見出し画像

技術顧問の視点から見るトレタの開発組織の魅力

こんにちは。COO室のHMです。

5月13日にクレスウェア株式会社の奥野 賢太郎さんの技術顧問就任を発表しました。奥野さんは、2019年よりエンジニアとしてトレタの開発にご協力いただいています。奥野さんに技術顧問の役割についてお聞きしました。

奥野さんとトレタの関わりについて教えてください。
自分も関わっているコミュニティ「Angular日本ユーザー会」のメンバーにトレタの方がおり、その方から誘われたのがきっかけで2019年に業務委託としてジョインしました。元々、外食が好きだったので、日本全国で展開する大きなチェーンから、家族で経営するような小さな規模まで多種多様な飲食店に対して、どのようにしてプロダクト開発をしているのか、とても興味がありました。

トレタのオフィスを訪問すると社内の雰囲気が明るく、雑談も多くて活発に意見が飛び交っていました。開発組織だけでなく、他部署ともコミュニケーションが密です。飲食店に貢献したいという気持ちが一緒で、同じ方向に向かっているのだなと感じました。

奥野さんから見たトレタの開発組織の魅力を教えてください。
当初は、技術面においては意外と保守的な印象を受けました。ところが業務で深く関わるようになると、FlutterやClojureなども積極的に取り入れていることが見え、保守的ではないことがわかってきました。

保守的な技術は手堅い反面、属人化しやすいデメリットもあり、その結果、組織の新陳代謝が滞るリスクもあると感じています。一方で、新しい技術ばかり追いかけていると安定が難しいのです。トレタはバランスよくさまざまな技術を取り入れている点が魅力だと思います。手堅さもありながら、大胆さや挑戦的であり、柔軟に舵取りができていると感じています。とは言うものの、最新の技術もどんどん古くなっていくので、常に新しい技術をキャッチアップし、取り入れていく姿勢を続けて行きたいです。

プロダクトの側面で言えば、飲食店向けのバックヤード側である管理画面とコンシューマ側のどちらにも関われるのも魅力ですから、一度に多くの経験を積むことができる組織だと思います。

そもそも、外食が好きな人にとっては、飲食店の方の作業負荷の軽減や課題解決に貢献できるのはやりがいを感じやすいと思います。導入いただいているお店に伺えば、喜んでくださる姿に触れることができるのも、とても魅力ですし、勉強にもなります。

「技術顧問」とはどんな役割なのでしょうか。
技術顧問とは高い技術や専門性を持ち専門的なサポートを行っている外部人材を指すことが多いですね。私が考える「技術顧問」とは、大きく2つあります。ひとつが、特定の技術やスキルに対して、その分野で名が知れるほどの高い専門性を持ち、特化したタイプの技術顧問です。もうひとつは、一定水準以上の幅広い技術やスキルを持つタイプです。

私自身は後者のタイプだと思っています。私の持つ技術はもちろん、これまでの経験も生かして、自分ならではのスタイルでトレタの開発組織の技術やスキルの向上のサポートや提案をしていきたいです。

今後、どのようなことをしていきたいですか。
私自身のキャリアは少し変わっていて、10代から20代は音楽活動に没頭していました。自分が創作した音楽をもっと多くの人に知ってもらいたい一心で、Webサイトを開設したことがエンジニアへの第一歩でした。そこから徐々に開発のおもしろさにハマって行きました。次第に音楽から開発へと軸足が変わっていく中で、技術の習得だけでは飽き足らず、開発者のコミュニティーでは運営を担当したり、人前に出ることや開発者が集う場を作る経験を多くしてきました。こうした経験を惜しみなく提供して、組織作りやコミュニケーション促進、社外への情報発信など、幅広くお手伝いできたらいいなと思っています。

トレタの組織内の人間ではないことも私の強みだと思っています。社外の立場だからこそ見えることや気づくこともたくさんあると思うので、こうした視点も生かしていきたいですね。トレタは現場の声が通りやすい企業風土なので、積極的に声を出していきたいです。

ありがとうございました。

現在、トレタではエンジニアを募集しています。
興味をお持ちいただけましたら、ぜひカジュアル面談で詳しいお話をさせてください。