見出し画像

アイススケートへ!

やあ。とある保護者です。
今日は、ボーイスカウトの活動でアイススケート場へ行きました。
長くなるので、項目を作りました。気になる見出しをご覧くださいませ。


ボーイスカウトでアイススケート!?

まずボーイスカウトに入団すると決めたのは3月でした。3月の最終活動日は1年間の活動の写真をスライドショーで見ました。
キャンプや、もの作り、募金活動の様子。そして、アイススケートやスキー、イチゴ狩りの様子まで!

ええええ!色んな活動するんだー!とびっくり。
団によると思いますが、とあ~るの子が所属する団は月々の会費(ビーバー隊は1000円/月)と育成会費(PTAのような)から活動費が賄われます。隊員一人につきその保護者1名まで出ます。※その年の会計によります。

活動内容は団によりますが、とにかく何でも体験ができると知って、親子共々わくわくしました!

アイススケート怖くない!?

とあ~るは全くアイススケートの経験がありません。何よりも運動に関して不器用なので、きっと初回はうまくできないだろうなと思ってました。
子ども同じような気持ちだったようで、できるかどうか不安もあるけど、やってみたい!そんな気持ちです。
何事も体験ですね。そして何よりも隊長さんや他の保護者の方々がいると安心して飛び込めるような気がしました。

出発!そして忘れ物

9月に入ってもまだまだ猛暑。33度。でもアイススケート場はかなり寒いとの情報で、裏起毛のトレーナーに、厚手のコート、厚手の手袋、マフラーを準備しました。
大荷物です。そして集合時間は朝早い。駅の近くの駐輪場で子どもがぽつり、「Suica忘れた…。」
ボーイスカウトの交通費は活動の後に支給されます。この頃は回数券がなくなった関係と移動時の切符購入の手間暇を考慮して、各自で交通ICカードの準備をするよう言われていました…
残念。荷物も多いし仕方ない…切符を急いで購入し、集合場所へ向かいました。
※スケート靴は硬く、足を痛めやすいため、厚手の靴下を持参されることが推奨されています。

みんなでバス移動!

船橋駅から稲毛駅まで電車に乗車し、その後はバスでアクアリンクちばへ!
バス移動では子どもたちが先に着席しているため、大人は後から空いている席へ。とあ~るはカブ隊の男の子の隣になりました。人懐っこい子で、いつも会うと刈りたての頭を触らせに来てくれます(保護者の方ご了承済)。でもやっぱり最初は緊張している様子の男の子。とあ~るはコミュ力がある方ではないので、しばらく無言の私たち。そして飽きてきた男の子は前の男の子にちょっかいをかけ始めました。これはいかんと思って、しりとりを提案。ベタ! 赤か白いもの限定の制限付きしりとりで。かなり楽しんで、あっという間にアクアリンクちばに到着。降りた時に「またやろうね!」と言われて、心の中でガッツポーズ。

極寒のスケート場!

外の蒸し暑さから一変、入るなり極寒の施設内。とあ~るのこの時の服装はタンクトップに編み目の荒い半袖カーディガン。震える。リンク内気温約6~8度。
まずはスタンドの2階席へ。団体に向けての説明を聞きます。座って間も無く、説明が始まります。すんごい大事な説明あってるけど、タンクトップのとあ~るは震える。汗がどんどん冷たくなる。説明を聞き逃すまいと着替えず聞きます。ひーーーーーー!

いきなり滑走!

説明終了後、みんなで防寒着に着替えます。団体に向けてのスケートのワンポイントレッスンは20名以上からのため、数合わせとしてとあ~るたち保護者も全員参加します。
そのレッスンはなんと1時間後予定。つまりレッスンまでいきなり滑り始めることになる!?
ハラハラ。
スケートリンク外で靴に履き替えます。
持ち物のリストから漏れてしまっていて、厚手の靴下を忘れた我々ボーイスカウトたち。子どもは平気な顔してスケート靴を履いて、「早くやりたい!やりたい!」と意気揚々です。
とあ~るも子どもたちの靴やプロテクター装着の手伝いを終えて自分の準備へ。レンタルしたスケート靴を履いて嫌な予感。親指には余裕が少しあるけど、親指と小指の付け根が既に何か硬いものに当たって痛い…
しかし子どもたちはもうスケートリンクに出てしまっているし目を離せないし、あーーーこれは我慢するやつかな…
始める前から萎えているとあ~る。どうなるこの後!!??

死の恐怖!誰も助けられないぜ!

カブ隊のお姉さんたちに着いていって、勢いでアイスリンクに踏み出して行ったとあ~るの子ども。やはりびびり散らかして壁伝いに恐る恐る歩いていました。今にもすってんと転びそう。どうしよう~助けられないよ!私も意を決して一歩踏み出して、左足をリンクに………

無理!無理無理無理無理無理無理無理無理!
ムリ!!!!!!

