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Blender4.0-guaking_aspen(木を作るアドオン)の考察

こんにちは、十姉妹です。

今回はBlenderのアドオン「guaking_aspen」のプリセットを使用して作成する幹に関するメモです。葉についてはこのメモでは言及しません。

詳細な使用方法についてはBlenderの公式ページを参照してください。

このツールは背景に配置する木を手軽に作成する際に便利ですが、全て英語での表記なので、使用する度に調査が必要になるため、メモを作成することにしました。


guaking_aspenツールの使用方法


Blenderの公式マニュアルがあるので、詳しくは下記リンクを参照願います。
英語で書かれていますが、マニュアル左下部の言語選択、および、ブラウザの和訳機能を使えば読めると思います。

幹のプリセットは以下のプルダウンから選択でます。
ジオメトリ > Load Preset


作成できる木の種類


■callistemon


読み方は「カリステモン」
和名は「ブラシノキ」「ハナマキ」「キンポウジュ」

選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク

▼メモ
オーストラリア原産の植物とのことです。
日本の風景にはなじみがないような植物だと思います。

出力結果と写真と比較すると、枝が過度に垂れているように思われます。


■douglas_fir


読み方は「ダグラスファー」
和名は「ベイマツ(米松)」

「松」とついているけれど、松の仲間ではないとのことです。

選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク

▼メモ
松というのに松ではないといわれると、オカメインコはインコではなくオウム…というのと同じ香りがします。
命名は大事、と思わせられる。
出力結果の外観は杉に近いと感じます。杉に改造して使用しても良いとおもいます。


■japanese_maple


読み方は「ジャパニーズメープル」
和名「イロハモミジ」「モミジ」

選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク

▼メモ
日本の紅葉を象徴する植物と言えると思います。
紅葉は美しく、葉の形も魅力的です。
モミジとカエデは葉の形状の違いで区別され、深い切れ込みがある葉はモミジとされているそうです。

出力結果の枝の形は柿の木にも似ている気がします。


■guaking_aspen


読み方「quáking áspen」
 コーキングアスペン…と読めばよいのでしょうか。
和名「アメリカヤマナラシ」「ヨーロピアンアスペン」「ポプラ」


選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク

▼メモ
ポプラといえば北海道が有名だと思います。
なじみがなさ過ぎてあまり書くことがないです。


■small_maple


選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク

 植物種が特定できなかったためなし。

▼メモ
検索しても、これだという検索結果が得られなかった。
小さなメイプルツリー、という意味なのではないかと思っています。

プリセット名でメイプル(かえで)となっていますが、形状は日本のカエデとは違う種類にみえます。
カナディアンメイプルツリーや、アメリカカエデなどのほうが近いのかもしれない。
実物の写真を見ると、枝は上がったフォルムであることが多いのであくまでイメージといった感じなのではないか思います。


■small_pine


選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク
 植物種を特定できなかったのでなし

▼メモ
検索しても、これだという検索結果が得られなかった。
「小さい米松(松ではない)」位の意味である可能性が高いと思われる。
日本の松の枝の特徴はないです。
クリスマスツリーが作れそうなフォルムをしていると思う。


■weeping_willow


読み方「wéeping wíllow」
 「ウィーピングウィロー」でいいだろうか。
和名「シダレヤナギ」

選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク

▼メモ
一見これは本当にシダレヤナギなのだろうか?と思うが、調べてみると枝の形は確かにこのような形である。
このままツールに任せて葉を表示すると、全く別の植物のようになってしまうので、枝垂れた葉は自作するしかなさそうだと思う。


■white_birch


「white_birch」
読み方「ホワイトバーチ」
和名「シラカバ」「シラカンバ」

選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク

▼メモ
多少寒い地域に生えているイメージの植物である。
白樺にしては幹の分かれ目が下過ぎる気もする。
作成後に幹を引き延ばすのもありかもしれない。


■willow


読み「ウィロー」
和名「ヤナギ」

選択直後の状態

▼Wikipediaのリンク

▼メモ
上記の「weeping_willow」よりヤナギらしさがある気がする。
時代劇の川沿いなどによくあるイメージだが、街中で見かけることはほとんどない気はする。


まとめ


guaking_aspenツールのプリセットの枝の形について調べてみました。
アバウトなイメージで作られている部分もあるツールな感じのようです。
作りたい植物に近いプリセットを選んで、枝などのパラメーターを変更して形を近づける、といった使い方が良いのではないかと思います。


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