の人間になりたいと思いました。