note初投稿のご挨拶、および、記事の方向性について
ご挨拶
こんにちは、あるいは、初めまして、十姉妹(じゅうしまつ)と申します。
ネットの世界の片隅で絵を描いている者です。
絵の背景や小道具の資料として、「Blender」という3DCG作成ソフトウェア(以降、「Blender」と呼称)を活用しています。
このnoteで綴ろうと考えていること
このnoteでは主に、私がBlenderでぶつかった壁や、その解決方法、実験した内容などを綴ろうと思っています。
主に自分の備忘録的な感じで記します。
Blenderの使い方は、公式リファレンスや、本、動画などにお任せします。一冊自分に合っていそうな本を見つけて、書いてある通り試し、なぜそのような方法を取っているのかと考え、理解していくと基礎的な部分や暗黙の了解などが身につくと思います。
私のBlenderの使い方
見た目重視で作成し使用
通常3DCGを作成する場合、ゲームの作成やVTuberのモデルの作成など、別のソフトウェアと連携することが多いのではないかと思います。
動かした時に歪みが発生しないように工夫したり、ポリゴン数を絞って処理を軽くする工夫をする必要があると思います。
私の場合、絵を描く参考になれば良い。
すなわち、3DCGのレンダリング後に、絵の参考として問題ない見た目になっていれば作成完了、というスタンスです。
なので、見た目上は一つの物体に見えていても別のオブジェクトのままであったり、ミラーリングしているものを適用していなかったり、ポリゴン数を減らさないまま放置しているなど、別のソフトウェアで再使用することは想定していない作り方をしています。
良い構図を探すために使用
絵の構図を考える時、頭の中に絵のイメージが出来上がっている人、おもちゃのブロックを組み立てて考える人、人形に協力してもらう人などがいるらしい。
私の頭の中のイメージははっきりしたものではないし、ブロックも持っていない。そして暗い部屋の中に佇む人形が怖い。
そこで使ってみようと思ったのが、Blenderです。
構図を考えるだけならば四角ブロックを配置するだけでも構図を考える参考になるし、カメラの視点を変えるだけで別構図を試すことができる。
やろうと思えば可動式の人形も作成できるし配置もできる。
アニメーションの作成のために使用
自ら描いた2Dキャラクターを動かすことや、扉の開閉や時間帯の違う複数パターンの絵を描くことがあります。
その際に、Blenderのアニメーション機能を使用しています。
あまり時間がかけられなかったり、アニメーターの技術も知識もないのでこの方法を採用しています。
2Dイラストのアニメーション化ソフトウェアもあるけれど、無料版だと機能が制限されているし、有料版を購入するほどの利益も見込めない。
なので、Blenderでも似たようなことができるのでそちらには挑戦していません。
光の当たり方の参考のために使用
影は形状が複雑なものほど頭の中ではイメージがしづらいものです。
太陽や光源の場所によっての影の落ち方、光の当たり方の参考にしています。
描画難易度の高い小物の作成のために使用
楽器など写真資料だけでは描きづらい小物の作成に使っています。
曲線の多いものは頭の中だけで角度を変換するのは高難度です。
描けたと思っても、見直しの段階で不自然すぎる歪みが見つかり、リカバリーに時間がかかりします。
「デッサン力のない奴め」と言われようとも、出来上がりのクオリティと時間の方が優先度が高いです。
時間のある時にデッサン力を鍛えてBlenderに頼る部分を減らしていければ良いかと思います。
最後に
このnoteは日々の絵描きの合間に綴っていこうと思っているので、のんびりと見守っていただけたらと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
参考外部リンク
参考書籍
「Blender 2.7 3DCG スーパーテクニック」 Benjamin(著)
私が持っている本です。
初心者が混乱してしまいそうな箇所でも、端折らずに解説されていて、機能をある程度広く学ぶことができるようになっているので、学びやすい本だと思います。
現在のBlenderの最新バージョンは4.x台なので、だいぶ前の書籍です。同じ本を試してみたい場合は最新版をお勧めします。