マジック:ザ・ギャザリング『ドクター・フー』コラボ事前知識⑨
noteを書きながら統率者も組む、大変だ!
どうも、鶏団子鍋と申します。
発売日はもう目の前ですね。
今回もMTGドクター・フーコラボのカードデザインについて魅力をお伝えして参ります!
新規カードに絞ってご紹介しておりましたが、再録カード達にもできれば焦点を当てたい…悩ましいですね…。
前回のやり方がしっくりきたので、今回も引き続きシーズン9から各エピソードに合わせて見ていきましょうか。
おっとその前に9代目ドクターのご紹介がまだでした!
「9代目ドクター(The Ninth Doctor)」
革ジャンの似合う男前、「9代目ドクター」です。
作中ではクリストファー・エクルストンが演じています。
クリストファーは間違いなくドクター・フー新ドラマシリーズの立役者です!
彼が居なければこの新ドラマシリーズは始まらなかったですからね。
撮影時には色々あったみたいなのですが、よくやりきってくれたと称賛の拍手を送りたい。
通常枠イラストはローズを旅に誘っているシーンでしょうか。
ターディスから漏れる光が神々しいですね!
ショーケース枠については前回のnoteをご覧ください。
能力は「速攻」ともう一つ。
「アンタップステップ中にこれがアンタップするなら、この後に追加のアップキープ・ステップを得る。」
ドクター・フーコラボでアップキープに関する能力といえば・・・
そう「待機」ですね!
他にもアップキープに起こる能力が倍加するため、扱いやすいシステム能力です。
10代目や11代目の待機能力とも相性バッチリな能力、まさにドクターが持つ常在能力としては申し分ないでしょう!
アップキープ誘発を増やして統率者にするも良し、ほかのドクターデッキに仕込んでおくも良し。
3マナと軽めのボディも相まって、是非使ってみたい性能してますね!
シーズン1第13話「わかれ道」
既にご紹介済みのカードと合わせて参りましょう。
シーズン1の最終エピソード、わかれ道よりカード化されています!
このエピソードでは9代目ドクターとローズたちがダーレクに襲われ絶体絶命の危機に陥ってしまいます。
プレビュー初期に紹介されたこの英雄譚!
イラストの意味がわからなかった方々も居たことでしょう。
「わかれ道」の舞台は未来の人類のコロニー、サテライト5とダーレクの宇宙船になります。
サテライト5ではゲームと称して、殺人ショーが撮影されていました。
裏で糸を引いていたのはタイム・ウォーと呼ばれる戦争で滅びたと思われていたエイリアン「ダーレク」でした。
彼らは新たな指導者と共に宇宙制圧を目論んでいた・・・
【皇帝ダーレク(The Dalek Emperor)】
その名は「皇帝ダーレク」
カード能力は皇帝に相応しい「親和(ダーレク)」に加え、これでないダーレクに速攻を与えます。
そしてもう一つの能力、
「あなたのターンの戦闘開始時、各対戦相手は以下の最悪の二択を行う。
①自分のクリーチャー1体を生贄にする
②皇帝ダーレクのコントーラは3/3のダーレクを生成する」
作中、ダーレクたちは①人間を殺して材料に②ダーレクを造っていました。
邪悪さたっぷりですね、最悪の二択はまさに作中表現ばっちり!
数多のダーレクに囲まれるなか、ドクターは我が身と地球を犠牲にダーレクを滅ぼすかの選択をします。
そんなドクターを見て皇帝ダーレクはこう問います。
【臆病者/殺人鬼(Coward // Killer)】
地球に未練を残して滅ぼされる臆病者か
地球もろともダーレクを滅ぼす殺人鬼か
カード表現は完璧!分割カードなのも解釈一致!
