努力の仕方
こんばんわ!!
私は、小学校2年生から高校3年生まで本気でサッカーに取り組んできました。
今日はわたしの苦い経験を踏まえて努力の仕方を自分への教訓半分綴っておこうと思います。
間違った(効果の薄い)努力①
私は小っ恥ずかしいですが、小学校時代にはプロサッカー選手を目指して日々サッカーに明け暮れていました。
小学校が終わればサッカー、中学受験を見ていたため、塾に行っており、塾が終われ21時からサッカーの日々でした。
当時ガンバ大阪の加地亮選手に憧れてクロスの練習を毎晩毎晩無我夢中にしていました。
その頃はボールを触れば上手くなる。
やればやるだけ成長する。
そう思ってがむしゃらに闇雲に何も考えずボールを触りました。
おそらくそこで結果として少し上手くなったのが成功体験として良くありませんでした。
この努力の仕方で良いのだと勘違いしてしまったのだと思います。
間違った(効果の薄い)努力②
その後、中学に入り、同じようにサッカーが上手くなりたい一心でボールに触れました。
ボールに触ると同時に体力を武器にするべく、走り込みを取り入れました。
それによって、チーム1くらいの体力を手に入れ、レギュラーとして試合に出続けました。
これもよくなかった。
間違った(効果の薄い)努力③
高校に入ってチームのレベルも高くなり、目立つ存在ではなくなった私は、いかにレギュラーになるかをいつも考えていました。
そこまでの成功体験から成功までの道筋が分かっていると勘違いしていました。
そこで出てくるアクションプランは
もっと走り込みを取り入れる
筋トレをする
プロサッカーから知識を取り入れる
といったような定性的なものばかりでした。
その結果、高校ではレギュラーになることはできませんでした。
正しい努力の仕方
高校を卒業→大学、大学院を卒業→就職を経て色々なことを経験してきました。
特に大学、大学院の研究室の教授からの指導で私は成長したと感じています。
教授は、毎週あるゼミでの研究テーマの進捗報告にて以下のことをしつこく厳しく問うてきました。
そのアクションをなぜとったのか
そのアクションでどんなことが起きると予想されるのか
そのアクションでどのくらいのメリットがあるのか
研究テーマのゴールまでの道のりでどのくらいの位置にいるのか
といったように、しつこいくらいアクションの分析をさせられました。
理論的かつ合理的なものを答えられなかった場合には、なぜなぜ攻撃が始まり、学生の考えの本質を見抜きにかかります。
毎報告で汗だくになったのを思い出します。
これは、私のサッカー人生にも通じる部分だったなと感じます。
ただ漠然とゴールを設定せずに闇雲にがむしゃらにできることをやって効果の薄い努力に勤しんでいたのだと研究室の指導から学びました。
これからの人生、現状を正確に把握し、自分の理想とのギャップを埋めるために適切なアクションプランを選択する、そういった正しい努力を重ねていきたいと思います。