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雑誌Grapheck、デザインページの話

前回紹介したGrapheckプロジェクト、ページデザインもいくつか担当しています。

その中で今回は「ゆりやんレトリィバァさんのインタビュー特集」についてのお話をしたいと思います。

極悪女王公開直後でお忙しい中、かすりもしないおならというテーマの取材を
快く受け入れてくれたゆりやんさん。

この雑誌は「発生期→我慢期→準備期→解放期」の4期に分かれて構成されています。

何のかって…?
もちろんおならです。

そう、
おならです。

インタビュー特集は、2期目、我慢期に分類されるページになっています。

ゆりやんさんは、芸人としても俳優としても、ユーモアや豊かな表現力で観客を魅了される方だと思っています。
では、その表現の対象を「おなら」にしてみたらどうだろう…?
ということで、ゆりやんさんには体内にいる「おならの擬人化」として登場していただきました。


特集タイトル「Borborygmus:腹鳴」

腹鳴とは、おならを我慢したときにお腹がゴロゴロと鳴るアレのこと。
外に出たいおならと出したくない腸の音ともいえるアレのこと。
その体内をビジュアルテーマにして、全6頁が展開していきます。

まず扉となる見開きはこちら↑
左頁には、タイトルとそれをイメージした波形を入れています。
右頁では、顔のパーツがパズルのように配置されているのですが、これは徐々に自我が形成されていくおならの欠片です。

実際はインタビューの文章が載っています

次はこちら↑
サーモグラフィって、おならバレしちゃうって言うじゃないですか。
そんなサーモグラフィを通して姿を現す、自我を持って動き出すおなら(ゆりやんさん)。
そしておならを圧縮させるように押さえつける腸を、COMPLESSIONの文字で表現しました。

実際はインタビューの文章が載っています

最後の見開きはこちら↑
それでも外に出たいおならが、外を目指してぐるぐるくるくると探し回る様子。

外へ出たいけど出られない。

出口を探し回っているうちに、
上も下も分からなくなって、
だんだんそれすら楽しくなってきた。

まだ見ぬ世界へ飛び立つ瞬間を夢見ながら、
今はただ踊ろう。

おならの心境(意訳)


本誌では、ゆりやんさんのユニークなおなら観が存分に知れるインタビューが、これらのビジュアルと共に掲載されています!
おならを我慢している時のあなたの腸内、
実はこんなことが起きているかも?
きっとムズムズしながら、インタビューを読むことになるでしょう…


Grapheckは、パラパラと眺めただけでも楽しめる「ただかっこいいだけ」を目指して作られていますが、制作秘話を知った上で読むと、見え方が変わって何度も楽しめる雑誌です!
公開されている制作秘話一覧は、以下の活動報告にまとまっています。

制作秘話を読んで、また、他ページもどんな風におならを表現しているのか考察しながら、より深くGrapheckを楽しんでみてください。
クラファン終了まで残り5日…!!!!!


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