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北欧の至宝に4回会った話
今回はわたしが北欧の至宝・マッツミケルセン様とコミコンで写真を撮った話をまとめました。「あんなことあったな〜」と記録に残すためにも、あとマッツ様やコミコンに興味がある方に役に立ったりたたなかったりするかも…。長い上に書き殴ってるのでおかしな日本語があるかもしれませんが、時間がある方はぜひ読んでいってください💕
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コミコンとは
そもそもコミコンて何?と知らない方もいるかもしれないので簡単に説明しますと。
コミコンとはコミック・ブック・コンベンションの略称で、漫画を中心としたポップカルチャーのイベントです。世界中で行われており、日本ではもともと東京で12月に開催されていましたが、現在では大阪でも5月に開催されるようになりました。
アメコミや映画のグッズを買ったり、コスプレを楽しむ人がいたり、みんな思い思いの楽しみ方をしていますが、わたしのいちばんの目的は何と言ってもセレブと写真を撮ること(セレブとは海外の俳優さんたちを指します)。
先着ではありますが、お金を払いさえすれば憧れのハリウッド俳優と写真を撮ったり目の前でサインを貰えたりするという夢のイベントがあるのです…!セレブによっては会話できたりするのだとか。もし好きな俳優さんが来るなら、行かない手はないですよね。
1回目(2023年5月/大阪)
わたしが初めてコミコンというものを知ったのは、忘れもしない2023年2月のこと。妹から、大阪のコミコンでマッツが来るらしいという話を聞きました。コミコン何それ状態だったわたしでしたが、お金払って会えるのなら一緒に写真撮りたい。妹もコミコンの存在は知っていたものの行ったことはないので、行くなら一緒にマッツと写真を撮ろうということになり、早速撮影チケットを確認したら…すでに完売状態でした。当時のわたしたちは知らなかったのですが、この時のマッツ撮影券は発売から数分で売り切れてしまったらしいです。「簡単に会えるわけないよね…」とわたしたちも諦めたのですが、その後追加で撮影チケットが販売され、なんとマッツ様に会えることになったのです。あの時の興奮は今でも忘れられないなあ。
そしてコミコン当日。
ドキドキしながら会場に行ったわたしと妹。なにせすべてが初めての事なので、SNSで情報を集めていたものの、まったくどんな感じなのか想像すらできませんでした。19時からの撮影だったので、会場を見て回りドキドキしながらその時を待っていました。いよいよ待機列が出来始めたのでわたしたちも並び、撮影会場に移動させられるわたしたち。手荷物検査を終え、指示された場所に並んでいると…。
なんとサインをしているマッツが数メートル先にいる!突然の邂逅に動揺を隠せないわたしたち。色めき立つわれわれ撮影組にたまにファンサするマッツ。キャーキャー言っているとあっという間に撮影タイムが始まりました。サインはみんなの前でやりますが、撮影はブースの中に入って行うので、中がどういう状態なのか分からず刻々と近づいてくる順番に恐れ慄くわたしと妹。ただとんでもないスピードで人々がブースに入り、そして出てくるので、もしかして撮影時間ってめちゃくちゃ短いのか?とやっと理解し始めました。そしてとうとう撮影ブースの中へ…。当然、すぐ目の前にはマッツの姿が。私たちの前には3組ほどしかいないので、気がつけば私たちの番になりました。
「行って!」というスタッフの合図に、慌ててマッツの両脇に立つわたしたち。しかしここでおかしなことが起きます。背中に温かいものが触れてるなーと思ったら、いつの間にか撮影が終わっており、わたしたちはブースから出されました。妹に「マッツ居た…?」と聞くと、妹も「わかんない」と。なぜかマッツと写真を撮った記憶がすっぽり抜けていました。でもその後すぐに印刷される写真を見ると、私たちの間に完璧な笑顔を浮かべているマッツがちゃんといるではありませんか。そして横で気持ち悪い笑顔を浮かべて、右手をどうしたらいいか分からず拳を握りしめるわたし。でもそれより酷いのが、なぜかカメラではなく虚空を見つめて呆然と映る妹。絶望。写真を家族や友達に見せようと思ってたのに、とても人様に見せられる代物ではない…。ホテルに向かう途中、「まあこれも思い出の一つだよね!」「笑い話にしよう!」とお互い言葉では慰め合っていたものの、気持ちは一向に晴れず、チェックインのロビーに並んでいたところさらに悲劇が起こりました。私たちの前に並んでいた娘と母親の二人組。どうやら娘さんが1人でコミコンに参加し、しかもマッツと写真を撮ったらしく、母親に「見て!」