どちらになるか選ぶのはあなた。
結局、ドクターは臆病者だった。
仲間もみんな死んでしまい、ターディスはローズと共に現代へと旅立った。
絶望するドクターの元に聴き慣れたターディスの音が響く。
そこにタイムトラベルをしてきたのは・・・
【すべてが塵と化す(Everything Comes to Dust)】
9代目が現代に送り返したはずのローズだった。
エピソードのクライマックスを描いた、この「すべてが塵と化す」は召集付きの10マナソーサリー。
効果は「召集したクリーチャーと、共通のクリーチャータイプを持つクリーチャー以外と、全てのアーティファクト・エンチャントを追放する。」
このエピソードでは、ドクターをはじめ、ローズや仲間のキャプテン・ジャック・ハークネス(カード化ないんかい!!!!)、そしてサテライト5の住民と共に最後まで戦い抜きました。
召集したクリーチャータイプを巻き込まないのは素晴らしい表現。
ターディスのエネルギー「タイムボルテックス」を吸収したローズは次々とダーレクを塵にしていった。
そしてドクターと死んだはずのキャプテン・ジャック・ハークネスを救った。
うーん、いいですね!
全体除去で作中再現してくるとはFantastic!(素晴らしい!)
そして最後は・・・続きは配信サブスクで!
シーズン1から出てきた新規カードは以上のはずです!
漏れているものがあればお教えください。
(再録カードは欺瞞の神殿みたいな感じで差し込んでいきます)
シーズン2第4話「暖炉の少女」
シーズン2からは10代目ドクターのご登場!
「暖炉の少女」からは既にご紹介したものと加え合計3枚がカード化しています!
舞台は51世紀の遥か未来と、何故か18世紀のフランス。
遥か未来の51世紀で故障している宇宙船を発見した10代目ドクターとローズ、ミッキーの3人。
乗組員は存在せず、宇宙船の中に似つかわしくない謎の暖炉が設置されていた。
【回転する暖炉(Rotating Fireplace)】
回転する謎の暖炉を使い、18世紀のフランスへとやってきた10代目ドクターたち。
この暖炉がなぜ18世紀フランスに続くのか、それはまだわからない。
カード能力を見ていきましょう!
「これはタップ状態で時間カウンターが1つおかれて戦場に出る」
「タップ:時間カウンター分の無色マナを出す」
「④タップ:タイムトラベルを行う。ソーサリーとして行なう」
10代目ドクターが暖炉を使って過去に行くたび、がっつり年数が経過していく。
時間カウンターが置かれて大きなマナが出る。という表現はエピソードを視ているとちょっとしんみりきちゃいますね。
そこには一人の少女が居た。
名前をポンパドゥールという。
なんとこちら専用トークンあり!なんて原作ファンに優しいんだ。
彼女は謎の機械人形に狙われていた!
【機械仕掛けのドロイド(Clockwork Droid)】
機械人形は明らかに彼女を狙っているのだが、襲ってくる様子はないようだ。
すぐに簡易タイムトラベルマシンで逃げて行ってしまう。
そんな「機械仕掛けのドロイド」の能力を見ていきましょう。
「これが攻撃するに際し、督励してもよい、そうしたらブロックされずに占術1を行う。
この機械人形はネジ巻で動いています。
督励でそれを表現するとは、やりますねウィザーズ!
占術1はドロイドが彼女の様子を伺う表現なのでしょう、これまた綺麗なデザインです。
場面は変わって宇宙船を探索しているローズとミッキーの2人。
2人は奇妙な宇宙船のパーツを発見していた!
人間の目で出来た監視カメラに、動力源と思わしき人間の心臓。
機械人形たちは職務を全うしていた。
宇宙船が故障し、修理したのだ。
人体のパーツを使って。
なぜポンパドゥール夫人が狙われるのかはわからないが、機械人形がポンパドゥール夫人の命を狙っているのは確か!
10代目ドクターは馬に乗り、彼女を救いに向かったのだった・・・!
顛末はエピソードをご覧ください!
このエピソードもかなりのエモい回です。
ポンパドゥール夫人の「消失3」が何を指すのか、是非見届けてください。
一旦ここまで!
結構紹介したつもりでしたが、まだまだ枚数ありますね・・・。
発売後もぼちぼち書いていくので、またお付き合いください。
次回はちょっと遅れる見込みです。たぶん。開封が楽しくなっていなければ書けるかも・・・。
少しでもお楽しみ頂けたら良かったです。
それではまた今度。
※本記事は以下より画像引用しています。
「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト」
https://mtg-jp.com/ カードイメージギャラリー
「BBC:TV DOCTOR WHO」
https://www.doctorwho.tv/ 配信ドラマより