立てる気がしない!片足で死の予感したよ!!!思わず足を引っ込めました。
リンク外で立ってる感覚とは全然違う。体重を乗せられません。
「終わったわこれ。」
この後のレッスンに参加できる気がしないわ。

経験のある保護者の方々や隊長さんがとあ~るの子どもをフォローしてくださっている姿を見て安堵。リンクの外を歩いて子どもの近くまで。泣きそうなくらい目を潤ませてながら、子どもも恐怖と戦いながら頑張っています。
こんなこと、ボーイスカウトに入る前には考えられないことでした。前だったら、「できない!怖い!」と、経験の無いことにはとても慎重で臆病で泣いていてしまうような子でした。
ボーイスカウトに入って急成長しました。お姉さんお兄さんたちの姿を見て勇気を貰ったんだと思います。
そんな子どもから
「ママ!!ママなんでやってないの!!!???」 

よちよち、ツルツルとおぼつかない足取りながら、怒りが若干こもってますね。
子どもが必死に頑張ってるのに、怖がってやらなかったら、良くない…せめて一度は…

一周約400mくらいでしょうか。100mおきくらいにリンクへの出入口があります。
一度踏み出したら100mまで死の恐怖です。

無理!無理無理無理無理無理無理無理無理無理

いざ!スケートレッスン!

マジでどうしようかと思って、隊長さんに「無理かもです…」と話しますが、隊長さんも苦笑いで「レッスンありますから。」と。ですよね。ですよね。
レッスンが始まって、子どもたちが次々とリンクへ。とあ~るの子どもも怖さと戦いながら真剣な表情でリンクへ踏み出します。
「わーーー無理かもですーー!」と言うと、スタッフさんから
「右足踏み出して、壁に向かい合ってカニ歩きです。右足に左足を寄せて…」と促されます。
※通常左周りですが、レッスンの間は他のお客様たちから離れて行います。

あああああああああ!!!
右足に続いて左足もついにリンク内へ!!!
今あたし、壁のへりから手を離したら死ぬ!!!!
ガチガチで立ちます。言われるがまま、カニ歩き。牛歩。

みんなもうレッスンが始まってる中で、なんとかみんなの場所まで。
一人の保護者の方は早々に「私やめておきます!」とリンク外へ。撮影に徹しておられました。

スタッフさんからの指示で、「まずはその場で足踏みです!ももをあげていちに!いちに!」  

ええええ!!!!????足をあげる!!!!!????

とあ~るはリンクを囲う壁のヘリ(幅10㎝くらい)をロッククライミングのように指先でガッ!と掴むことで限界です。
まじかよおおおお(半泣き)
ガチガチに緊張しながら、その場にとどまるのが精一杯。
次の行程のため、移動する一団。とあ~るはヨチヨチ、ノロノロ向かいます。やっと追い付いたかと思えば、また元の場所へ移動する一団。
壁伝い歩行から、既に手を離してリンクの真ん中へ足を踏み出している我が子。

頑張ってるなぁ…(感涙)

と見送って、死ぬ気でリンクの出入口に戻ってきたとあ~る。先に離脱した保護者と共にベンチへ。

靴を脱いで、
「あーーーー!解放!!!」と喜び合いました。
プロテクターを外すと一気に血が巡ったような。

子どもたちはどんどん新しい行程へ挑戦し、安全なこけ方や立ち上がり方、ブレーキを学んでいました。ぐんぐん滑れる子もいれば、とあ~るの子のようにおぼつない子も。こけても誰も泣きません。
みんなすごいな!!

一生分の滑走!

レッスン後、リンクの整備時間に。綺麗になる様子をみんなで見ました。
そしてその後の一時間半の間、自由に滑ることに。早々にやめてスタンドから見学する子もいれば、すってんころりんしながらガンガンに滑っていく子も。みんな思い思いに過ごしています。
とあ~るの子は壁伝いに黙々と一人で歩きながら、時々他の子と手を取り合って楽しんでいました。
そして、リンクの外でヘラヘラしている私を見ると、ジトッと一瞥して去っていきます。

何周かしていると転んでしまったとあ~るの子ども。他の保護者の方に見守られながら、一人で立ち上がることができました!えらい!

「すごいじゃん!頑張ってるね!」と声をかけると、

「ママもうやんないの!?」と。
怒ってますね。

ハァー。もう二度とやらないと思って、今日、今、ここで、一生分の滑走をすることに心を決めました。カッコ悪いとこ見せてもいい。意地です。

いざ。リンクに入ると後悔が襲います。
あーーーめっちゃ怖いいいいい。腕が疲れるうううううう。
後ろからヨチヨチ歩きの子どもが「ママーー!」と呼んで追いかけて来るけど、振り返ったらバランスを崩して死ぬ!と思って、聞こえないフリでなんとか100m歩きました。

その後も100mおきに休憩しながら、2周はしました!えらい!!!!!!!!
途中、とあ~るを抜かしていく子どもたちが

「●●ちゃんのママやっほー!」と声をかけてきたり、
「もう俺こけないで一周滑れたよ!」と嬉しそうに報告してきたりしました。
子どもたちは本当に楽しそうでした!

バスで隣になった男の子は、めちゃくちゃにこけながらも果敢に攻めて、滑りに滑りまくって、汗だくになっていました。

子どもたちにとあ~るがどんな風に写っていたかわかりませんが、ビーバー隊もカブ隊の子もだいぶ仲良くなれたような気がします。

とあ~るの子も「人の手を借りながらだけど、滑れるようになった!」と自信に溢れた顔をしていました。

私も本当に満足!充分!もう二度とやらない笑

無事に帰宅!

みんなでお昼を食べて、着替えてまたバスに乗ります。親も子も満足そう。
帰りのバスは爆睡する人も。
誰一人怪我をしないで船橋駅まで戻ることができました。よかった。よかった。
大きな経験になったと思います。

え、なんかさ、この日記を書きながらすごい腕が重いんですが………これ、明日はカラダがバキバキなやつ!!!!!?????こーーーわっ!!!

次回は防災について学ぶ活動になります。
ごきげんやう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?