と写真を取り出したのです。悪いなと思いつつ後ろからそっと見ると…完璧な写りのマッツ&娘さんの写真でした。それを見て、わたしと妹はますます落ち込みました。どうしてわたしたちはまともに写真に映れないんだろうと、その晩やけ酒しながら反省会を行いました。もしまた機会があるのなら次こそは…となんかオシャレなバーで管を巻いていると。ツイッターを見ていた妹が、「明日朝イチの撮影チケットが追加販売されてる!」と言うではありませんか。マッツの撮影チケットは約3万円。されど元々2人で撮っているのだから今回2枚撮ったところでさほど痛手ではありません。ここで撮らずに一生後悔するよりも、お金を払ってでもリベンジしたほうが絶対に良い!!ということで、ほぼ迷いなくわたしたちは翌日の撮影チケットも購入したのでした…。
前日と違い朝イチの撮影だったので、急いで支度し2日連続の会場へ。昨日と同じ流れでスムーズ撮影を終える私たち。出来上がった写真には、完璧とまでは言わなくとも昨日よりもはるかに上手く映っているわたしたちがいました。これでやっと人に見せられる、と安心したわたしたちは家路につきました。ありがとうマッツ。この追加撮影がなかったら、わたしたちはせっかく撮った写真を見ずに生きることになってたかもしれない。マッツのホスピタリティには感謝しかないです。
こうやって波瀾万丈な1回目の撮影が終わりました。
2回目(2023年12月/東京)
さて、冬になり東京コミコンが近づいてきました。マッツがまた来てくれるというニュースを聞いて、「また写真撮りに行きたい!」とはしゃぐ私。妹は一度写真を撮って満足したらしいのですが、わたしはマッツが来てくれるのなら何度でも行きたい!ということで、初めての1人参戦となった冬。前回は3人で撮ったのでポーズもかなり限られてましたが、今回は2人。前回みんなの写真を見て何が良いか悩みます。会場は幕張メッセで1人で向かう道中はかなりドキドキでした。さすがに2回目の撮影となるとかなり落ち着いて臨むことができ、無事2人でハートを作れました🫶圧倒的経験の差で、マッツの方がハートを作るのがうまかったです。本来ポーズ指定は禁止なのですが、セレブたちは何となくこちらがしたいポーズを察してくれるので、ハートを作りながら近づいたらスッともう片方のハートを作ってくれました。大阪と同じく撮影時間は数秒ですが、今回は記憶を飛ばすことなく終わりました。あとはあまりグッズを買わないわたしですが、ハリポタ&ファンタビくじを6回ほど引いて40センチのグランデルバルト(マッツ)のアクスタを2つ当てたのは良い思い出。いまだにわたしのテレビの横に並んでいます。アクスタ自体初めてでしたが、こんなに大きなグッズを手に入れるとは。1人参戦で寂しくて友達とラインしながら会場を回ったのも良い思い出です。
3回目(2024年5月/大阪)
今回は1年ぶりに妹も参戦です。マッツは当然ながら、今回はなんとノーマンリーダスも来日ということで妹歓喜。わたしはあまり彼のことを知らないのですが(ウォーキングデッドに出てる人という認識)、妹はドラマやゲームのファンらしく、ならまた一緒に行こうということになりました。マッツとノーマンの撮影券も無事に買えて、去年と同じく我々とセレブ、という3人体制で撮ることに。
当日、慣れ親しんだ会場へいざ!コスプレしている人たちを見ながら、グッズも少し物色しつつ、まずはマッツとの撮影をします。凝った格好はしていませんが、デンマークぽい赤いネイルを施してきたわたしは、マッツとの撮影で爪見せつけるためガオーポーズを…しようと思いましたが、結局ピースになりました。
そこから約2時間後、今度はノーマンとの撮影です。明らかに妹は緊張しており、わたしはファンではないので特になんの感情もなく(そのくせ写真は撮る)。ノーマンの写真を2人で見ていると、右手の甲に髑髏マークのタトゥーを入れていることに気付き、2人で水性ペンで同じようなマークを書き撮影へ赴きました。2人とも右手に書いたのが仇になることも知らず…。
ノーマンとの撮影も、マッツほどではないとはいえすごい勢いで捌かれていくのを眺めつつ、いよいよわたしたちの番になりました。わたしがノーマンの左、妹が右に立ってくれとスタッフに指示され、その通りに立ちます。その際妹は果敢にも、右手の甲をノーマンに見せつけアピール。ノーマンもそれを見て自身のタトゥーが映るようにポーズを決めてくれました。わたしはというと、ノーマンの体に右手が隠れたので、結局また左手でピースサインをしました。なんで左手に書かなかったんだろう…と後悔しました。が、特別ファンというわけではないので、サラッと終わりました。妹は「ノーマンと話せた!写真写り良かった!」としばらく喜んでいました。良かったね!
