院卒工場配属者のキャリア
こんにちわ。
眼鏡トレーニーです。
私は↓の記事でも記載した通り、生産技術職として日々業務を行っております。
今日は、院卒工場配属者のキャリアについて綴っておこうと思います。
仰々しく、キャリアを語りそうな感じを醸していますが、私はまだ4年目のペーペーです。
ですので、今持っている知見から今後のキャリアについての考えなどを記録しておければと思います。
ここまでのキャリア
という見出しで書き始めますが、冒頭に記載の通りまだ4年目のぺーぺーです。
語るようなことはまだ成し遂げておりませんが、一度ここで業務の棚卸をしておきます。
経歴
大学4年~大学院修了 高分子系の研究に勤しむ
入社1年目~3年目初旬 化学品工場の運転管理スタッフ
入社3年目途中~現在 化学品工場の技術担当スタッフ
私は、大学時代は高分子系の研究をしていました。
高分子の合成実験およびその評価が研究の具体的内容でした。
ですので、漠然と社会人になったら高分子の研究を行うものなのかなーと考えていました。
しかし、実際に入社してみると研究ではなく、現場最前線の運転管理。しかも高分子ではない工場。
化学工学は授業で右から左に聞き流した程度しか分からず(何も分からない)、大学時代に身に着けた知識はほぼ使えない状態。
大した教育もなく、1年目は何をどうすればよく分からず終えました。
2年目に入るくらいかオペレーター(運転員)の方たちと話をしたり、議論したりしつつ、現状に即した運転方法の最適化や作業負荷となっている個所の改造検討、安全検討などの主担当になっていきました。
2年目には初の大定修を経験し、てんやわんやの現場を経験しました。
そこで見えてきた定修における課題を次の定修に生かそうとテーマアップして仕事をしようとしていた矢先の3年目初旬運転管理スタッフから技術担当スタッフへの異動となりました。
手を付けようとしていた課題を解消することはできませんでしたが、現場最前線から一歩引いて比較的俯瞰的に見ることができる技術担当に異動できたことは私のキャリアにとってとても良い出来事だったと思います。
そこから、より技術を駆使する必要がある技術担当として仕事をしています。運転管理スタッフの時分よりもクオリティの高いアウトプット、またより厳しいフィードバックを受けていますが、毎日勉強しながら業務を進めています。
運転管理スタッフは現場を抱えており、それがいつ何時トラブルを起こすか分からず、そのトラブルの大小も様々です。
ですので、顕在化するトラブルを優先順位を考えて対処していかなければなりません。ということで、どうしてもより短期的な視点で業務をせざるを得ないと言えます。
技術担当スタッフは現場を抱えてはいませんので、そこまで日々のトラブルシューティングに追われることはなく、中長期的な視点で業務を進めています。反対に言えば、短期的に解決できない問題に対応していくことになるので、重い問題になります。
業務内容
運転管理スタッフ
作業員の作業管理
日々の運転管理
生産管理
技術担当スタッフ
担当プラントの長期的課題の技術検討
担当プラント製品の品質管理
海外同系プラント支援
これからのキャリア
今後のキャリアについては未知な部分が多いです。
そんな中ですが、可能性のある次期ポストを洗い出して書いていきたいと思います。
現場リーダー
工場技術担当リーダー
その他
1.現場リーダー
技術担当を経て現場のリーダーになっていくキャリア。
今の現場長の方もこの道を通っている方が多いです。
技術を学んだ上で現場長になるというパターンですね。
2.工場技術担当リーダー
今の技術担当でキャリアを進めて長になるパターン。
あまりありませんし、あまりこれになりたいとは思えません。
3.その他
その他の道。
全く違う分野でキャリアアップしていくという道です。
自分の希望キャリア
私の希望キャリアは、前項での3.その他ということになります。
私は、これまでのキャリアにも記載した通り、元々は全く違う分野を研究テーマとして学生時代を過ごしました。
その分野において、仕事をしたいという気持ちが拭えず今を過ごしています。
ですので、その分野×入社からここまでで培ってきた化学工学の知見を生かすことができるようなところでキャリアを過ごしていきたいと思っています。
そのために必要なスキル
前項ではその分野における知見がある、化学工学の知見があるように述べましたが実際はその異動先で武器になるものは持っていないと自己評価しています。
そこで違う武器を用意しようと考えています。
データアナリストとしての能力
英語能力
この2つを伸ばしていこうと思っています。
データアナリストの能力は、今後どの分野でも必要になると認識しています。
よってまずは統計検定などで統計学の知見を得ます。
英語に関しては、今が低すぎるのですが、今後の企業のグローバル化傾向から考えると必須になります。
この辺の能力を向上させていきたいと思います。