マジック:ザ・ギャザリング『ドクター・フー』コラボ事前知識⑥
はじめに
どうも、鶏団子鍋と申します。
本格プレビュー始まっちゃいましたね!
公開されるカードが多すぎて、予想はしていましたが情報過多です!
今回もMTGドクター・フーコラボの魅力をお伝えして参ります。
目が回りそうですがとりあえずnoteは書かねばなるまい、ということで繋がりのあるカード達をまとめて紹介していきたいと思ってます!
ということで10代目ドクターの代表的エピソードといえば・・・
うん、「また」なんだ。済まない。
シーズン3第10話「ブリンク」である。
仕方ないじゃないですか!まとまって公開されたんですから!
シークレットレイアーのこともあるので、嘆きの天使ばっかり語ってる人になってしまいます。
それだけこの回にはファンが多いということ!
ファンサービス痛み入ります。
もうこれをご覧の皆様には不要かもしれませんがここからはドクター・フーのネタバレとなります!
【まばたき(Blink)】
シーズン2の第10話「ブリンク」をモチーフにした英雄譚!
この後のシーズンでもおなじみとなった、嘆きの天使の初出回でもあります。
嘆きの天使に関しては③や④でも話題が出たので割愛しますね。
もしよろしければ過去noteもご覧になっていってください!
<<第一章、第三章>>
この回では、ドクターではなく一人の少女、サリーを中心にストーリーが展開されます。
そして作中ではドクターとマーサを除く2人の一般人が過去へと飛ばされてしまいます。
しかし、サリーにはなぜ2人が過去へ飛ばされたのかわかっていません。
第一章から第二章は突然ライブラリーへバウンスされるため、作中で彼女が感じた「なぜ2人が過去へ飛ばされたのかわからない。」が良く再現されていると思いますね!
<<第二章、第四章>>
③で紹介した嘆きの天使を思わせるトークンを生成!
過去へ飛ばしていたのは天使の彫像だった!という表現です。
実は作中でドクターが嘆きの天使に言及してからは誰も過去へ飛ばされていません。
このトークンがライブラリーバウンス能力を持たないのはそういったフレーバーでしょうか。
(デッキバウンス2回に嘆きの天使が2体そのまま出てきたら単純に質が良すぎますね)
これまでにないような英雄譚の章の進み方、最初頭バグっちゃったかと思いました。
気が付かなかったという方、もう一度章の進み方をご覧ください。
レガシーでワンチャンあるかな・・・どうかな・・・。
挙動としては使ってみたい動きをしますねぇ、よきよき。
【サリー・スパロウ(Sally Sparrow)】
実質「ブリンク」回の主人公、サリー・スパロウもカード化して登場!
まさか来るとは思いませんでした。
正直この回は原作ファンに向けてかなり優遇されていますね。
イラストはターディスの鍵を嘆きの天使から取ったシーン。
これが原因でサリーは嘆きの天使に付きまとわれてしまいます。
能力を順に見ていきましょう!
1つ目は「あなたが唱えるクリーチャーは瞬速を持つ」
作中何度も嘆きの天使に出会ったというのにサリーは捕まりませんでした。
それをすばやい、と表現して回りに瞬速付与する能力にしたのは面白い!
2つ目は「他のあなたがコントロールしているクリーチャーが戦場を離れた時、調査を行う。(ターン1回制限)」
作中で周りの人が過去に飛ばされた原因を探るサリーを良く表現できています。
オマケでついている能力にしてはかなり使い勝手がよいですね!
「不定的時間的(Wibby-wobby,Timey-wimey)」
「不定的時間的」は作中でドクターがサリーにアドバイスする言葉の一つ。
フーヴィアンの間では有名フレーズ「Wibby-wobby,Timey-wimey」です!
日本語版カードは韻を踏んでいる感じですね、吹替版ドラマこんなだっけ。
デッキ名の「タイミーワイミー」はここから取っているのでしょう。
タイムトラベルする、というのは過去に行ったり未来に行ったり。
不定的なもの、という表現はカードの挙動にピッタリ合致していますね。
時計回しと違ってキャントリップがあるためアドバンテージを損失しない点がかなり高評価です。
10代目ドクターで捲れた場合でも最低限ドローと後続の待機カードが加速するのはとてもありがたいですね。今からでも英雄譚のカウンター、時間カウンターになりません?
【まばたきするな】
「まばたきするな」は作中で10代目ドクターがサリーにアドバイスする言葉の一つ。
「生き延びたければ、まばたきするな。」
天使の彫像は人に見られていないときに動くことができるため、瞬きは厳禁!
インスタントで使いやすい!軽い!良いですね!
追放状態で天使が見えないとき、次に目を開けた時には天使に触られ過去へ飛ばされた後だった。
素晴らしい表現だと思います!
MTG界隈ではブリンクは追放して、戦場に戻すを意味する単語です。
語源は「一瞬の瞬き(Momentary Blink)」から来ています。
ドクター・フーファン(以後フーヴィアンといいます)目線だと素晴らしいカードだと思います。
是非とも使いたい一枚、サイクリングがついていて無駄になりにくいのもよいですね!
ちなみにレガシーのギャラクシー・カスケードが止まるカードでもあります。
創造の技スタートにこれをぶつければクリーチャーは着地しません。刺さる範囲が狭いとか言った君、ギルティです。
一旦ここまで!
本日は短いですがここまで!
嘆きの天使関連は流石にもう無いと思いますが、もし現れるとすれば・・・
まぁその時はまたここに追記していきましょうか。
少しでもお楽しみ頂けたら良かったです。
それではまた今度。
※本記事は以下より画像引用しています。
「ウィザーズ・オブ・ザ・コースト」
https://mtg-jp.com/ カードイメージギャラリー
「BBC:TV DOCTOR WHO」
https://www.doctorwho.tv/ 配信ドラマより