4回目(2024年12月/東京)
さて、冬。マッツが来日するアナウンスがあったものの、実を言うと今回あまり行く気はありませんでした。なぜなら撮影券って高い!思い出はプライスレスとはいえ、毎回3万円を支払い、しかも福岡から遠征すると旅費も更にかかる!もうすでに3回も一緒に撮ってるのだし、もうそろそろ見送るかな…と思っていました。しかし、事態は動きます。
なんと、ジュードロウ様参戦!!!
実はわたし、マッツ歴よりも圧倒的にジュード歴の方が長いのです。小さい頃に親と一緒に見た「ガタカ」という映画に彼は準主役で出てたのですが、もうそこから大好きな俳優さんになりました。ちなみに映画自体もわたしの好きな映画TOP3に入るほどめちゃくちゃ良い映画です。観たことはない人は絶対に観てほしい…!他にも「A.I.」「SPY」「ホリデイ」「ファンタビ」など素晴らしい映画に多数出演しており、マッツは知らないけどジュードロウは知っているという人は多いでしょう。こりゃ行くっきゃない!と思っているところに、なんとマッツ&ジュードのダブルショットが発売…?ええ、迷いなく買いました。冬のボーナスはこの為にあるのです。と言うわけで、初めてのわたし&2人のセレブという3人体制で撮影することになりました。
コミコン当日。1年ぶりに幕張メッセにやってきました。4回目だというのに、めちゃくちゃ緊張してました。だってセレブ2人と撮るって初めてだから。ポーズどうするんだろうってずっと悩んでました。しかもこの日、わりと時間がなくて会場に着いたらすぐに撮影の待機場所に向かわないといけなかったので結構焦り気味でした。並んで待っていると、遠くの方でジュードロウがサインしているのが見えて、「本当にいる…!」とドキドキ。1時間ほど待って、いよいよ撮影になります。同じ列に並んでいる人を見ると、「この人たちも6万払ってここにいるんだな」と同志を思う気持ちになります。しかもマッツとジュードのダブルショットは数分で売り切れたらしいので、それをみんな勝ち抜いているんですよね。やっぱりホグワーツの格好をしてる人が多かったです。
撮影ブースに入ると、当然ですがマッツとジュードがいました。格好いいー!と思っているとあっという間に自分の番になりました。わたしが「ハロー!」と言いながら近づくと、ジュードは「Come in!」と笑顔で迎えてくれました。特にポーズとかなく普通に2人に挟まれて撮って、「センキュー!」と言いながら出て行こうとすると、マッツが「Thank you!」と言ってくれました。2人とも優しすぎるだろ…。写真もわりと良い出来だったので満足して、少しだけグッズを見てから空港へ行きました。あまりコミコン自体を満喫するまではできませんでしたが、今回で完全にジュード沼に落ちてしまったわたし。今は彼にコミコンのお礼を兼ねてファンレターを出そうと計画中です。
最後に
マッツと4回も写真を撮った話はこれで以上です。ダラダラ長くなってしまった上に自己満足な内容でしかないですが、2年間の思い出を振り返る良い機会になりました。個人的にはまた行きたいのですが、次の大阪コミコンは大阪万博と時期も場所も被っているらしく、おそらく行かないだろうと思います。冬に行くならそれまでに自分の見た目と英語力を磨いていきたいものです。そして最後にこれからコミコンでの撮影に挑戦したいと考えている方にアドバイスですが、どうしても初めての撮影ではあまりの緊張とスピードで記憶を飛ばしてしまいがちです。無理にポーズを取るのではなく、とにかく落ち着いてカメラを見るようにしましょう。そうすればよっぽどのことが無い限り変な写真ができることはないはずです。あと、値段が高いと悩んでる人たちには絶対行ってもらいたいです!間違いなく人生において良き思い出になります。みんなコミコンで夢のような体験をしよう!